老後の生活のために今からでもできること、すべきことについて

Question

私は夫と二人暮らしをしている20代後半の専業主婦です。1年前に夫の転勤が決まり会社を退職し、現在は求職中です。貯金は正社員時代に貯めていたものがあり、生活は夫のお給料で成り立っています。いずれは働きたいと思っているのですが、子供ができた時のことなどを考えると、互いの両親とは離れて暮らしていることもあり、以前のようにフルタイム正社員で働くことは簡単ではないと思っています。そうなった場合でも何らかの方法でお金を稼ぎたいとは思っているのですが、生活コストに加えて、子供の教育費なども出ていくことを考えると、いくらか貯金はありますが老後の生活は年金だけで果たして大丈夫なのかと不安になることがあります。そこで、どんなことでも構わないので何か老後の生活のために今からできること、やっておくべきことはないか、ファイナンシャルプランナーさんに聞いてみたいです。

山口 雅史 · Answer

お金の色分けをして運用を始めることと資格や技術を習得することです。お金の色分けは短期・中期・長期となりますが、正社員時代に貯めたものがあるとのことで中期・長期に限定します。中期資金はつみたてNISA、長期資金はイデコを使って運用することがベターとなります。イデコは自身の収入がない場合、拠出金が所得控除とならないためご主人名義で行うなど注意してください。運用は若い時から行うことでリスクを減らすことができます。また、時間を味方につけることができるので運用効果をを上げることも可能です。若い時期から少額でも運用を取り組むことによって、金融の知識を広げることができます。現在、投資経験の乏しい40歳代や50歳代の人より余裕をもって取り組めるようになります。振り込め詐欺などのリスクから身を守る知識も身につくはずです。
資格や技術を取得することで将来再就職するときにプラスに働き、求職の幅も広がると思われます。また、テレワークであれば自宅で仕事をすることもできます。子供が小さいうちなど、状況によっては副業とすることも可能です。65歳以降でも働くことができる可能性もあります。これからは運用だけでなく、長く働いて収入を得ることも大切になります。

お金の専門家

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