iDeCoと国民年金基金どっちがお得?

女性50代 ぽんちゃんさん 50代/女性 解決済み

自営業者なので、小規模事業共済と国民年金基金を満額までかけていますがiDeCoも気になります。
年金基金を減らしてiDeCoにしようかと思いますが、いままでかけてきた基金がもったいなくて、決断できません。
それともiDeCoはあきらめて、個人年金を増やしたほうがいいでしょうか?
確定申告では個人年金の控除額はすでに超えているので、これ以上個人年金を増やしても税制優遇は受けられません。
しかし昨今のコロナウィルスで事業収入が減収しており、今後どんな疫病や天災に見舞われるかと思うと、少しでも働けるうちに老後資金を準備しておきたいと思うようになりました。
iDeCoについて心配なのは年金基金の納付額を変えることに加え、年金基金とは違って終身で受け取れるわけではない部分です。
寿命が100歳と言われる現代において、自営業者にとってiDeCoはどれだけ得なのか教えていただきたいです。

1 名の専門家が回答しています

前佛 朋子 ゼンブツ トモコ
分野 年金・個人年金・iDeco
50代後半    女性

栃木県 埼玉県 東京都 神奈川県

2021/06/25

ご質問ありがとうございます。まず、注目しておきたいのは所得控除です。国民年金基金とiDeCoの掛金は全額が所得控除の対象になります。個人年金はすでに控除の枠を使われているのですから、おのずと個人年金の選択肢は消えますね。

国民年金基金は終身年金である点が大きな特徴で、老後資金を考えると加入しておくべきです。iDeCoの特徴は自分で運用方法を選べて、国民年金基金の予定利率よりも高い利率で運用できる可能性がある点です。掛金は全額所得控除、運用益は非課税、受取時も税制優遇が受けられるメリットがあります。

ただし、iDeCoのデメリットにも注目しましょう。iDeCoは運用方法によっては元本割れすることもあり(元本保証商品もあります)、加入時、運用時、掛金の給付時に手数料がかかります。特に年金で受け取ると、その都度手数料がかかる点は注意したほうがよいでしょう。
デメリットを考えると、今、国民年金基金を満額利用していること、予定利率は確保されること、掛金が全額所得控除を受けられていること、終身年金であることから、現状維持のほうがよいと思うのですが、いかがでしょうか。

もちろん利率の良い運用ができるiDeCoと併用してもよいですが、その場合は、手数料の安い金融機関を選ぶこと、できれは一時金で受け取ること、国民年金基金の掛金を大きく減らさないことを考慮して、検討してみてください。

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