主婦だと年金が少ない?

女性30代 ankou.ankoさん 30代/女性 解決済み

現在20代後半で夫の扶養に入っており、その範囲内でパートをしています。
近い将来子供ができることを想定して仕事をセーブしているのですが、
「将来貰える年金が少なくなってしまうので、扶養から外れて働いた方がいい」と友人にアドバイスされました。

夫は会社員で年収は600万円程度、私の年収が100万円程度なので家計全体は700万程度です。
このままふたり、あるいは子供が1人生まれて3人になってもなんとか暮らせる程度と個人的には感じていますが、年金については何も知らず、不安があります。

このまま扶養内で仕事を継続する場合と、今から扶養から外れてフルタイムで働く場合を比べると、
将来家庭全体で受け取ることが出来る年金についてどれくらい違いが出るのか知りたいです。

1 名の専門家が回答しています

井内 義典 イノウチ ヨシノリ
分野 年金・個人年金・iDeco
40代前半    男性

東京都 神奈川県

2021/03/09

ご質問の件についてお答えいたします。
既にご承知のとおり、扶養の範囲内で働くと国民年金第3号被保険者となり、ご自身で保険料負担のないまま、保険料は納付扱いで年金が計算されます。ただし、この扶養の範囲内で働くと、将来の年金は老齢基礎年金しか増えません。2020年度の老齢基礎年金の満額、つまり480月納付期間がある場合の額が781700円(年額)になります。つまり1月当たり1628円(781700円÷480月)になります。扶養に入り続けると毎月1628円ずつ増える計算とお考えいただければと思います。
一方、フルタイム勤務等をされて、厚生年金に加入すると厚生年金保険料が発生します。標準報酬月額(給与)に保険料率(9.15%)を掛けて計算しますが、給与の額に応じて保険料がかかります。しかし、老齢基礎年金だけでなく、老齢厚生年金も増やすことができます。一例を挙げますと、給与が20万円であれば、月額18300円(20万円×9.15%)毎月保険料がかかりますが、将来1000円強(年額)の老齢厚生年金が増えます。これと先ほどの1628円が増える計算になり、合計で1月の加入当たり2600円以上の年金が増えます。給与が高ければ保険料も高くなりますが、その分老齢厚生年金の額も高くなります(老齢基礎年金は厚生年金保険料が高くても1月あたり1628円です)。
扶養に入るかどうかで奥様の年金はこのように変わります。ご主人様の年金には影響はありません(奥様が扶養から外れたことをもって、ご主人様の年金が増えたり減ったりはありません)。
なお、厚生年金に加入すると同時に健康保険にも加入し、健康保険としての保険料もかかりますが、健康保険被保険者になりますと、病気やケガの際に傷病手当金を受けることができます。

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