老後にどれくらいのお金があれば足りるのか

男性30代 mikaeru19さん 30代/男性 解決済み

現在私は28で、結婚しております。妻も28と同い年でまだ子供はいませんが、ゆくゆくは欲しいと思っております。やはり気がかりなのは老後自分も妻も働かなくなった時に、子供の力は借りずに自分たちが蓄えていたお金でやりくりできたらいいなということです。すでに年金制度が崩壊しかかっている中なので、少しばかりはもらえるとしても当てにはできないのだろうなというのが率直な思いです。また世の中のお金の価値はどんどん下がり、今の100万円が将来は100万円の価値がなくなるという話を聞いたことがあります。そのため今時点で老後に必要となるお金と自分が老いた時に必要になる額は違うのではないかと疑問になっています。そういった相談にFPの方に乗っていただき、安心した生活を送れるように、していきたいなという気持ちです。

1 名の専門家が回答しています

植田 英三郎 ウエダ エイザブロウ
分野 老後のお金全般
80代前半    男性

大阪府 兵庫県 奈良県

2021/03/09

最初に年金の現在予測されている受給見込みから始めましょう。
昨年(2019年)の厚労省の年金財政検証では、現在のモデル世帯の現役手取り収入35.7万円は、
2047年には手取り収入は47.2万円に増えますが、年金は2019年の22万円が24万円になるという予測が出されています。年金の現役時収入に対する率は、61.7%が50.8%になるとされています。これは、様々(6つ)なケースのひとつに過ぎませんが、現在より相当減るのは間違いないでしょう。
しかし、これは現在のモデル世帯(夫会社員、妻専業主婦)を想定したもので、夫婦就業が当たり前の昨今やその先には当てはまりません。夫婦就業でダブル厚生年金の場合は、単純に計算しても年金額は29.4万円になります。将来の見込みは以上ですが、年金が無くなることは決してありません。
次に物価上昇は、日本は物価が上がらなくて困っているような報道がありますが、経済が成長していない状況の説明として使われています。物価は実は、統計に現れない形(内容量などの減量)で、確実に上昇しています。100万円の価値は下がりつつあるのは間違いないでしょう。
老後の生活費ですが、2019年の高齢者夫婦の1ヶ月の収入23.7万円に対して、支出は27万円で、毎月3.3万円の不足になっています。2017年は不足額5.4万円でした。これを30年で計算すると約1200万円~2000万円の不足になります。
この不足分を埋めるのが、会社などの退職金・年金と個人での貯蓄です。勤めている会社にDB(確定給付型年金)やDC(確定拠出型年金)があれば、退職時に一時金や年金でいくら貰えるか調べてみてください。
高齢者世帯の支出モデルは、標準の数値です。従って、個人としてのより以上の貯蓄があれば、さらに豊かな老後が過ごせるでしょう。
老後資金の積み立ては、無理なく積み立てることと、税金の優遇を受けるのがポイントです。余裕があれば、DCに上乗せができるか、あるいはiDeCo(個人型確定拠出年金)加入するのも有利な選択と言えるでしょう。

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

老後が不安です

はじめまして。30代独身女性、パート勤務、月収13万円ほどです。現在は実家暮らしで家には月1万円しか入れていません。資産は証券会社にあるものも含めて170万円ほどです。持病があり、年金納付は免除されています。そのため、たまに届く年金定期便で見ると私の老齢年金は年額で8万円ちょっとと、とてもそれだけで生活できる金額ではありません。現在はつみたてNISAを月に14000円していますが、iDeCoもした方がいいのでしょうか?それともつみたてNISAを33333円に増額する方が先でしょうか?また、それ以外に何か有効な資産運用の方法はありますでしょうか?収入は少ないですが、支出も少なく節約が苦にならないタイプです。よろしくお願いいたします。

