大学を卒業させてあげられる教育費が準備できるか不安

女性50代 ココロさん 50代/女性 解決済み

現在の収入になってから生活に困ることはなくなりましたが主人がこの収入になったのが数年前なのでそれまで満足できるほど子供たちの教育費をためることができず上の子供が大学受験間近ですがまだ大学を卒業させてあげられるほどの教育費がたまっていないので奨学金なしで大学に通わせることができるのか不安に思っています。コンスタントに子供たちの教育費は貯めていましたが中学生の時に通わせていた塾代や高校入学にかかるお金で貯めていた教育費がかなり減ってしまったのでもう目の前まで来た大学に通うための学費をどうやって捻出していくか、捻出できるのか不安な日々を過ごしています。

1 名の専門家が回答しています

水上 克朗 ミズカミ カツロウ
分野 結婚・離婚・出産・教育・子育て
60代後半    男性

東京都

2021/07/07

大学に進学すると、どのくらいのお金がかかるでしょうか。

ちなみに、目安は、入学費用と4年間の学費の合計で、私立文系はで約731万円、私立理系で約827万円かかります(日本政策金融公庫調査)。
したがいまして、結論として、わたしは、ほとんどの親は、奨学金を借りることを検討した方が良いと思います。親の収入だけで学費を工面した結果、老後の資金がなくなってしまった、という夫婦の事例を、家計相談でみてきたからです。

その人たちは、給料が比較的高い大企業に勤めた人たちも少なくありません。それでも、子どもの数が多いと、自分たちの稼ぎだけでは苦しくなってしまうのです。老後に、子どもからの援助が必要になるくらいなら、奨学金を借りた方が、トータルから見れば、子どもの金銭的な負担は小さくなるでしょう。それに少しでも自分で学費を払うとなれば、本気で勉強するようになりはずです。ちなみに、大学生の2.7人に1人が奨学金を利用しています。

次に、奨学金の中でも、最も多く利用されているJASSO(日本学生支援機構)についてみてみましょう。

「給付型」と「貸与型」(第1種:利息なしと第2種:利息あり)があります。

それぞれ年収制限がありますが、第1種:利息なしの年収制限は、給与所得の4人世帯の年収の目安は747万円以下(給与所得以外=所得の目安は349万円)で、学力基準を満たしていれば、最大で月6万4000円(私立、自宅外通学の場合)借りられます。

第2種:利息ありの年収制限は、給与所得者の4人世帯の年収の目安は1100万円以下(給与所得以外=所得の目安は692万円)となっています。なお、利率は極めて低く設定されており、2020年11月時点で、0.163%(利率固定方式)、0.002%(利率見直し方式)です。また、学力は平均水準以上でOKで、最大で月12万円まで借りられます。
なお、「給付型」の年収基準は、住民税非課税世帯およびそれに準じる世帯となっています。

また、奨学金の借入総額は、平均で324.3万円。500万万円以上を借りている人も12.4%以上に上ります。

詳しくは、まずは、「JASSO奨学金」で検索して確認してみましょう。また、奨学金の貸与額と返還額を試算することができるWebサイト(「返還シミュレーション」で検索)もあります。

ちなみに、奨学金に似たしくみに「教育ローン」がありますが、こちらは、子どもではなく「親が借りる」ものです。日本政策金融公庫や民間金融機関が用意していますが、金利面を考えると、まずは奨学金を検討した方がいいでしょう。 「奨学金」→「教育ローン」で検討しましょう。なお、「国の教育ローン」(但し、年収790万円(所得590万円)以下)も、検討した方がいいでしょう。

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

大学に入るまでにどのくらいの金額を用意しておく必要がありますか?

