2021/03/09

起業のための資金について

男性40代 Crowdoceanさん 40代/男性 解決済み

40代半ばの会社員です。私の夢は起業し自分の会社を興すことです。
しかし結婚しており、妻と子供2人の4人家族であることから、会社を辞めて収入を失うリスクもあり、起業には非常に慎重になっています。
会社のタイプにもよると思いますが、起業のためには一般的にどのくらいの自己資金を確保しておく必要がありますでしょうか?また銀行から資金を借入するためには色々な手続きや審査が必要になると思われますが、どのようなことが必要になりますでしょうか?
事業の内容や、将来性、収益のプランなどが審査され、資金の提供に値しないと判断された場合には、借り入れは難しくなりますでしょうか?
起業するための自己資金や、銀行から資金を借入する際の手続き等について教えていただきたいと思います。

1 名の専門家が回答しています

松村 勝宜 マツムラ カツノリ
分野 起業・独立
50代前半    男性

全国

2021/03/09

私もまだ2人の子どもが小さかった30代半ばで起業し、介護事業所の運営を約10年間継続しております。
もちろん何もわからないところからの起業でしたので、たくさんの失敗を経験しています。特に、創業融資をいったん断られたときは、深いため息を何度もついたことを思い出します。融資に値しないと判断されたわけですからね。その実体験をもとに、お答えいたします。
まずは起業時に確保しておきたい自己資金の額についてですね。
もちろん何をするのかによって全く異なりますので、絶対的な答えはありません。あえて言うなら、手厚い方がよいということでしょうか。最初から売上があるわけもなく、現金が瞬く間に減り続けていきますから。
ちなみに、私が起業した当時は借入額と同額の自己資金の提示を求められましたので、このあたりが目安になるのではないでしょうか。1,000万円借りる場合は、1,000万円の自己資金が目安ということです。
自己資金と借入額を合わせた金額をもとに、最低このくらいのペースで売上が増えていけば継続できる、という最低ラインの事業計画を立てられることをお勧めいたします。
次に、借入時に必要な手続等についてですね。
まず借入先につきましては、日本政策金融公庫の創業融資や、信用保証協会の保証を受けて民間金融機関から借り入れる自治体の制度融資などをご検討ください。
形式的な必要書類等につきましてはそれぞれをご確認いただければわかりますので、ここでは心構えについて申し上げます。
私の初めての融資申し込み時における大きな失敗は、必要書類を記載例に沿って単に形式的に埋めるだけで面談に臨んでしまったことです。担当者から、これでは貸せないとピシャリと断言されてしまいました。決して軽い気持ちではなかったつもりだったのですが。
その反省をもとに、事業計画(上記最低ラインの計画も含めて)とともに、なぜそれをやりたいのか、社会的な意義は何か、自身の強みは何か、将来の夢などを、パワーポイントのスライド30枚程度にまとめて資料を作成し、面談に臨みました。今から思えば、この失敗によって計画をより深く掘り下げて考えざるを得なかったからこそ、何とか今も継続できている気がいたします。
ですから、融資を受けるにあたって必要なことは、どのような事業であれ、とにかく計画をトコトン考え抜くことです。それが深ければ深いほど、融資はもちろん、起業がうまくいく可能性が高まるのではないかと確信します。
助成金や補助金などの「もらうお金」で嘘をついてはいけませんが、「借りるお金」は利息を付けてしっかり返せば何も問題はありませんので、大嘘はダメですが大風呂敷をいっぱいに広げるくらいのつもりで融資申し込みに臨んでください。
ご相談者さまの成功を願っております。

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

2021/08/13

アプリ開発をして独立起業したいですが、注意点はありますか

私は30代の年齢の会社員で、妻と小学生の子供の3人暮らしです。年収は600万円で、賃貸マンションで生活しています。いまは不景気で、自分の年収もこれから増えていくのか否か不安を感じています。そこで、プログラミングのオンラインスクールでアプリ開発の方法について勉強し、独立してビジネスを始めることを考えています。いままで発売されておらず、しかもサラリーマンや主婦の必需品となるようなアプリを開発すれば、ヒット商品となるのではないかと考えています。しかも、アプリ開発であれば少額の資本金で始めることができ、なおかつヒット商品となれば数億円の売上高を得ることができます。しかし、私がビジネスを始めるにあたっては不安要素もあります。それは、アプリ開発のような知的財産に関係するビジネスに携わった経験がないことです。ここで相談なのですが、どのようなプロセスで他人が持つ知的財産に抵触すると、どの程度の金額を相手方に支払うことになるのでしょうか。例えば他社が開発した地図ソフトを使用するといった事案です。アドバイスいただきたいです。

