2021/06/29

退職金の運用について

男性50代 taroさん 50代/男性 解決済み

現在50代の男性会社員で、妻と娘がいます。
娘は既に独りしていますから、今は妻との二人生活となります。

今回お伺いしたいことは、私の退職金についてとなります。
あと6年もすると60歳となり私も退職することになります。
そうなった場合、一般的には再雇用制度を利用する方が多いと思いますが、実際先に退職された先輩方の話を聞くと、現役時代よりは当然給与もかなり下がり、退職時に貰った退職金を切り崩して生活している方もかなりいるみたいです。
まあその後の年金が出るまでの辛抱だとは思いますが…。
そこでこの退職金の運用について、生活の補填部分で利用するのではなく、その他老後に向けた運用など回せるようなやり方などあれば教えていただけないかという相談であります。
やはり一過性で退職金を削るよりは、今後膨らませていけるようなやり方を探しています。
以上宜しくお願い致します。

1 名の専門家が回答しています

山口 雅史 ヤマグチ マサフミ
分野 退職金
50代後半    男性

兵庫県 岡山県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県

2021/06/29

老後には資産形成も大切ですが体調管理も大切です、気をつけてください(多分、同年代だと思いますので・・・)。

退職金が老後の支えになることは事実ですが、退職金に過度に頼ることも問題です。そこで、現在から個人型確定拠出年金(iDeCo)やつみたてNISAを活用してベースを作ることをお勧めします。つみたてNISAであれば20年間の運用非課税期間があります。iDeCoも2022年5月から加入年齢が65歳まで引き上げられます。それに伴い、受給開始時期も60~75歳までの間に変更されます。つまり、iDeCoでも10年間の期間があることになります。仮に、iDeCoを利用して月々2万円・年率5%の平均利回り(過去30年の世界株式インデックスの平均利回りは6.6%なので十分可能な利回りと考えます)で運用しとすると、310万円の資金を貯めることができます。
60歳が退職年齢のようですが、その後も再雇用制度を利用することで資金的には問題ないと思います、場合によっては2万円以上の拠出も可能ではないでしょうか。

その後、退職金が出たタイミングで、その資金(退職金)を原資として分割運用(積立投資のように毎月ではなく、原資を数回に分けて投資するスタイル)を行い、資産を増やすことを心がけることが重要です。この時点で一括投資をしてしまうと、リーマン・ショックのような急落や暴落が訪れた時に対応できないからです。行動経済学に視点では、資産売却→損失といった行動をとる可能性が高くなります。流れによる損失を抑えるため、一括投資はNGとなります。

最終的に積立や分割投資で形成された資産を取崩運用で活用します。取崩運用は運用だけを継続しながら、資産の一部を取り崩しながら生活費などに活用する方法です。これにより、資産寿命を延ばすことが期待できます。下記は参考イメージになります。
「1979年から世界株式インデックス投信を20年間・月額5万円で積み立てたとします。積立総額は1200万円ですが、20年後(1998年)の運用資産総額は3734万円になっていました。その後も運用のみを継続し、毎年末の資産総額の5%を取り崩したとすると、その20年後の2018年末時点での取崩総額は2941万円で積立総額以上の額となり、運用残高も2933万円となっていました。」

これからは長生きも大きなリスクになります。生きている限り、生活費は必要になります。平均余命は伸びる傾向にあり、100歳まで生きる確率が高くなっています。その分、資産寿命を延ばすことはこれからは重要になると思われます。そのため、現状で積立投資をしていないのであれば、これから10年間と退職金を活用して上記の近い状況を作る必要があります。

期待する回答になっているかわかりませんが、参考になれば幸いです。

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