30代半ばの専業主婦です。夫は教員をしており、4歳と2歳の子供がいます。来年くらいにもう一人子供が出来たら、と考えているのですが、今後必要となってくる教育費に不安があります。現在は、児童手当等含め年間120万円ほど貯金しています。また、学資保険代わりに生命保険に20万円ほど払っており(10年払いで3年払い込み済み)、10年以上解約せずにいると250万円ほどになる予定です。私は子供が大きくなれば働くつもりではありますが、夫が激務なのもあり、子供が小さいうちは専業主婦でいたいと考えています。貯蓄は私が働くことで変動するとは思いますが、現在の貯蓄ペースとしてはこのくらいでも大丈夫なのでしょうか。大学など、子供たちが行きたいと行ったところには行かせてあげたいと考えており、大学目指して貯蓄はしているのですが、目標金額などはあいまいです。一般的に、大学に入るまでにどのくらいの金額を用意しておく必要があるのでしょうか。

女性30代後半 ゆーだいさん 30代後半/女性 解決済み
水上 克朗 1名が回答

結婚した際に将来に向けて何をすべきかお教え下さい

現在お付き合いしている女性との結婚を考えていますが、もう40代前半ともなります老後のことも考えておかなければいけません。そこでお聞きしたいのが、40代から結婚をした際に将来のことに関して備えておきたいことをお金のプロであるファイナンシャルプランナーの方からの助言が聞きたいです。結婚した際に将来起こりえることに対しての対策を具体的にお教え下さい。結婚すれば自分だけの問題ではなくパートナーとの問題となりますので、夫婦が将来路頭に迷わないようにするためには何をしたら良いのか知りたいです。もう若くないため1日1日を無駄に過ごすわけにもいきませんので、今からできることがあれば積極的に対策を講じていきたいと思っています。

男性40代後半 MAX888さん 40代後半/男性 解決済み
松村 勝宜 1名が回答

子供の大学進学、医学部か一人暮らしか

子供の大学進学について相談させて下さい。高校生の息子がおります。夢は弁護士で、法学部に進みたいそうです。ただ法学部というと家から通える範囲にいい大学がありませんので、一人暮らしをすることになります。一応貯金はしていますが、あまり多い額とは言えずこれで本当に足りるのか、毎月の仕送りができなくなる状況にならないかと不安です。学費だけならまだしも、一人暮らしとなれば不自由させたくないので少し多めに送りたいと考えています。また、もう一つの選択肢として医者があります。ちょうど家から通える範囲に医学部があり、息子も幼い頃は医者に憧れていたためまったくない選択肢ということでもないようです。もちろん優先すべきは子供の希望です。しかし資金を準備しておく立場として、遠方で一人暮らしする資金と、家から通う医学部どちらがよりお金がかかるのか知っておきたいのです。尚どちらも国公立志望です。

女性40代前半 pucchi_26さん 40代前半/女性 解決済み
吉野 裕一 1名が回答

これから子育てが始まる家庭の家計管理

2021の夏に出産を控えており、看護師として正社員で働いていた職場を退職し、現在は専業主婦、夫の努める会社の社宅で2人暮らしをしています。共働きの時には将来のに備え可能な限り、大きな浪費は押さえて貯蓄を行うことができ、私も育休・産休を活用し働きながら子育てを行っていこうと考えていたため将来に対するお金への心配はありませんでした。しかし、理由もあり現在は夫の収入のみで家計を支えてもらっており、また、コロナ渦で夏季・冬季のボーナスカットがあり、家計がもつのか心配です。保険料、携帯料金、車の保険料、維持費、食費、娯楽費、家賃、貯蓄方法など見直せる部分は二人で話し合って見直してきました。このような現状の中、同じような悩みを抱えている方はどのくらいいるのか、他にお金の見直しが必要な部分があるのか、利用できるサービスなどを可能な限り教えていただきたいです。

女性30代前半 花マロンさん 30代前半/女性 解決済み
山本 昌義 舘野 光広 2名が回答

高齢出産で2人の子持ち。学費と養育費が心配

高齢出産で子どもを2人産んだのですが、どのように将来の学費と養育費を貯めていけばいいのか分かりません。月々の出費の変動や転職のリスクを考えると月々固定で支払わないといけない積み立て保険などはできれば避けたいと言う考えです。また高齢出産なことから学費と同時に自分達の老後資金もためなくてはなりません。なにか良い方法があれば教えていただきたいです。

女性40代後半 yama_34さん 40代後半/女性 解決済み
吉野 裕一 1名が回答