子供の学資保険は必要か?

女性40代 emma1228さん 40代/女性 解決済み

現在、中学生と小学生の子供がおります。2人とも公立の学校に通っています。学資保険の存在は知っていましたが、メリットがあるのかないのか良く分かりません。昔は、利率がとても良かったようで、保険に入っていると入学時などにお祝い金としてかなりまとまった額が受け取れたようなのですが、今は利率も低く、入る意味があるのか良く分かりません。現在は、給料から一定額が別の通帳に振り込まれるようになっており、毎月ある程度のまとまった額は貯金しています。もし、子供二人が高校・大学と私立に進んだ場合、学部にもよるとは思いますが、どのくらいの額が必要になるのか教えてほしいです。ちなみに、家は持ち家で、ローンはあと2年ほどで完済できる予定です。主人は会社員で、年収はおよそ700万です。私自身は、去年まではフルタイムで働いていましたが、今は専業主婦です。下の子が高学年になったら、また働きたいと思っています。

1 名の専門家が回答しています

荒井 美亜 アライ ミア
分野 結婚・離婚・出産・教育・子育て
40代後半    女性

埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県

2021/03/09

こんにちは。ご質問をお寄せいただき、ありがとうございます。
まず、学資保険についてですが、ご指摘の通り、昔であれば満期返戻率(支払った保険料に対する受け取れる保険金の割合)が非常に高く、学費を貯める手段として非常に広く用いられてきました。
しかし、現在は金利も低いため、満期返戻率が100%を割る学資保険も出ているのが実情です。
学資保険には

・毎月保険料を支払うため、強制的に貯められる
・契約者に万が一があっても、ある程度まとまったお金を学費として確保できる

というメリットがありますが、他にも学費を用意できる手立てがあるなら、そちらを併せて検討してもいいでしょう。

また、お子さん二人が高校・大学と私立に進学した場合の概算費用についてですが、文部科学省の統計をもとに試算いたします。
文部科学省が発表した「平成30年度子供の学習費調査」によれば、私立高校の1年間の授業料の平均は96万9,911円でした。

参照:結果の概要-平成30年度子供の学習費調査:文部科学省
https://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa03/gakushuuhi/kekka/k_detail/mext_00102.html

一方、同じく文部科学省の「私立大学等の平成30年度入学者に係る学生納付金等調査結果」によれば、平成30年度私立大学の学費(授業料、入学料、施設設備費)の平均は以下の通りです。

<私立文系>
・授業料:785,581円
・入学料:229,997円
・施設設備費:151,344円
・合計:1,166,922円

<私立理系>
・授業料:1,105,616円
・入学料:254,309円
・施設設備費:185,038円
・合計:1,544,962円

出典:私立大学等の平成30年度入学者に係る学生納付金等調査結果について:文部科学省
https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shinkou/07021403/1412031_00001.htm

これらの数字をもとに、最低限必要になる金額を少し多めに見積もって計算してみました。

<私立高校+私立文系大学>

約100万円×3年間 + 約80万円×4年間 + 約40万円 = 約660万円

<私立高校+私立理系大学>

約100万円×3年間 + 約110万円×4年間 + 約45万円 = 約785万円

実際のところ、大学の学費は

・自宅から通うのか、下宿して通うのか
・どんな学部・学科に通うのか(同じ理系であっても、実験や実習の多い学科は学費が高めになります。)

などにも左右される部分があるので、あくまで参考としてお考え下さい。

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