質問内容を一通り確認させていただき、「ご主人の収入だけで年間どれくらいの貯金ができるのか?生活費を今よりも抑えることができるのか?」につきましては、質問者様世帯の状況を知らなければ回答することがどうしてもできません。
そのため、今回の問題を解決するためには、世帯の収入状況、支出状況、資産状況がわかるものを用意した上で、一度、FPへご相談されることが望ましいと思います。
ちなみに、質問全体から質問者様は貯金を増やしていきたいこともわかりますが、「ある程度貯金が貯まると使う状況になってしまいます」とあり、この状況とは具体的にどのようなことなのか?が個人的に気になりました。
必要に駆られて貯めたお金を使うことになっているのか?単に費消しているのか?など、お金を使う理由を知ることで、解決できることは何かしらあると思います。
また、貯めたお金を使ってしまう質問者様世帯の状況を考慮しますと、ご希望に沿っているかどうかは別として「ご主人名義でiDeCo(個人型確定拠出年金)に加入する」のは効果的なのではないか?と感じています。
このように感じた理由として、iDeCoが節税対策として活用できること、強制的にお金を貯められるといった2つの特徴が、質問者様世帯に合っていると感じたからです。
まず、iDeCoは、将来の老後資金を準備するために活用される制度の1つで、1月1日から12月31日までの1年間で、実際にiDeCoへ拠出した掛金は、全額所得控除の対象になります。
つまり、年末調整または確定申告をすることで、今よりも納めるべき所得税や住民税を少なくさせられることができるため、節税対策を簡単に図れ、これによって世帯支出を減らすことができます。
仮に、将来の老後資金について心配がある場合、老後資金の準備をしながら節税も図れるため、質問者様世帯にとって有益な制度であると思いました。
2つ目の理由は、強制的にお金を貯められるといった特徴で、iDeCoに拠出した掛金(積立金)は、本回答をしている令和3年7月現在の法律上、原則として60歳になるまでお金を引き出すことができません。
途中でお金を引き出すことができない特徴は、iDeCoのデメリットと呼ばれることもあるのですが、「ある程度貯金が貯まると使う状況」になってしまう質問者様世帯にとっては、強制的に将来のお金を貯められるプラスのメリットがあると思います。
この特徴を活かすことで、積立したお金を使うことなく、将来の老後資金として備えられることは、安心につながるのではないでしょうか?
最後に、本回答は質問内容のみを考慮した参考情報となりますが、詳細を知ることで、質問者様世帯にとって有益な情報提供やアドバイスができることも多くあると思います。
そのため、機会がありましたら、マネク(本サイト)内で回答をしているFPを中心に、ご自身に合ったFPを探してご相談いただくことで、今回の疑問が、より明確に解決できるきっかけになるのではないかと思っています。
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