老後のお金はどうしたら良いか悩んでいます。

男性40代 かるさん 40代/男性 解決済み

老後の資金はどうしたら良いか悩んでいます。最初は貯金をしてなんとかするしかないと思っていたのですが、それでは無理な感じになったのでどうしたら良いか悩んでいます。かといって老後の資金を投資でなんとかするのも難しいと思っています。そこで質問ですが老後に備えて投資をやるというのは良いものでしょうか?投資を素人が安易に手を出しても上手くいかないような気がするのですが、実際どうなのでしょうか。もし、やった方が良いということでしたらどういう理由でやった方が良いか教えて欲しいです。また投資をやるならどういう風にやるのが良いかも教えて欲しいです。素人でも安全に始める事ができて老後にしっかり備える事ができる投資法を教えて欲しいと思います。

3 名の専門家が回答しています

吉野 裕一 ヨシノ ユウイチ
分野 老後のお金全般
50代前半    男性

島根県 岡山県 広島県 山口県

2021/06/22

かる様、ご質問ありがとうございます

投資に関しては、ファイナンシャル・プランナーとしては、行うべきだと思います。

投資もいろいろな方法がありますが、投資をしないというリスクもあります。

預貯金や保険で老後資金を検討されている方も多くおられますが、預貯金では増えるという時代ではなくなっていますし、保険は預貯金に比べると増えるというイメージがあると思います。

しかし、別の視点で見ると、お金は目減りしていくという事です。

今後の物価上昇を考えると、預貯金や保険に預けておくと見た目は減らないので、安心と思われる方もおられますが、実質の価値が減ってしまっているのです。

昔100円で買えたものは、今は100円では買えなくなっているものも多かったり、今後はもっとお金を出さなければ買えない可能性は高いと思います。

短期間で使う目的であれば、投資は避けた方が良いでしょうが、長期的に貯めるものであれば、物価上昇以上の利回りがなければ実質で損失を出しているという事になります。

車の運転もですが、誰しも始める前は素人ですが、教習所で学んだりして基本を身に付けて行動に出る事が出来ます。

投資も基本を学んでいけば、比較的、リスクを抑えた運用が出来ますし、長期で考えた場合、利便性は高くなります。

車の運転と違い、お金のことは私の様なファイナンシャル・プランナーも存在して、相談相手になったりアドバイザーになったりしています。

舘野 光広 タテノ ミツヒロ
分野 老後のお金全般
60代後半    男性

全国

2021/06/22

ご質問ありがとうございます。
FP事務所ブレイン・トータル・プランナーの舘野です。

確かに、国内の金利情勢からすれば、例えば銀行に定期預金をしても、金利は0.02%程度であり、ほとんど預金が増えないというのが現状です。従いまして、大手生保などでは、外貨型の預金ベースとした積立型の保険を積極的に販売しています。このような背景から、初心者が投資を行う場合の確認と方法を簡単にお答えさせて頂きます。

まず、ご質問の内容から判断しますと、投資と投機が区別出来ていないようように思われます。投資というのは、投資先に将来性を抱きながら、長期投資をすることで、その事業からのインカムゲイン(配当金)を得ることが目的となります。確かに、株価であれば実質的な成長力とは関係なく、株式市場全体の動きで株価が上昇し、売却益が得られることも多いです。このようなことを投機と言われており、短期の利殖のみを追求するあまりリスクを負う可能性も高くなります。極端な例として、1986年から1990年頃のバブル経済と同様にお考えになられれば良いでしょう。

従いまして、株式投資などの投機は、自己資金の半分を投資して、残りは銀行預金にするなど、手持ち資金をすべて失わないようにしている方は多いです。

初心者が投資を始める場合には、税制優遇も可能であるつみたてNISAであれば、ローリスク=ローリターンで投資が可能となっています。その方法は投資信託という投資方法ですが、投資信託自体が投資先を分散して投資しており、少額投資で分散投資が可能となります。投資信託はその資金量を世界中の投資商品に投資しており、そのうちから、上昇するものもあれば、下落するものもあり、全体で利益をキープ出来るようにデータ化されているとお考え願います。本来、個人が投資するには、高額な資金が必要である投資先でも、投資信託の分散投資によって少額でも投資が可能であり、結果として分散投資の恩恵を受けることが出来ます。

つまり、大きくは儲からないが、大きく損もしないという事になるでしょう。但し、更なる分散投資が可能となるETFでは、手数料も問題や金融庁の規制によって、積立NISAの対象金融商品は193本中186本が投資信託となっており、残りの7本だけがETCであり、NISAと比べると相当に数が少ない事情も存在します。

どの投資を選択する場合でも、元本が必ず維持されるものでもなく、少なくなるリスクは存在します。従いまして、投資を決める時には、充分に御自身で判断されて、御自身の責任において投資をされるようにお願い致します。

古戸 賢一 フルト ケンイチ
分野 老後のお金全般
50代前半    男性

全国

2021/06/22

かる様

ご質問ありがとうございます。FPオフィス ピーエス・アセットの古戸と申します。

結論から言えば投資はした方がいい。というか、投資をしなくてはならないと考えます。
 
たくさん稼ぎ、たくさん貯金して、死ぬまで生活できるだけの資金(インフレによる目減り分もカバーできるだけの資金)があれば、投資をする必要はありません。
 
しかし、多くの人にとって現役世代で老後資金まで目処がつく人は多くありません。
 
確かに投資は素人が安易に手を出しても上手くいきません。ですが、個人的には玄人がやっても上手くいかないと思っています。
 
未来は誰にもわかりません。ですので、投資のセオリーを信じて投資をしています。それが長期分散ドルコストというものです。
 
この方法で10年程度投資することができれば、かなりリスクを回避でき、リターンも得られるという『過去の結果』があります。あくまで過去の結果ではありますが、現状ではそれを信じてやる以外に道はないと考えています。

40代で老後資金のことを気にかけれたことが素晴らしいことですし、一刻も早くスタートされることをおすすめします。もちろんご自分での勉強は必須です。

ご参考になれば幸いです。

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