ふるさと納税の優遇について

男性50代 kosukeTさん 50代/男性 解決済み

私40代、年収550万円程度の男性です。
ふるさと納税をしようと考えております。
ふるさと納税した際の税金の控除についてご質問です。
例えば今年中に30000円のふるさと納税をして、返礼品をいただいた場合です。
この場合、よく年末調整などである生命保険の控除などのように単純にふるさと納税をした30000円が収入から控除されるだけで、このふるさと納税をした30000円が非課税になるだけなのでしょうか。
それとも純粋に翌年に決まった納税額からふるさと納税として、すでに30000円を払っているので既払いとして扱われ、30000円を引かれた残りの税金を納めれば良いことになるのでしょうか。
友人、知人など様々な人に聞いているのですが回答がバラバラでふるさと納税をするか迷っています。
基本的な質問で申し訳ありませんがよろしくお願いいたします。

1 名の専門家が回答しています

佐藤 元宣 サトウ  モトノブ
分野 税金・公的手当・給付金・補助金・助成金
40代前半    男性

全国

2021/03/09

ご質問の件について、質問が令和2年度にあったことから、令和2年度の税法に基づいてそれぞれの質問に回答をしていきます。

Q.例えば、今年中に30000円のふるさと納税をして、返礼品をいただいた場合、よく年末調整などである生命保険の控除などのように、単純にふるさと納税をした30000円が収入から控除されるだけで、このふるさと納税をした30000円が非課税になるだけなのでしょうか

A.仮に、ふるさと納税として30,000円の寄附を行った場合、質問者様が控除される寄附金控除の金額は28,000円となり、その根拠は、以下、国税庁の解説の通りです。

次のいずれか低い金額-2千円=寄附金控除額
イ その年に支出した特定寄附金の額の合計額
ロ その年の総所得金額等の40%相当額

出典:国税庁 No.1150 一定の寄附金を支払ったとき(寄附金控除) 3 寄附金控除の金額 より引用

https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1150.htm

なお、ふるさと納税を行ったことによる寄附金控除(28,000円)は、所得控除の対象となり、税額控除ではないため、質問内容にあるような対応とはならず、節税効果が極めて大きくなるとは限らない点に留意する必要があります。

寄附金控除の適用は確定申告が必要

仮に、ふるさと納税を行い、寄附金控除の適用を受ける場合、原則として確定申告を行わなければなりません。

令和2年度の確定申告期間は、原則として、令和3年2月16日から令和3年3月15日までとなっているため、この期間に寄附金控除を適用した確定申告書を作成し、確定申告を行う必要がある点に注意が必要です。

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

副業での所得を確定申告したら、社会保険料に影響があるのか?

現在、正社員として働いています。もちろん、副業は認められています。今年、副業での所得が30万円になります。自分で確定申告をする際、会社で納税する社会保険料にどのような影響があるのか知りたいです。正社員として得た所得が社会保険料に反映されることはわかります。ですが、給料から天引きされて納税する社会保険料は、個人と会社が折半して、会社が負担してくれているわけですよね!もし、本業以外で得た所得を確定申告したら、総所得が増えるわけで、その際に増えた所得分も社会保険料に加算されて、会社負担も増えてしまうんですかね?それとも、自分だけの負担増になるのか?その辺の仕組みがよくわからなくて悩んでいます。会社の負担が増えてしまうなら、何か申し訳なくて後ろめたい気分になります。社会保険料の詳しい仕組みについて、専門家の方から詳しく教えてほしいです。

男性50代前半 u5kripzrzkさん 50代前半/男性 解決済み
中村 真里子 1名が回答

住民税が払えなくて困っています。

昨年、子供を産んだことにより退職をし、現在専業主婦をしているのですが、退職をしたことにより住民税が未払いとなっているらしく、支払うよう書類が届きました。今まで住民税を支払うようにという書類は届いたことがなく、職場が払ってくれていたのか、給料から引かれていたのかよくわかりませんが、けっこうな額を支払わなければなりません。しかし、旦那さんだけの給料では支払うのも難しく、これは払わないとどうなってしまうのかもわからず、途方にくれています。どうしたらいいのでしょうか。

女性40代前半 チコさん 40代前半/女性 解決済み
小松 康之 1名が回答

税額を下げるための策

ふるさと納税や寄付金控除などはやっていますが、投資などもやった方が良いのか知りたいです。現状、控除などをうまく活用出来ていない気がしており、どうしたら収入と税金のバランスが良くなる(=手取りが一番よくなる)のか複数の選択肢を知りたいと思います。目先の短期的なメリットだけでなく、中長期目線なメリットを含め資産運用についての情報が欲しいです。また不動産を購入した方が良いのか、個人型年金をやった方が良いのかなども含めて知りたいです。最近は色々な選択肢が様々な企業などの広告で見かけるものの、何が一番いいのか比較対象が多すぎて比較する気にもならないので、簡潔にそういった情報を整理し解説してくださると助かります。

女性30代前半 Elefさん 30代前半/女性 解決済み
佐藤 元宣 1名が回答

医療費控除について

市役所から送られてくる医療費を利用した金額を見ていますが、最近は歯の治療で家族全員が受けていたり、私のリウマチ関係の治療費もバカにならないようで、年間10万円以上と支払額が超えています。ですので、確定申告をすれば戻るかと思いますが、とても面倒です。まずその確定申告する場合、簡単にできる方法があるのでしょうか?自分で税務署に行って、訳のわからない書類に書き込むことを考えると、それだけで頭が痛くなります。もし、行くとした場合、医療費控除の対象となるものはどんなものなのでしょうか?単純に病院からもらった領収書だけで控除してもらえるのでしょうか?何かそれ以外にありますでしょうか?病院までのタクシー代も控除対象になるのでしょうか?予防接種は対象ですか?対象になるものとならないものを、教えていただければありがたいです。

男性70代前半 三輪たかし  cxytf098さん 70代前半/男性 解決済み
小松 康之 1名が回答

年末調整と税制改正について

40代のサラリーマンです。会社での年末調整が始まりましたが、今年から税制が改正されたらしく、給与所得控除と基礎控除の見直しと、所得金額調整控除の創設が行われたことが分かりました。給与所得控除と基礎控除の見直しは、収入によって控除額が変わるようですが、以前の税制に比べてどう変わったのか、税金の負担が上がったのか、下がったのかイマイチよく分かりません。また所得金額調整控除が創設され、23歳未満の扶養親族、または特別障害者(本人または扶養親族など)がいるかを申請しますが、目的や控除の仕組みがよくわかりません。正直、税制の仕組みが分かっていなくても、年末調整の申請自体は出来てしまうのですが、結局税負担が増えるのか、下がるかだけでも知りたいので、ご教示お願いします。

男性40代後半 OceanBlueさん 40代後半/男性 解決済み
松村 勝宜 1名が回答