年金生活者ですが社会情勢を踏まえて今後どのような生活設計を考えていくべきか

男性70代 レベゼンさん 70代/男性 解決済み

私は既に、定年で会社を退職した年金生活者です。現時点で借金はありません。年金収入で、年間の収支はとんとんぐらいです。年金以外の収入はありません。社会人の息子が一人同居しているので、世帯としての所得は六百万円ぐらいですが、息子とは家計は別です。ここ何年かは、年金受給額は余り変ってはいないようですが、物価は確実に上がっています。食品や生活必需品の購入時に痛感しています。少子高齢化に伴い、政府の年金政策は今後ますます厳しくなっていくことは必定です。また、昨今のコロナ渦や、地球温暖化による災害、地震等での多額の支出などもあります。今後の年金がどうなってしまうのか、大変に心配です。さらに最近では、夫婦共々健康に不安を抱えている次第で、年間の医療費も高額となっております。貯金は一千万円ほどありますが、生命保険等には夫婦して入っておらず、大きな病気に罹ったら家計が破綻してしまわないかと日々悩んでおります。
年金所得は三百万円弱です。たまには夫婦で旅行などにも行きたいと考えています。社会情勢を踏まえて、今後の余生をどのような生活設計を立てて臨めばいいか、何卒ご教示ください。

2 名の専門家が回答しています

松山 智彦 マツヤマ トモヒコ
分野 老後のお金全般
60代前半    男性

茨城県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 静岡県

2021/07/18

 年金所得が300万円で、収支が赤字ではなく、預貯金の取り崩しもないとのことで、他に収入がないことを考えると、現時点では問題ないと思います。

 物価上昇の割には、年金額が上昇しないということや、今後医療費がかかること、などに不安を感じるとのことですが、まさしくそのことは考慮していく必要があるのかもしれません。

 ただ、実は年齢が高くなればなるほど、思うほど支出が増えないという総務省の家計調査のデータもあり、よほどの想定外のアクシデント等に見舞われない限り、そう不安に感じる必要はないと考えます。

 また、大病に伴う家計破綻の不安があるとのことですが、公的保険制度には、高額療養費制度や高額介護合算療養費など、1カ月で一定額以上の医療費・介護費の自己負担をした場合、超えた部分が返ってくる制度がありますので、こちらも思うほど、不安に感じる必要はないと思います。

 今後は、住宅のメンテナンスやバリアフリー改築等、住居についての検討をしていただければと思います。バリアフリー改築は行政からの補助金制度や、税制上の優遇制度が現在あるので、活用していただければと思います。

 

古戸 賢一 フルト ケンイチ
分野 老後のお金全般
50代前半    男性

全国

2021/07/19

レベゼン様
 
ご質問ありがとうございます。FPオフィス ピーエス・アセットの古戸と申します。
 
年金で年間の収支がとんとんということで大きな問題はないと考えます。
 
年金制度自体の不安はあろうかと思いますが、これは国が約束していることですので、心配していても仕方ないと思います。インフレも心配ですが、基本はインフレがあれば賃金も上がる(年金原資も増える)はずですので、これも心配しても仕方ないことだと思います。
 
医療費に関しても現在の仕組みであれば一度に大きな医療費がかかる仕組みになっていませんので、あまり心配する必要がないと思います。それよりも健康に生きることに注力したほうが健康的かと思います。
 
とはいえ、不安になってしまう気持ちはわかります。これを多少でも緩和できるとすればライフプランを作ってみることだと思います。
 
最後に『今後の余生を』というご質問ですが、それを考えるのはご自身です。
 
どのように生きたいでしょうか。
 
とはいえ、なかなか思いつかないのがほとんどです。おひとりで考えていて煮詰まってしまうようであればFPを使うのも良い選択かもしれません。
 
私たちはクライアントの理想の人生を実現するお手伝いをすることを生業としております。
 
ご参考になれば幸いです。

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

各種保険の違いについて

大変初歩的な質問で申し訳ないのですが、生命保険と終身保険というものは具体的にどう違うのでしょうか?私が現在加入している保険は火災保険・地震保険・医療保険といった必要不可欠なものばかりでした。ですが家族を持ち、先を見据えたライフプランを考えた時に生命保険や終身保険のようなものも入っておくべきなのかと考えるようになり、どちらの保険に加入するべきなのか、もしくは両方入っておくべきなのかなど専門家の方からご教授を承れればと思い、質問した次第であります。双方の保険のメリットやデメリット、保険料がどの程度かかるのか、どの保険会社を選べば間違いないかなどをご教授くだされば幸いです。以上、よろしくお願いいたします。

