お金をどこに預けるか?

男性40代 yoppy4217さん 40代/男性 解決済み

今現在のお金の管理の仕方についてですが、「毎月、お給料を銀行の口座に預けて、あわよくば節約して少しずつためていこう」という考えを持ちやすいと思います。しかし、少子高齢化に伴い、年金の制度も20年後、30年後はどうなっていくかわからないという不安もあります。その不安を考えると、やはり「銀行口座で少しずつ貯金」という考えも見直しが必要なのかなと思うことがあります。
以前、貯蓄は短期、中期、長期の3つの期間に分けて考えていく必要があると聞いたことがあります。そのため、長期的な貯蓄として、外貨建ての生命保険に加入しています。独身のため、8割9割が自身の老後のためという目的で加入しています。しかし、やはり短期、中期といった目先の貯金はちびちびとためている形です。資産の運用方法として良い貯め方はありますか?

1 名の専門家が回答しています

松村 勝宜 マツムラ カツノリ
分野 貯金・預金・定期預金・外貨預金・積立
50代前半    男性

全国

2021/03/09

お金の管理をご自身なりに一所懸命考えて実践されているのが伝わってまいります。
しかし、「外貨建ての生命保険」は、あまりにも効率が悪いだけでなくリスクも高く、長期的な貯蓄目的であればなおさらやってはいけないことだと考えます。
ですから、「資産の運用方法として良い貯め方」とのご質問に対しては、まずこの保険をできる限り早く解約されること、となります。そこからが、スタートです。元本割れするでしょうが、早ければ早いほど傷は浅くて済みます。
まず、ご相談者さまにとって生命保険はそもそも必要でしょうか。保険は、保険でしか備えられないリスクに対してのみ、最低限で加入するものです。民間保険会社の保険はコストがとても高いからです。
さらに、「保険」と「貯蓄」を一緒にしてしまうと、コストがどれだけかかっているのかさっぱりわからなくなってしまいます(これが保険会社の狙いです)。
そのうえ、為替のリスクまでとってしまってはいけません。確かに今後円安が進行していくなら結果的に損はしないかもしれませんが、ご自身の大事なお金を偶然に委ねるべきではありません。
そもそも為替は、あくまでも通貨間の交換比率を表しているに過ぎません。相対的なものです。円が安くなると考えても、それ以上に外貨が安くなると相対的には円高になります。為替変動の要因はあまりにもたくさんあり過ぎるので、コイン投げの結果と同じで根拠をもった説明はそもそもできません。
ですから、外貨建ての商品は、ギャンブルと同じです。老後のために高い再現性をもって資産を増やすことを考えるべきなのに、決してギャンブルをしてはいけません。
晴れて外貨建て保険を解約され身軽になられた後は、しっかりと増やすことを考えていきましょう。
「投資信託(ファンド)」という普通の生活者の資産形成に最適な金融商品があり、これを活用されることをおススメします。
具体的には、株式を主な投資対象としたファンドを一つ選び、収入の1割の金額を目安に例えば毎月数万円、というようにコツコツと積み立てていくだけです。
私たちの身の回りにある様々なモノやサービスは、企業によって生み出されたものです。歴史をさかのぼれば、人々の少しでもより良い生活をしたいという欲望が原動力となって今まで経済が成長してきましたし、おそらくこれからもそうなっていくでしょう。であれば、株価は短期的には大きく上下動しますが、長期的にはその企業の価値に収れんし、価格は上昇していくはずです。
ですから、少額ずつ時間を分散させながら株式にコツコツ投資していくという手法こそ、高い再現可能性をもって着実な資産形成を行うための近道です。本業を通じて社会課題を解決し、より良い世の中づくりに欠かせない企業を丹念にリサーチして投資先企業を選定している、長期での投資に資する本格的なファンドを選ぶ手間さえ惜しまなければ、何も心配することなく、時間を味方につけていずれ大きな資産となっているでしょう。
約束はできませんが、20~30年という長い時間をかければ、投資元本が倍になるというのは十分にあり得ることです。27歳のときから現時点まで約20年近く積み立て投資を継続し、長期投資の威力を身をもって実感している私が、自信を持って申し上げます。
短期・中期・長期で分けて管理することも大事かもしれませんが、お金が必要なときに必要な分だけ解約して現金化し、残りはそのまま世の中の経済成長に乗せておけばよいでしょう。

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