老後2000万円問題の対策方法

男性40代 sweetenさん 40代/男性 解決済み

人生100年時代といわれる現在、金融庁より公的年金だけでは足らず、2000万円不足するという発表があり、将来がとても不安です。

今からでも何か備えて置くために、インターネットで調べたところ、つみたてNISAやiDeCoをおすすめする記事が多くありました。

私は、現在41歳ですが、今から始めるには遅すぎるでしょうか?
またもし始めるとしたら「つみたてNISA」か「iDeCo」のどちらをはじめたらよいでしょうか?

まわりの友人の意見では、「つみたてNISA」「iDeCo」は、つみたてた金額より減ることもあるとのことでやらない方が良いとも言われました。

できれば、「つみたてNISA」と「iDeCo」それぞれのメリット、デメリットも含めて教えて頂けるとありがたいです。

よろしくお願いいたします。

1 名の専門家が回答しています

山口 雅史 ヤマグチ マサフミ
分野 老後のお金全般
50代後半    男性

兵庫県 岡山県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県

2021/03/09

始めるのに遅いことはないです。41歳であれば60歳まで19年もありますし、今後の制度改正で運用期間を延ばすことができるようになる可能性もあります。つみたてNISAやイデコの基本となる長期・積立・分散投資は「早く始めて、長く続ける」ことが重要です。
老後の資産形成を目的とするならば優先順位はイデコが先です。イデコのメリット・デメリットは以下の通りです。
・拠出金すべてが所得控除の対象となり、利益も非課税
・60歳以降の引き出し時にも税制優遇がある
・60歳以降にならないと引き出せない強制力がある
・運用次第で大きく資産を増やすことができる
デメリットは
・公的年金の種別や勤務先の制度で拠出金に上限がある
・原則、60歳以上にならないと引き出せない
・元本割れリスクがある
・自身で窓口となる会社や運用商品を決めなければならない
などです。イデコはメリットの上2つの効果が大きく、老後の資金を計画的に作るには60歳まで引き出せないこともメリットになります。
一方、つみたてNISAのメリットは
・利益に対して20年間は非課税
・引き出しが自由
・銘柄変更等が容易
・運用次第では大きく資産を増やすことができる
デメリットは
・非課税期間が20年間しかない
・投資額が年間40万円までと少ない
・止めやすい
・元本割れリスクがある
等となります。どちらの制度も運用次第で資産を大きく増やすことも逆に元本が割れる可能性があります。しかし、20年程度の長期で積立運用をすることで元本割れリスクを含む様々なリスクが軽減させる効果が期待できます。金融庁が公表しているデータにも20年を超える長期・積立・分散投資では元本割れリスクが小さくなるとあります。
現在、老後の資産形成を行う方法としてイデコやつみたてNISAを利用するのがベターです。そして、始めたら絶対に止めないことです。価格が暴落しても続けることが重要です、「ジェットコースターでけがをする人は途中で飛び降りる人です」。

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