男性40代前半 8masa8さん 40代前半/男性 解決済み
佐藤 元宣 1名が回答

終の棲家をどうすべきか

私は、現在30代の後半で独身です。年収は平均よりも多くもらっており、母親と二人暮らしをしております。老後の一番の不安は、住む家をどうするかということです。現在は、福岡の賃貸マンションに住んでおります。大分県に祖母のいる持ち家がありますが、仕事の都合上、大分県に住むことは現時点では考えておりません。よって、祖母が済まなく成り次第、大分の家は売るか貸し出すこととなりますが、かなり老朽化も進んでおり、売却の可能性が高いです。そうすると、私には持ち家がなくなります。仕事は転勤もありうるので、現時点では家やマンションを買うことは考えていません。そうすると、退職してからの家をどうするのか? 子供はいませんし、作る予定もないので自分がお金を出す必要があり、かつ持ち家がないので賃貸となりますが、いくつまで賃貸契約はできるのでしょうか? あるいは、それ以外の選択肢(例えば、ローンを組むのはいつまでできるか)もありえるのか、そこも含めてお伺いしたいです。

男性40代前半 marco611さん 40代前半/男性 解決済み
松山 智彦 1名が回答

老後資金、介護資金というのはどのくらいかかるものでしょうか

私は専業主婦で現在収入はありません。これから子供が大学などに進学した場合、仕送りなどが必要になればパートタイムなどの仕事に就くつもりではいます。子供の教育費用が多くなるとともに、その頃になると親の介護の問題なども出てくるのではないかという不安もありますが、介護にかかる具体的な金額というのが全然わかりません。子供に仕送りをしがら親の介護資金も必要になると考えると、さらにその先、自分たちの老後の生活の資金は一体どうなるのだろうかと心配になることもあります。毎年、年金定期便のはがきが送られてきますが、年金額を見てもまったくピンと来ないというか、老後の自分の生活がどのようになっているのかが想像もつかないというのが実際のところです。今すぐにでも仕事を始めればとも思うのですが、仕事を離れた期間も随分と長くなり、なかなか思い切ることができずに先延ばしにしてしまっている状況です。今後の事を考えると今すぐにでも仕事を探した方がいいのでしょうか。

女性40代後半 ぽんさん 40代後半/女性 解決済み
古戸 賢一 1名が回答

離婚してひとり暮らしになり老後の生活が不安

2年前に離婚して一人暮らしをしています。このままずっと一人だと老後の費用が心配です。年金がもらえるとは思うのですが、どれくらいもらえるのか不安です。年金分割はしましたが、分割してもらった分の年金は、元主人のお給料に準じてるのでしょうか?高収入だったため、年金はたくさんもらえると安心していたのですが、別れてしまった場合のわたしの受け取る年金がどれくらいになるのかわからなくて。結婚していた期間は約10年ほどです。今は、国民年金を支払っています。ほかに、老後に備えてやっておいた方がいいことがありましたら教えていただきたいです。また、年金以外に、貯金としていくらくらいあれば最低限の生活を安心して送ることができるでしょうか?貯金はわりとしっかりしていたので、貯金の安全な運用方法もありましたら知りたいです。

女性50代前半 piwabiさん 50代前半/女性 解決済み
古戸 賢一 1名が回答

充分な老後の資金とはどの程度なのか?

年を取ってからの生活に必要な金額が具体的にイメージできなくて困っています。現在大学生の子供たち2人の学費、約年間220万程度のが支出のメインで、貯蓄に回せる余裕がありません。少しでも老後のために預金を増やしたいのですが、なかなか詳細な手立てが見つかりません。具体的に今手元にある貯蓄を運用したらいいのか、万一の時に備えそのままにしたほうがいいのかなどいろいろかんがえますが、なかなか先に進みません。今は問題なく生活できていても、事故や病気などで体を壊した場合、いったいどの程度の生活にお金がかかるのかわからりません。また、先の話ですが、退職金などの資金は運用したらいいのか、貯蓄額が現在の収入に見合っているのか、さらに老後に困らないための保険の掛け方が妥当なのか、など初歩的な事を知る機会があまりなく困っています。

女性50代前半 annfunさん 50代前半/女性 解決済み
山本 昌義 1名が回答