現在やっている家計管理で問題はないのか。

女性30代 rionan0827さん 30代/女性 解決済み

2年ほど前から、家計のお金の見直しをするようになりました。具体的にはつみたてNISA、Idecoの開設、電気会社乗り換え、保険見直し、住宅ローン金利見直し、格安SIMへ移行、ふるさと納税の開始を実施しました。一度やらなくてはいけないと思うと、自分に火がついて一気にやることができるのですが一度見直しをすると「このままで大丈夫」という現状維持バイアスがかかってしまいます。定期的に一度見直したことも見直していく必要があると思うのですが、これから見直しをしたらよいところはあるのでしょうか。
家族構成:夫、子ども(小学生、幼児の3人)夫婦共働き(私は時短勤務)持ち家住宅ローンあり(金利0.7%、3年固定)、車所持(購入済でローンなし)、私の給料はすべて貯金、もしくは投資に回している。

2 名の専門家が回答しています

山本 昌義 ヤマモト マサヨシ
分野 お金の貯め方全般
40代前半    男性

全国

2021/05/28

こんにちは、婚活FP山本です。まずはご質問の前に、今後のお金の基本についてお伝えします。まずお子様の教育費は、保育園(幼稚園)から大卒までの合計平均で1400万円ほど必要です。22年で平均的に準備するとすれば一年あたり約64万円、月5万円ほど、3人分で月15万円ほど貯金が必要になります。また先般、老後資金2000万円問題が騒がれましたが、実際には一般的に倍の4000万円程度が必要です。仮に60歳まで25年ほど準備時間があるとすれば一年あたり160万円、月13万円ほど貯金が必要になります。つまりあなた様の場合、貯金でなら月28万円ほど必要な計算です。まずは基本として、このような先々のお金を意識しましょう。

そのうえで、ご質問についてお伝えします。結論からいえば、家計管理とは「このままで未来に必要なお金が準備できるのかどうか」が重要です。どんなに節約に励んでいても上記のようなお金を準備できそうにないなら不十分、未来に必要なお金を数字で意識できていないなら家計管理の仕様がないといえます。一方、家計を改善する基本は「節約と収入アップ」です。十分に節約して、なお相応に足りそうにないなら、収入アップが必要な金額分だけ必要になります。未来を見据えて現在の貯金の過不足を把握して、常に余裕を持った状態を維持できてこその家計管理です。まずはライフプランを考えて、未来に必要な貯金額を把握するところから始めましょう。

少し補足させて頂きます。収入アップの手段は色々とありますが、基本は「出世か転職または副業」です。あなた様の現在の事情を考えると、まずは「テレワークを前提にした復職・転職」が効果的かもしれません。また、すでにされている資産運用も効果的な手段です。リスクはありますが資産運用なら、仮に5%運用を狙えば一年あたり約84万円、月7万円ほどで25年後に4000万円を準備できる計算になります。ただし、一度運用に回したお金は途中で引き出しにくいので、教育費などへの準備は別枠で考えることが大切です。少なくとも、すでに節約は十分に努力されているように見受けられます。次は未来に必要な貯金額を把握して、必要なだけ年収と投資額を上げる努力に励んでいきましょう。

前佛 朋子 ゼンブツ トモコ
分野 お金の貯め方全般
50代後半    女性

栃木県 埼玉県 東京都 神奈川県

2021/05/28

ご質問ありがとうございます。家計の見直しを始めたとのこと。つみたてNISAや将来の生活資金のためにイデコを始めるなど、とても前向きに将来のための貯蓄をされていてすばらしいです。

さて一度手をかけた家計見直しを今後どうするかとのことですが、家計の見直しをするタイミングは、家族のライフイベントの節目がおすすめです。たとえば、上のお子さんが中学生になると、高校受験のために塾通いをするなど教育費がかかるようになります。そして高校生になれば今度は大学受験のための塾通いもありますし、大学受験は数校を受験することになり、合格すれば入学金などの納付をしなければいけないので、高校3年生の時点で、大学入学に必要な資金を準備しておく必要があります。同じように、下のお子さん2人も同じタイミングで教育費の工面が始まります。

まず家計を見直すタイミングとして考えられるのは、上のお子さんが中学生になった時です。その時点で、大学までの教育費の準備は大丈夫か、確認されることをおすすめします。下2人のお子さんのときも同様に見直しをするとよいでしょう。

あと住宅ローンが3年固定とありますが、固定期間が終われば、その後の返済を固定にするか変動にするかを選択できると思います。その時点での金利を見て選択しましょう。もし変動金利を選択する場合、返済額の見直しが5年ごとに行われるので、金利によっては返済額が増えることも考えられます。なので、住宅ローンの金利が変わるタイミングでも家計を見直すとよいでしょう。

また、お子さんが大学を卒業する時点も家計見直しのタイミングです。その際は、保険の見直しが必要だと思いますので、よく確認してくださいね。

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