夫と妻のいずれが先に死ぬかで必要な老後資金がどの程度異なるか

男性40代 rokumaru638さん 40代/男性 解決済み

私は30代後半の年齢の会社員で、年収は600万円です。賃貸マンションで生活しており、妻と小学生の子供がひとりいます。私たち夫婦も中年の年齢となり、次第に老後の生活について不安を感じ始めています。具体的には、老後に必要なお金の金額です。
テレビや週刊誌では、定年退職後に必要な資金は3000万円であるとか、2000万円であるといった報道をしています。しかし、私たち夫婦は、本当に3000万円もの大金が必要となるとは考えにくいと思っています。節約して日々を過ごせば、そのような大金は必要とはならないはずです。ただし、夫と妻のいずれが先に亡くなるかで、必要な老後の資金は異なってくるだろうとは考えています。
ここで質問なのですが、定年退職したあと、私が妻より先に亡くなるケースと、妻が私より先に亡くなるケースでは、どの程度、必要な金額に差異が生じるのでしょうか。私が先に死んだら、妻は国民年金しか受給できないためです。よろしくお願いします。

1 名の専門家が回答しています

吉野 裕一 ヨシノ ユウイチ
分野 老後のお金全般
50代前半    男性

島根県 岡山県 広島県 山口県

2021/03/09

ご質問ありがとうございます

ご質問にあるように、老後2000万円や3000万円が必要というのは、あくまでも統計からみた平均値でしかありません。
ですので、生活を質素にされて暮らせるのであれば、公的年金だけでも生活できる可能性はありますね。
2000万円の根拠となっている数字では、現在の公的年金の手取り収入が、は約18.1万円に対して、支出が約23.5万円と約5.4万円の不足となり、5.4×12×30=1,944万円となっています。

しかし今後は更に年金水準が低くなると言われているために、もっと不足分が大きくなると思われます。
さらに豊かな老後生活を送るには約36万円というデータもあるので、豊かな老後生活を送るにはもっと資金が必要になってきますね。
老後は収入を増やすことも限られてきますが、健康面でも不安が増えるために支出は増える可能性があります。出来る事はやられておかれた方が良いですね。

またご相談者の方が先に亡くなられた場合には、奥様は遺族年金かご自身の老齢年金、さらにご自身の老齢基礎年金と遺族厚生年金の3分の2と老齢厚生年金の2分の1の3つから一番多くもらえる年金を受け取ることが可能となります。

奥様が一度も厚生年金に加入されたことが内容であれば、遺族年金の受給額が一番多くなると思われます。

遺族厚生年金は、これまでご主人様が受け取っていた総額ではなく、老齢基礎年金などを除いた厚生年金部分の金額となりますので、これまでもらっていた3分の2ではない事に注意されて下さい

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