専業主婦の社会復帰について

女性30代 kaz0303さん 30代/女性 解決済み

現在1歳の子育てを行なっており、専業主婦として家庭にいる時間が長いのですが、これから第2子を検討したりすると社会復帰するタイミングが難しいと感じることが多いです。以前は、社員で接客業を行なっていましたが、結婚を機に事務職へ転職をして2年程度の経験しかありません。復帰をするにあたり、シフト制の仕事よりもできれば土日休みの事務職が良いなと考えておりますが、年齢も40代に入ることになるのですが、様々な情報サイトでは、フルタイムは余程スキルがないと難しかったり、経験が優遇される風潮があります。また復帰しても会社がブラック企業であったりと不安な要素が多く、情報を探すだけで疲労してしまいます。今子育てしているからこそできる資格取得も多くあるのですが、正直資格だけをとっても実績がついてこないと難しい様に感じております。なので新しい業種というよりは、今までの経験が生かされる職業のほうが、応募しやすかったり面接まで進めたりするのではないかなと思っています。40代から社会復帰する方の多くは、やはり選択肢として「パート」「アルバイト」などの職種しか戻れる機会は少ないのでしょうか。以前働いていた企業を見ても45歳すぎで、女性で社員で働いている方はさほど多くなかった様に感じます。流れ的に今まで会社員の方も女性はライフイベントなどに応じて、徐々に離脱していくほうが多いのでしょうか。50代60代でもまだ働ける職業とは一体何があるのでしょうか。

1 名の専門家が回答しています

山本 昌義 ヤマモト マサヨシ
分野 仕事全般・転職・退職
40代前半    男性

全国

2021/03/17

こんにちは、婚活FP山本です。まずはご質問の前に、今後のお金の基本についてお伝えします。まずお子様の教育費ですが、これは22年総額平均で1400万円ほど必要です。平均的に準備するとすれば一年あたり約64万円、月々5万円ほど貯金が必要になります。また先般、老後資金2000万円問題が騒がれましたが、実際には一般的に倍の4000万円程度が必要です。これを60歳までの約25年で準備するとすれば一年あたり160万円、月々13万円ほど貯金が必要になります。つまりあなた様の場合、第2子も踏まえて今後を考えると、教育費と老後資金で月23万円ほど貯金が必要です。これは一般的に、正社員の共働き夫婦でも簡単には貯金できない金額になります。そして貯金が不十分なら、不十分なほどにいずれ教育費破産・老後破産する可能性が高まってしまうのが実情です。厳しい部分もあるかもしれませんが、まずはしっかり現実を知っておきましょう。

そのうえで、ご質問についてお伝えします。まず上記の通り、今後の必要なお金を考えると、できるだけ正社員での社会復帰が必要です。しかしお気づきの通り、どうしても社会復帰には経歴とともに年齢が重要であり、一般的には40代どころか35歳を過ぎると急速に厳しくなります。この頃には少々の資格があっても関係なく、採用されるにしてもパートやアルバイト、ブラックな環境での非正規仕事しか探せなくなるのが実情です。しかも、今はコロナで就職・転職市場が大幅に悪化しているので尚更といえます。付け加えれば、最近では事務職の正社員は非正規に置き換えられている傾向です。この状況下で就職するには、やはり経歴を活かせるところを筆頭に、とにかく手数を増やす、1社でも多くの会社に応募する必要があります。その一方で、どうしても就職が厳しい場合は、就職は諦めて「フリーランス(自営業)」として仕事をしていくのが一つの手段です。最初は稼ぎにくいことも多いもののフリーランスなら年齢も経歴も関係なく、努力次第で少なくともパートや非正規などよりは稼げるようになります。子供のためにも、ぜひがんばっていきましょう。

少し補足させて頂きます。フリーランスなら定年がありませんから、努力次第で50代でも60代でも相応に稼ぐことが可能です。これはそのまま、老後資金への対策にも繋がりますから、この角度で今後を考えるのも有効といえます。また老後資金は実際に必要になるまで時間がありますから、「資産運用」に取り組むのもおすすめです。リスクはありますが資産運用なら、仮に5%運用できれば一年あたり約84万円、月7万円で60歳時に4000万円を準備できる計算になります。少し考えてみましょう。簡単にまとめると、あなた様は今後を見据えると月23万円ほど貯金が必要であり、この金額を考えると基本として正社員での就職が必要です。しかし一般的に35歳を超えると急速に就職が厳しくなりますから、それを覚悟のうえでまずは賢明に就活に励み、厳しい場合はフリーランスを視野に入れる必要があります。必要に応じて資産運用なども視野に入れて、ぜひ未来を見据えて今どうすべきかを考え、行動を起こしていきましょう。

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