熟年離婚を考えていますが老後の生活が心配

女性50代 やぎまりこさん 50代/女性 解決済み

現在、夫は47歳、私は46歳、子供は9歳です。夫がモラハラ気味のため離婚を考えており、子供が成人したら熟年離婚したいと思っています。私は契約社員で働いていましたが、契約期間が満了し終了、現在は就活中です。夫はサラリーマンで在宅勤務しており、年収は800万円ほどのようです。金銭面は財布が別で、家賃、光熱費は夫持ち。食費、子供の教育費、習い事、衣料品などは私が払っています。夫は買い物依存症で常にカードで欲しい物を購入しており、たまに「お金がないから貸して」と言ってくるので貯蓄は0のようです。私は何かあった時の貯蓄と、子供の将来の学費の合わせて現在400万円ほど貯金をしています。しかし、離婚した後の財産分与でコツコツ貯めた貯金を夫と分けることに抵抗があります。夫はずっと会社勤めなので退職金や年金もあるようですが、いくらぐらいでるのかはさっぱりわかりません。モラハラ気味なので、お金や老後に関する話し合いもできません。(すると怒りだします)
離婚するときは弁護士をたて、夫の退職金や年金、できれば慰謝料をもらい一矢報いたいと思っています。ただ、夫に借金がある場合は、私の貯金とで相殺されてしまうのかと思うと、私も貯金せずに好き勝手に使ってしまおうかとも思ってしまいます。しかし、別れた後に貯金がないと老後苦しむのは自分だし…どうしたら一番良いのか、損をしない方法を教えて頂けますとありがたいです。

1 名の専門家が回答しています

山本 昌義 ヤマモト マサヨシ
分野 老後のお金全般
40代前半    男性

全国

2021/03/09

こんにちは、婚活FP山本です。まずはご質問の前に、今後のお金の基本についてお伝えします。まずお子様の教育費ですが、仮にもっとも一般的とされる公立中学・私立高校・私立文系大学と進学する場合、総額で1150万円ほど必要です。今後の約13年で平均すると一年あたり約88万円、月々7万円ほど貯金が必要になります。また先般、老後資金2000万円問題が騒がれましたが、実際には一般的に倍の4000万円ほど、少なくとも3000万円程度は必要です。仮に3000万円を60歳までの約14年でゼロから準備するとすれば一年あたり約214万円、月々18万円ほど貯金が必要になります。つまりあなた様の場合、教育費と老後資金で月25万円ほど貯金が必要です。これはバイトや一般的な契約社員の立場で稼ぐのはほぼ不可能な水準ともいえ、仮に旦那様が倹約家であっても簡単には貯められない金額といえます。もし十分な貯金ができなければ、できないほどに将来的には教育費破産・老後破産の可能性が高まるのが実情です。厳しい部分もあるかもですが、まずはしっかり知っておきましょう。

そのうえで、ご質問についてお伝えします。上記ですでにお気づきかと思いますが、そもそも離婚の有無に関わらず、このままでは老後破産する可能性が高いです。手前の教育費さえ、現在の400万円では大幅に足りませんから、奨学金や教育ローンに頼らなければならない可能性が高いといえます。
この状況のまま熟年離婚すると、共倒れする可能性が極めて高いのが実情です。それでもなお熟年離婚をしたい場合、端的にいえば離婚後に独立して、健康が続くかぎり相応に稼ぎ続ける必要があります。旦那様に頼れず、どこかの会社にも頼れないなら、自分自身を経済的に頼れる存在にすることが必要です。離婚の有無に関わらず、ただこのまま働くだけでは足りない可能性が高いですから、どのみち独立は必要といえるかもしれません。この状況での一つの理想は、旦那様の定年とお子様の大学卒業の時期が重なりますから、以後の学費を旦那様に任せつつ14年かけて独立準備をして、その後に退職金と年金の半分をもらって独立することといえます。ぜひじっくり離婚計画を練りましょう。

少し補足させて頂きます。14年も待ちたくない場合、今から「フリーランス(自営業)」になるのも一つの手です。フリーランスなら独立と同じく定年がありませんから、一度稼げるようになれば、その後も延々と稼ぐことができます。そうして経済力を身に付けてしまえば、前倒しでの離婚も相応に可能です。その分だけ、もらえる退職金や年金が減りますが、精神的にはラクかもしれません。少し考えてみましょう。簡単にまとめると、あなた様の場合はこのままでは、離婚の有無に関わらず教育費破産・老後破産の可能性が高いです。この状況を打破するには、ただ働くだけでは足りず、独立やフリーランスになるなどして老後も長く相応に稼ぎ続ける必要があります。そうして経済的な自信を身に付けるほどに、離婚も簡単になってくるはずです。あなた様が豊かで幸せな人生を歩むことこそが、一番の一矢報いる方法と考えて、これから改めてがんばっていきましょう。

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