年金だけでは老後の生活は乗りきれないのか?

女性50代 iyasiさん 50代/女性 解決済み

日本政府は否定しているようですが、老後に自己資金が2,000万円必要との話があります。どんどん若者が少なくなり、定年後も働ける間は働くようにという風潮もあります。老後は、夫婦で旅行でも楽しみたいと思っていたのですが、そのような余裕はないのではないかと不安に思っています。500万ほどの貯金はなんとか貯めることができましたが、家の修繕など今からかかるお金のことを考えると、一体いくら貯めておけばいいのか気になっています。今のまま定年まで勤めあげますと、夫婦で20万を少し超えるくらいの年金をもらえると考えています。二人とも75歳くらいまで元気でいれるとしたら、いくらくらいの貯金が必要になるでしょうか?専門家の方の意見をお聞かせいただけると幸いです。

1 名の専門家が回答しています

小高 華子 オダカ ハナコ
分野 老後のお金全般
50代前半    女性

東京都

2021/03/09

ご質問ありがとうございます。
老後資金の2000万円の真相ですが、平均的な年金収入から平均的な支出を引くと、月に約5.5万円足りなくなり、60歳でリタイアし90歳までの30年間で試算した場合、5.5万円×12カ月×30年で1980万円となり、約2000万円が必要だということです。しかし、リタイアする年齢は人それぞれですし、企業によっては70歳定年も増えてきています。老後資金を準備するうえで大切なことは、一般的な数字に振り回されず、何歳まで働くか、どのくらいの暮らしを考えているかということを、しっかりとイメージしていくことです。
・下の計算式を参考にしてみてください。
① リタイアした年齢~平均余命までの収支総額
年金収入-生活費=1ヶ月分の収支×(平均余命年齢-リタイア年齢)
① 特別支出の総額
リタイア時点の住宅ローン残高+家電の買替え費用+車の買替え費用+旅行・娯楽費+医療介護費(リフォーム代など)
② 特別収入の総額
退職金・企業年金・確定拠出年金・個人年金・貯金
③ リタイアまでに貯めたいお金
①―②+③
※平均余命:男性81歳・女性87歳
※生活費:現役の70%~80%くらい

なお、生命保険文化センターの「生活保障に関する調査(令和元年度)」によると、夫婦2人で老後生活を送る上での最低生活費は、平均22万1000円で、ゆとりのある生活をするための費用は月額平均36万1000万円となるそうです。
あくまでも一般的な数字ですが、ご相談者様の場合、基本的な生活を送る分には、年金で賄える範囲だと思います。
ただ、介護費用やゆとり資金などをあわせると、リタイアする時には1,000万円くらいの貯えがあると安心だと思います。

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