老後の生活費について不安です。

女性30代 rose215さん 30代/女性 解決済み

老後に年金だけで夫婦二人で暮らせるのか、年金はどのくらいもらえるのか不安です。年金だけでは生活はかなり厳しいと聞き、なんとか定年までに老後の生活資金を貯金しなければと思っています。ですが、家や車のローンの支払い、子供の教育費の貯金などをしているとなかなか老後の生活費のための貯金にまわせません。老後のために、いくらくらいの貯金があればいいのでしょうか?以前話題になった2000万円、これはどの程度現実味のある数字なのでしょうか?夫婦二人の生活費以外にも、家の維持管理、子供の結婚や出産などがあればその時に少しでも援助をしてあげたいと考えています。どのようにして、老後の資金を準備していけば良いのでしょうか?

1 名の専門家が回答しています

山本 昌義 ヤマモト マサヨシ
分野 老後のお金全般
40代前半    男性

全国

2021/03/09

こんにちは、婚活FP山本です。早速ですが、ご質問についてお伝えします。まず一般的な正社員の共働き夫婦の場合、現在の水準だと夫婦2人の年金額は月28~30万円ほどです。しかしこれだけで足りることは稀であり、実際には2000万円どころか4000万円ほどは見ておいたほうが安心といえます。仮に4000万円を60歳までの約30年で準備するなら一年あたり約133万円、月々11万円ほど貯金が必要です。また教育費は、22年総額平均で1400万円ほど必要です。これを平均的に準備すると考えると一年あたり約64万円、月々5万円ほど貯金が必要になります。つまりあなた様の場合、月16万円ほど貯金できていれば、ひとまず安心です。家の維持管理や子供の結婚・出産時の援助も想定するなら、金額にもよりますが月20万円ほどを目安に準備していくと良いかもしれません。ちょっと厳しい部分もあるかもしれませんが、ひとまず冷静に知っておきましょう。

続けて、お伝えします。確かに月20万円の貯金と考えると、正社員の共働き夫婦でも簡単には貯金できない金額です。そして貯金での準備が厳しい場合は、「資産運用」に挑戦するのが一つの手段になります。リスクはありますが資産運用なら、仮に5%運用できれば一年あたり約60万円、月々5万円ほどで60歳時に4000万円を準備できる計算です。一方、並行的に節約も大切になってきますが、どうしても節約には限度があるため、準備が不足しそうな場合は収入を上げていく必要があります。もっとも基本的な収入アップの手段は「転職」です。社内での出世や年収アップが望みにくい場合は、社外に目を向けることをおすすめします。ちなみに年収を含めた待遇というのは、勤め先の会社規模とともに業種による格差も大きいです。もし同業で良さげな転職先が見つからない場合は、他業種でも探すことをおすすめします。また不足額が少額な場合は、「副業」を始めるのもおすすめです。考えられる手段をすべて実行する勢いで、老後や未来に向かって備えていきましょう。

少し補足させて頂きます。定年までに十分に準備することが一つの理想ですが、残念ながら叶わないことも少なくありません。その場合は定年後も働く必要が出てきますが、定年後は働き口が見つからないことも多く、仮に見つかっても新卒並みの収入になることも多いのが実情です。このため今後の準備具合によっては、定年後も十分に稼げるよう実力や経験などを高めていくこともおすすめします。いっそ定年後は、独立できるほどに備えておけると理想的です。このような角度でも、老後に向けて備えていきましょう。簡単にまとめると、あなた様の場合は今後を見据えると月16~20万円ほど貯金が必要です。これは正社員の共働き夫婦でも簡単ではない金額なので、資産運用や転職なども視野に入れることをおすすめします。一方で準備が計算通りにいかなかった場合にも備えておき、どのような状況になっても大丈夫、安心だと思えるところまで万全の体制を整えていきましょう。

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