新米フリーランスの知っておきたいお金のあれこれ

男性40代 かずかさん 40代/男性 解決済み

会社を退職し、フリーランスになったばかりで確定申告やら税金の事やら、個人事業主になったことで発生するお金のことがほとんど分かっていないため、不安が強い。
個人事業で得たお金に対し、確定申告するためにどうしておけばよいのか、どうやって収入が少なくなって生活していけるのか、今までと同じような金額は稼げていないため、貯金は数百万円あり、しばらくは生活は大丈夫だが、不安がかなり強くなってしまう。全然自分の時間が取れず、ブラック企業で働いていたため、土日は家族との時間を作りたいと考えているが、企業に就職すると、また一生懸命仕事中心になってしまう気がするため、どうにか個人事業主でやっていきたい。個人事業主になった際に今まで会社でやってもらっていたお金の事を全く知らないので、まずは一から勉強しなければと思っているがまだ何も手を付けられていない。とりあえず領収証等は集めているが、ほかに必要な書類はあるのか不明。とにかく、一人になったことの不安が強いが、企業にはしばらく務めたくない。仮に務めたとしても現在の個人事業主の仕事は副業として続けながらライフワークバランスを最優先に働きたいと考えています。

1 名の専門家が回答しています

佐藤 元宣 サトウ  モトノブ
分野 仕事全般・転職・退職
40代前半    男性

全国

2021/07/04

ご質問の件について、質問者様は「会社を退職し、フリーランスになったばかり」とあることから、これまで加入していた健康保険および厚生年金保険の資格を喪失し、国民健康保険および国民年金への加入になっていると思われます。

これまでは、給与から社会保険料が天引きされておりましたが、これからは、国民健康保険および国民年金は、ご自身で現金納付や口座振替などの方法を選んで納めていくことになります。

税金につきましては、会社員時代は年末調整によって勤務先が質問者様に代わって税金精算手続きを行っておりましたが、これからは、原則として毎年、所得税の確定申告をご自身で行っていく必要があります。

所得税の確定申告には、申告期間・申告期限が設けられており、原則として、翌年2月16日から3月15日までです。

たとえば、令和3年度の所得税の確定申告期間・申告期限は、令和4年2月16日から令和4年3月15日までといったイメージになります。

なお、こちらは回答者個人の主観となるのですが、個人事業主としてやっていくのであれば、税務署に対して「開業届」および「青色申告承認申請書」のいずれの書類も提出することを強くおすすめ致します。

まず、税務署へ開業届を提出することで、少なくとも、質問者様は個人事業主であることの証明ができ、収入は「事業所得」として、毎年確定申告を行うことになります。

また、青色申告承認申請書を税務署へ提出することで、質問者様は個人事業主で、かつ、青色申告者となるため、税法で認められている有利な特典を数多く活用することができます。

シンプルにわかりやすく回答しますと、青色申告者になりますと、納めるべき所得税や住民税を少なくしやすくでき、所得(儲け)によって金額が異なる国民健康保険税(料)も少なくする影響を与えることから、税務署に対して「開業届」および「青色申告承認申請書」のいずれの書類も提出した方が長い目で見た時、望ましいわけです。

なお、個人事業主で青色申告者になりましたら、毎年の所得税の確定申告は、e-taxを活用した電子申告でできるようにしておくことも合わせて推奨します。

これは、税法が法改正されたことによって、青色申告者が毎年の所得税の確定申告をe-taxを活用した電子申告で行った場合、青色申告特別控除と呼ばれる控除額が多く適用されるからです。(厳密には、法改正によってこれまで適用された控除額をキープすることになる)

最後に、個人事業主として働いていくのであれば、今まで通り領収書の保管および請求書や事業(仕事)にかかるものは保管しておくことがとても大切です。

そして、できることならば、会計ソフトを活用した記帳を行っておくことで、所得税の確定申告を電子申告で行いやすくなるため、合わせて導入・使用を検討しておくべきでしょう。

本回答では、個人事業主として事業を行う上で、最低限やっておいた方が良いと思われることやそれに絡むお金について簡単に回答をさせていただきました。

場合によっては、詳細を伝えることで、もっとやっておくべきことがあったり、得策になったりすることもあるかもしれないため、適宜、専門家の協力やアドバイスを求めながら事業を少しずつ進めていくことも考えておきたいものです。

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