老後には実際どのくらいの資金が必要なのか

男性40代 chachamarutoyさん 40代/男性 解決済み

老後に必要なお金は2千万円というようなことが最近言われて色々と驚愕したのか様々な人がいろいろな意見を言うことになりましたが、実際その辺りはどうなのでしょうか。貯金としてそれぐらい欲しいのか継続的な収入としてどのくらいのものがあれば貯金はそれほど必要ないとかそういうことがあるものでしょうか。大よそ、老後は大抵は年金で収入が確保されるということになるでしょうが、そうした年金以外での定期的な収入を得る方法なんかがあると老後は十分に豊かに過ごすことができるようになると思うのですが個人的に思いつくのは投資の配当ぐらいしかないのです。安定株での配当金とか無難なことしか頭に浮かばないのですが他にも定期的な収入が得られる方法は老後にあるものでしょうか。

1 名の専門家が回答しています

松村 勝宜 マツムラ カツノリ
分野 老後のお金全般
50代前半    男性

全国

2021/03/09

まず、2019年に話題となった2,000万円の根拠についてご説明いたします。
夫65歳、妻60歳の時点でご夫婦ともに無職の世帯において、総務省の「家計調査」より1か月当たりの平均的な収支は年金等の収入が約21万円、支出が26.5万円であることから、5.5万円の赤字となります。老後生活が30年間続くとすると、「5.5万円×12か月×30年=1,980万円」になるという金融庁の報告書に記載された数字が、独り歩きしているだけのことです。
年間66万円(5.5万円×12か月)の赤字を埋めるためには、配当利回りが年4~5%だとすると約1,500万円分の株式を保有する必要があります。
これくらいの金額になれば一定の分散投資が可能になるかもしれませんが、老後の30年間という長期にわたって高配当が維持される企業は多くはないかもしれません。個別株式であれば現金化のタイミングも難しいでしょう。
老後までお金の不安なく暮らすためには、個別株式への投資以外にもっとシンプルな資産運用の方法があります。「定期的な収入」とは意味が異なりますが、運用して増やしながら取り崩せばよいのです。
それには、投資信託(ファンド)の活用が最適です。株式を主な対象とする、長期投資に資する本格的なファンドを一つ選び、毎月無理のない範囲で一定額ずつ購入(積み立て投資)していけば、資産は時間を味方につけて複利の威力で加速的に増えていくでしょう。
リターンが年率平均4~5%で推移するとします。細かい計算式は省略しますが、ご相談者さまは現在30代半ばでいらっしゃるようですので、今から65歳まで毎月2万円ずつ30年間コツコツと積み立て投資を行い、そのまま運用を継続すると、65歳から95歳まで毎月5.5万円ずつ30年間取り崩し続けても、資産はゼロにはなりません。
ぜひ、今からスタートしてください。早く始めるほど、効果的です。

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