こんにちは。ご質問ありがとうございます。
介護にかかる費用は、個々のケースによってだいぶ異なるので、ここでは平均を用いた参考例をご紹介させてください。
まず、介護にかかる費用を大まかに分類すると
・住宅改造、介護用ベッドなどの一時費用
・公的介護サービスの自己負担費用や消耗品費などの毎月発生する費用
に分かれます。これらの2種類の数値について、平均値を見てみましょう。
公益財団法人生命保険文化センターの調査によれば、平均的な介護期間は4年7カ月とのことでした。
計算しやすくするために、5年として考えましょう。
この間に発生する、一時的な費用と月額費用の平均値は以下の通りです。
一時的な費用の合計:69万円
月額費用の合計:7.8万円 × 12カ月 × 5年 = 468万円
合計:69万円 + 468万円 = 537万円 → 約540万円
参照:介護にはどれくらいの年数・費用がかかる?|公益財団法人 生命保険文化センター
https://www.jili.or.jp/lifeplan/lifesecurity/nursing/4.html
どれくらいあれば安心できるか、というのは、その時の質問者様やお母さまの状況により異なるため、一概には申し上げられません。
実際に介護が必要な状態になる前に、一度お母さまがお住まいの地域の介護施設や市区町村役場に出向き、相談してみるのをおすすめします。
1 名の専門家が回答しています
関連する質問
民間又は国や行政機関の老人福祉施設について、
老後の心配や不安という方がいらっしゃいますが、其れはまだ老域に達していない人たちのことで、正直、筆者自身はもうとっくに老齢に達している年代になっています。 実際に老生になっている現在の生活そのものは年金ぐらしで凌いでいますし、健康的にも今のところは問題なく何とか営んでいます。ただ、子供は三人いて何れも所帯を持って独立していますし、しかも、遠方にて暮らしていますのでオイソレト連絡も取れず、従って、現在では老夫婦二人の暮らしになっています。 此のような生活実態で先ず、心配ごとや不安というのは間もなくやってくる老衰や病気、其れに突然の怪我などです。 手元には多少の資金はございますが、以上のように思わぬ出来事が発生した場合は医療費や介護費が当然ながらかさみますし、何でも国の試算によりますと老後は2000万円ほどは必要だともされているようですが。 とてもじゃないけどこんな大金はありませんし、又、イザとなって老人ホームや福祉施設(老人福祉)等へ入居する場合はどのような施設があるのか、又、国や行政機関などでも其のような施設があるのか、資金的にも国の補助や扶助といったものもあるのかどうか、お伺いしたいとお思います。


実父が亡くなり、今後の母の老後のことと相続のことが心配です。
昨年、義父と実父の両方が亡くなりました。義実家の方は義母がまだ元気なので兄弟と義母とで相談しながら相続のことについて話し合いをしたようです。現金の相続できる分は少しだったので一旦は義母が全額受け取り、自分が亡くなった時に家を売ることで子供たちで分けてね、ということだったそうです。今回、自分の父親が亡くなり、これから相続の問題も話し合うわけですが、正直言って母も高齢ですし、兄弟仲も良いとは言えないので今後の話し合いがどうなっていくのか心配です。自分の娘の名義で父がかけてくれていた保険も相続の対象だと知り、この分は兄妹には話していなかったので後で問題になるのかな、といまから気がかりです。親の介護は兄妹できる範囲でやってきたのでどちらかがすごく負担が多かったということでもなく、同居もしていないのでそこは平等だと思っていますが、長兄がどうしても主導権を握りタイプの人なので今後のことを考えるととても心配です。


相続について
現在、4人家族で主婦しているものです。コロナ禍の影響で、老後についてかなり不安になっています。というのも、子供を持つ親として正直、子供の資金や教育費などで手一杯なのが現状です。とても、老後を楽しみゆとりはないだろなと思いますし、年金を貰えることに対しても夢や希望はありません。そのような状況で、老後のお金を蓄えられている方の生の声がききたいと思っております。そして、みなさん、どのような対策されているのか気になります。自分の事でありながら全く老後の事など見て見ぬふりをしている自分がおります。例えば、老後夫婦2人で年収が700万くらいだった場合の老後貰える年金額と生活費などの必要経費について知りたいです。以上、宜しくお願い致します。


家族間の相続。準備は何から始めるべき?
相続の話をしたいです。仮に急に親が亡くなった場合、それまでしていなかった相続問題をどのように家族間で折り合いをつけていくのかを聞いてみたいです。何から準備をしていけばいいのか、という「基本中の基本のこと」から相談したいです。


父親の内縁の妻と、相続で揉めないためには何をすべき?
私は29歳(既婚子供3人)、日常生活の援助のため、父方の祖母と祖母所有の一軒家で同居しています。4つ上の姉が1人(既婚・子供2人)おり、こちらは近くに家を建てて生活し、姉妹仲は良好です。私たちの母は十数年前に他界しているのですが、近所のマンションで一人暮らしをする60代の父がおり、先日「5年付き合っている彼女と一緒に住むことにした」と50半ばの女性を紹介されました。彼女さんは婚姻歴なし、子供なしの一人っ子で、他県に要介護状態のご両親がいらっしゃるそうです。今後も籍を入れるつもりはないそうですが、女性が家を借りている分の家賃を老後の貯蓄に回したいので同棲することにしたと。父のマンションのローンは返済し終わっており、定年後再就職して生活にゆとりがある(退職金でまとまった貯金もある模様。今の職場を退職しても、年金が月々30万近く受け取れる状態)ため、女性は仕事を辞めて家事に専念する予定だそう。父の死亡時は1800万の生命保険がおり、その受け取りは私になっていて、葬式代等はそこから出してほしいとのこと。父の人生なのでそれは好きにしてもらって良いのですが、今後実家に彼女さんが住んでいる状態で父が先に亡くなった場合、収入も住む場所もない高齢女性をいきなり放り出すわけにはいかず、とはいえ父のマンションの名義を彼女さんに変更してあげるにも籍を入れていない状態では色々と面倒なことになるのではないか?と心配しております。私達姉妹と内縁の奥さん、父の死後スムーズに相続を進めるためには、父が元気なうちにどんな書類(遺言書とその内容など)を用意しておいてもらえばいいのでしょうか?

