扶養を超えたらどうなるの？

Question

今大学四年で暇なのでバイトをしています。1〜3年生の時は授業もあったので扶養内で働いていました。しかし、今年は扶養を超えてしまいそうで焦っています。103万の壁を超えてしまいそうです。私が聞きたいのは実際に超えてしまったらどうなるのかを聞きたいです。扶養を超えるとは、実際に超えた時の手続きはどういう感じなのか、どのくらいのお金を払うのか、親に迷惑はかからないのか等が聞きたいです。バイト先の先輩は来年から社会人になるからいいやという感じで結構扶養を超えている人が多かったです。しかし、実際メリットやデメリットがあると思うのでそれも教えていただきたいです。私はもう学生ではなくなってしまいますが、仮に大学1〜3年生で扶養を超えてしまったら次年度どうなるのかも気になります。また、友達に130万まで稼げるようになったと言われたことがありますがそれが何なのか聞きたいです。どういうものでどういう条件でいくらまで稼いでいいのかを質問したいです。

松山 智彦 · Answer

正確には、合計所得金額が48万円以内であれば、扶養者の扶養控除の対象者になることができます。つまり、収入がアルバイトだけであれば、103万円以内ということですが、この根拠は、アルバイト（パート）の収入は給与所得に該当し、収入から給与所得控除を引いたものが所得額になります。給与所得控除の最低額が55万円なので、103ー55＝48(万円)になります。48万円は所得税における基礎控除額なので、所得税はゼロになります。もし合計所得金額が48万円を超えた場合、扶養控除の適用が受けられません。扶養控除額は19～22歳の場合、63万円なので、最低でも31,500円（所得税率5％の場合）が扶養者の所得税額が増えることになります。なお、ご自身は勤労学生控除（27万円）の適用が受けられるので、アルバイト収入だけだと130万円までは非課税になります。ただし、アルバイト先で年末調整を受けるか確定申告が必要になります。また、この場合学校が発行する証明書等の添付が必要になります。

お金の専門家

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