早期リタイヤを目指す方法

女性30代 chocolate_bread_23さん 30代/女性 解決済み

最近、本で「FIRE」という考え方を目にしました。我が家は夫がバリバリ稼いでくれているのですが、将来はやりたいことがあり、働き方を変えたいと言われました。「FIRE」本の中に書いてある、「サイドFIRE」(収入を落としながらも働き続ける)を目指すのが私たちにとって良いと思い、10年後を目標にしています。
FIREの考え方を実践する中で思ったのは、FIREを達成するまでの道のりって結局は節約じゃないか?ということです。
これまで節約が嫌いで資産運用をしてきたのに、まさか節約生活が始まるなんて思ってもみませんでした。

FPとしておすすめの節約方法はありますか?固定費の削減はしているつもりなので、節約嫌いの私でもできる方法があれば知りたいです。よろしくお願いします。

1 名の専門家が回答しています

山本 昌義 ヤマモト マサヨシ
分野 家計全般・ライフプラン・家計簿・節約
40代前半    男性

全国

2021/03/09

こんにちは、婚活FP山本です。早速ですが、ご質問についてお伝えします。結論からいえば、「家賃と生命保険の見直し」が節約嫌いの人にもおすすめの節約方法です。どちらも日常生活には大きな影響がないうえ、一度見直せば延々と節約効果が得られますからね。たとえば食費は月1万円下げたら随分と苦しむことが多いものの、家賃が1万円安いところに住んでも「慣れれば住めば都」になります。多少の引っ越し代がかかっても、長い目で見ればムリなく大きな節約になるはずです。また生命保険も同じ理由ですが、こちらは特に「子供がいる世帯」で入りすぎなことが多く、見直しで日常生活になにも影響なく、節約できることが多い支出になります。ほかにもいくつかありますが突き詰めれば、しているつもりな「固定費」こそが、もっとも効果が大きく、かつ日常生活に影響しないおすすめの節約ポイントです。ぜひ今までの常識を疑って、節約できないか考えてみましょう。

さらに、お伝えします。「FIRE」について少し調べましたが、内容は私から見ても正論です。同時に上記の内容も少し触れているようですね。過去、同種の本は沢山でていますが、すべて簡単にいえば「資産運用で生活費が稼げれば働かなくてよくなる」という理屈です。ただこれを別角度からいえば、「生活費が割高なほど稼がなければならない金額も増える」ことになります。同時に生活費が割高なほど、運用に回せるお金も減るため、それだけ早期リタイヤできる時期も遅くなってしまう理屈です。このような意味で、節約の重要性も理解していくことをおすすめします。なお、もうワンランク上の視点として「早期リタイヤして何がしたいのか、そのためにはいくら必要か」というライフプランを煮詰めることもおすすめです。たとえば、たんに働かず食べて寝られれば良いのか、年1億円使う優雅な生活がしたいのか…早期リタイヤの先の具体的目標によって、資産運用すべき金額や内容も違ってきます。ぜひ未来の先を見据えて、必要なら相応の努力もしていきましょう。

少し補足させて頂きます。年収500万円の人が年500万円を使う生活をしていれば、延々と資産は増えません。年収1億円の人が年1億円を使う生活をしていても同じです。そして収入は減ることも多い一方、支出は簡単には落ちない性質があります。一度赤字になれば、あっという間に資産が尽きることも多いです。このため、少しくらい収入が落ちても赤字にならない水準の生活をする、希望する生活水準を相応に上回る利益を稼ぎ続けられるよう準備することが早期リタイヤには必要といえます。少し考えてみましょう。簡単にまとめると、節約は家賃や生命保険などの日常生活に関係しにくい固定費を見直すことがおすすめです。一方、生活水準が高いほどに稼がなければならない金額が増え、早期リタイヤできる時期も遅くなりますから、節約にも励んでいくことをおすすめします。できれば早期リタイヤのその先を見据えて、相応に余裕のあるライフプランを考え、人生を謳歌できるよう夫婦でがんばっていきましょう。

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