2021/03/09

個人で独立したいと考えています

女性60代 Chii-Kuraさん 60代/女性 解決済み

約30年間、契約社員としてですがイベント業に従事してきました。
近年では大きな案件を総合的に任されるようになり、責任ある立場で仕事をしています。
これまではイベント会社が受注した仕事に対して契約を結ぶ契約社員で働いてきましたが、これまでの知見と人脈を生かして、直接、顧客に営業をかけたり、イベント会社から業務委託を受ける独立した仕事ができないかと考えています。
そのためには、オフィスを構えたり法務的な手続きが必要になるかと思いますが、そのために必要な資金の目安や段取りが分かりません。

まず、独立の第一歩を踏み出す際に必要なノウハウをご教示いただきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。

1 名の専門家が回答しています

舘野 光広 タテノ ミツヒロ
分野 起業・独立
60代後半    男性

全国

2021/03/09

ご質問ありがとうございます。
埼玉県のブレイン・トータル・プランナーの舘野です。
事業化や起業は簡単なものではありませんが、営業が成り立つのであれば、成功する可能性は高まります。なぜならば、専門的なスキルは高くても、集客する能力がなければ、企業活動は成り立ちません、加えて、事業を進めてゆくには、ある程度の資金が必要であり、設備投資等や活動資金が必要になります。自己資金とする事が最も手っ取り早いと思いますが、大切なことはしっかりとした「ビジョン」を立てることと「事業計画書を作成」する事です。
この2点は、事業資金をエクイティーやデッドとして準備する為には必ず必要となる要素です。従いましては、個人として独立する場合に必ず作成され、誰にでもみせる事が出来るレベルにしておかねばなりません。続いて、資金調達ですが、共同で起業する場合には、それぞれが資金を持ち寄れば良いのですが、以前に事業資金の調達に関する御相談がありましたので、ご参考のため添付しておきます。
<参考>
ご相談者様の事業内容が情報サービスとのことですが、業界自体が様々な事業に分類されますが、今日のデジタル化への変化は成長を続ける事が出来る産業ですね。特に2050年をピークとする高齢化と、少子化による生産性の減少は、デジタル化による支援が益々重要になって来ると考えます。
従いまして、御社のようなベンチャーが資金調達をするとすれば、エクイティファイナンスを中心とた方法が一番適していると考えます。事業資金の調達で最も安全な方法がエクイティファイナンスです。調達先は①ベンチャーキャピタル②個人投資家(エンジェル投資)③クラウドファインディング融資の場合は④日本政策金融公庫等です。
①のベンチャーキャピタルからの投資を受けるメリットは、出資ですから返済義務がなく融資限度額がありません。しかし、投資家としてみればインカムゲインよりもIPOによるキャピタルゲインを目的としておりますから、経営への自由性が損なわれる可能性はあります。
続いて、②のエンジェル投資ですが、世の中には将来有望な企業に個人資産から投資を為される方もいらっしゃいます。個人事業主の方が多いのですが、特にIT系に関する投資家が多いのも特徴です。最後に③のクラウドファンディングですが、特徴としては目的額を示して、数多くの投資家から資金を得る方法ですが、決して社会的事業に限らず公募は行われています。
続いて、1000万円程度の資金であれば、エクイティーファイナンスではなく、デッドファイナンスを活用することの方が近道である場合があります。最も活用されているのが「日本政策金融公庫」ですが、メリットとしましては、中小企業や個人事業主を中心に政府が支援している金融期間ですから、低利であることが最大のメリットとなります。但し、審査は厳格で事業計画書が必須であり、他の金融機関での資金繰り等経営の手腕を厳しく判断されます。また、審査結果が出るにはある程度の時間を要しますので緊急性が高い資金には向いておりません。

業種は違いますが、資金集めのご参考になれば幸いです。それでは成功される事をご期待申し上げます。

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