女性40代前半 加藤あかりさん 40代前半/女性 解決済み
前佛 朋子 1名が回答

老後になった親の資産運用の相談

30代半ば男性です。結婚し、両親とは世帯を別にしています。両親も含めて借金はないものの、裕福な家庭ではなく、老後2,000万円の話題があったときにはどうしようかねと雑談するような感じな状況でした。そのような中、祖母がなくなり、ある程度まとまった額を相続したらしく、株式投資をしたいと私に相談してきます。(私自身は大きな金額ではありませんが、株式投資が好きで7-8年程、続けています。) 個人的には両親年齢(70歳弱)を考えると投資をするとしても株式のようなリスクが比較的大きい商品よりも債権等のリスクの低い商品がいいと思うのですが、どのように説得していくべきかファイナンシャルプランナーの知見をもとにご教授頂けないでしょうか?

男性30代後半 cheesenorijunさん 30代後半/男性 解決済み
キムラ ミキ 1名が回答

介護に関する保険は必要か

最近、PRでの介護保険の案内が来た。読んでいくと、今の保険では対処できない部分が多い。現在、夫婦ともに二つの保険に入っているが、65歳を過ぎると、今までの保証よりも、掛け金は同じでも下がってしまう。保険を変えた方がいいのでは・・と、妻と話し合っていたところだった。父が99歳まで生きて、介護の大変さが判っているだけに、これは必要なのではと思ってしまった。子供3人には、私達が父を介護したような環境にはないし、国の政策も、だんだんと狭まってきているように思えている。その辺のことを聞きたいと思う。来た案内によると、月々2370円。銀行からのものだから、サギ的なものではないと思っているが、まだ早いのでは・・という気持ちと、いつ介護が必要になるか判らないので、もう入っていた方がいいのではないかという気持ちとがある。また、年齢が上がると、掛け金もあがるのではないかという思いもある。

男性60代後半 stepmewさん 60代後半/男性 解決済み
植田 英三郎 1名が回答

老後のこと

今のところ、生活には困っていません。けれども、老後のことを考えたときに、2000万とかいろいろ言われて気になります。持ち家ですがやたら広くて、子供は進学で家を出てからは戻ってこない予定です。夫は6歳上で一人っ子。どう考えても、私はこの家に一人になって10年以上は生きると思いますが、お金がかかりすぎるし、物騒だし、どうするべきか悩みます。現在で築13年、現在で47歳。まだ先の話なのですが、その頃には言えも大分古くなるし、年をとったら部屋借りられないしなどと思うと、早めにマンションを買ったりした方が良いのかなど、考えてりします。すぐのことでないから、時々考えても答えが出ないままでどうどうめぐりになるだけです。けれども、年をとってからでは選択肢がなくなって、お金のかかる家に住み資金ショート、なんて言うのも困ります。考えられるリスク、パターンなど挙げてもらって、予め考えておきたいです。

女性50代前半 shizuechanさん 50代前半/女性 解決済み
舘野 光広 1名が回答

障害者認定されない障害者です

初めまして。高校生の終わり頃から体に明らかな異常を抱えて生きてきております。何年も悩み取り組んだ結果、幼い頃に利き手を強制されたことによる筋膜のねじれであると確信しました。しかし医療関係者に相談したところ「聞いたことがない」、「根拠のない仮説」、「精神科でよく診てもらえ」などはかばかしい回答が得られず自分の状態を公的に説明できるものを持ち合わせておりません。年々体調は悪くなる一方で足首から血が吹き出した後は潰瘍になり、治らないままだし歩くことも困難なので外出もままならず、また集中して何らかの作業を行うことも困難です。まともに稼ぐ手段もないまま障害者としても認定されないので公的な援助を求めることもできません。将来の備えとしては親に払ってもらっている国民年金のみです。運用できるような資産もないしどうやって将来に備えていいかわかりません。現在45歳です。何かやれることがあれば教えて下さい。

男性40代後半 KKTaroさん 40代後半/男性 解決済み
舘野 光広 1名が回答