男性40代前半 rokumaru638さん 40代前半/男性 解決済み
舘野 光広 1名が回答
2021/03/16

起業するべきか。

今は会社員として働いていますが、いつかは独立して起業したり、個人事業主の方で仕事をしたりとしたいと思っています。しかし、中には起業に失敗して沢山の借金をしてしまう人や成功出来なくて苦しい思いをしている人を聞いたことがあります。そこで疑問に思うのが、個人で起業するのと今のような会社員のような方で仕事を続けていくのはどちらの方がお金を稼がことが出来るのでしょうか。そして起業した場合の費用などの経費はどのくらいかかるのでしょうか。もちろん起業する内容にもよるとは思いますが。そして日々どのくらいの人たちが起業をして、成功する人と失敗する人の割合はどのくらいなのか分かるのであれば教えていただきたいです。よろしくお願いします。

男性20代後半 yuziroさん 20代後半/男性 解決済み
小松 康之 1名が回答
2021/03/29

今現在は美容室に勤務していて独立を悩んでいます。

美容室の独立を考えています。今の状態では子育てもあるのでフルタイムで勤務することが難しく、自宅を改装して美容室兼自宅を作りたいと考えています。そんなに広いスペースではないものの、一人で何もかもできるのかとなると不安がありますし、どなたかパートできてもらえるようになっても人件費が一番の出費になってしまうんではないかなと思います。また二人だけでで仕事するとなるとその方との相性も大事でうまくやって行けるんだろうかと不安が募ります。じぶんのできる範囲で少々お客様をお待たせすることになっても一人でやっていてもいいのか、やってもみないと分からないのですが悩んでいます。もちろんお客様にもくつろいで過ごして頂きたいし、仕事のパートナーにも気持ちよく働いてもらいたいのが本音です。

女性40代前半 I930925さん 40代前半/女性 解決済み
遠藤 力 1名が回答
2021/03/09

ライターとして独立・起業すべきか?

数次に渡り契約を更新しつつ、契約社員として電子機器製造の仕事に携わってきました。正社員登用試験を何度か受けたものの受からず、また収入も頭打ち状態となっており、そろそろモチベーションの限界を感じつつあります。それとは別に、得意のライティング術と趣味分野の知識・経験を活かし、クラウドソーシングで記事を執筆・納品し収入を増やしてきました。クライアントにも少しづつ能力を認めて貰い、単価の高い仕事も頻繁に振って貰える様になりましたが、税金や確定申告の関係上、現在以上にこれらの副業を増やす訳にはいきません。限界を感じつつある本業よりも、ライターとしての面白さや可能性にモチベーションを見出しつつあり、ライターとして独立・起業したいという願望も密かに湧いてきています。思い切って(契約満了を期に)本業を辞め、ライター一本で頑張ってゆくべきか、あるいは契約社員としてしがみ付くべきか迷っています。的確なアドバイスをお願い致します。

男性50代前半 mekking_774さん 50代前半/男性 解決済み
舘野 光広 1名が回答
2021/03/09

クラウドファウンディングで資金を募る際の税金について

年金受給者ですが、社会貢献できるビジネスを起業したいと思っています。ビジネス環境に必要な資金は、自己資金を充当しようと思っていますが、社会貢献事業で販売しようとしている商品を開発し、部材を調達し、生産販売をスタートするのに必要な直接的な資金はクラウドファウンディングで集めたいと思っています。出資してくれた人には開発した商品をお礼として差し上げる予定です。こうした方法の一般的なクラウドファウンディングをビジネスで活用する場合、出資してくれた人には減税等の恩典があるのでしょうか?(寄付ではなく、商品の予約購入に当たるだけで、減税などはないと考えていますが、、。)また資金を集める側である私にかかる税金はどうなるのでしょうか?(集めた資金から商品の生産販売等を経費として差し引いた残金が、個人事業の利益として課税対象となるのではと考えていますが、、)( )内が私の認識ですが、その誤り等を勘案して解説・アドバイスして頂きたいと思います。

男性70代後半 R2GGさん 70代後半/男性 解決済み
舘野 光広 1名が回答