資産の保有形態について

米ドル建ての投信を保有しており、今は購入当時よりも高い水準になっています。しかし、米国経済が不況に転じたときに、どういう形で資産を保有すればより安全でしょうか?
米ドル建ての投信を保有しており、今は購入当時よりも高い水準になっています。しかし、米国経済が不況に転じたときに、どういう形で資産を保有すればより安全でしょうか?
2 名の専門家が回答しています
ご質問いただき、ありがとうございます。
米ドルは、今は世界の基軸通貨です。世界一安全な通貨でしょう。しかし、それでも1つに集中するのは、リスク管理の点からよくありません。
それと、ご質問者様はどこにお住まいでしょうか?日本にお住まいなら、生活するためにいくらかの日本円を持つ必要があります。そこにいくらか配分してもいいかと思います。さらに、資産規模にもよりますが、ユーロ建ての投資信託を持つのもいいかと思います。これで、通貨を分散することで、カントリーリスクが減ります。
また、投資信託の内容によっては、同じアメリカのREITや債券に振り替えてもいいかと思います。株中心の投資信託が、金融商品の多数を占めておりますが、他の種類の投資商品を加えることで、株が下がってもリスクヘッジになる商品を持つと、より安全な資産構成になります。
さらに、割合は5%以下で構わないので、金を持つことも検討してみてください。ただ、金はコロナ禍の中で上がり過ぎているので、金ETFの形で持つ方がいいかもしれません。
質問の内容だけで回答するのは難しいので、参考位の話としてください。
米ドル建ての投信の内容次第もありますが、一般的な株式投資信託として話を進めます。何年前から保有しているかわかりませんが、長い期間投資信託として価値があるのであれば、それ相応の資産に成長している可能性があります。そのような商品は日本ではない商品になるので、そのまま保有することが有効と考えます。
米国の投資信託は日本のそれと異なり、小さく産んで大きく育てるのが主となっています。運用が思惑とおりになるか不明なので、米国では小さい資金でスタートさせる傾向が強いと言います。日本では米国と異なり大きく産んでジリ貧になるパターンが多くなっています。「大きく産んで」とは、設定時(売り出し時)の資産額を大きくするという意味です。今年に入り、国内の投資信託で2銘柄が設定時純資産額が過去2位・3位の商品が産まれています。
米国でそれなりに純資産がある投資信託は優良な銘柄が多く、逆に良い銘柄でないと長寿の投資信託にならない仕組みとなっています。と考えると、前述のように優良銘柄の可能性が高いと思われます。
米国に限らず、経済は好不況が繰り返し訪れます。しかし、歴史的に見て好況期より不況期の方が短くなる傾向があります。また、株式は長期的に右肩上がりになるような仕組みとなっています。それは株式会社が業績成長を宿命として産まれてくるからに他なりません。資本主義経済が維持される限り、一時的に下落することはあっても回復・上昇となる可能性は高いと思われます(リーマン・ショック時も日本は別ですが、世界株式は6~7年で急落前の水準に回復しています)。
詳しい内容が分からない中で長々と書きましたが、株式投信で設定から長い時間存続している投資信託であればそのまま保有し続けることが結果的に安全と思います。
私は現在、早期退職を目指し資産運用として、つみたてNISAでの投資信託やインデックスETFで投資などを行っています。私は会社の仕事の都合上で数カ月間海外に出張する機会があります。このような場合、住民票を抜き日本国籍は保持していますが非居住者になると思います。しかし、多くの証券会社では非居住者へのサービス提供を行っておらず、強制的に解約になってしまうケースが多いようです。また、つみたてNISAも基本的には非居住者は解約になるようです。出張するごとに、証券口座を解約したら投資の機会損失に繋がりますし、手続の手間もかかります。そこで、FPの方にお尋ねしたいのですが、海外出張の際にも、使えるおすすめの日本の証券会社はありますでしょうか?また、海外出張中でもつみたてNISAを継続する方法はありますでしょうか?
現在ヨーロッパ在住です。子どももいないので、もし将来的に夫が亡くなったら、日本に本帰国することを予定しています。今ヨーロッパでの仕事はパートタイムなので、将来的に年金もそこまで期待できませんし、日本でも年金を払っていないので、老後日本に帰国したとしても、年金はもらえません。そこで、少ない貯蓄ですが、定年までの間、なるべく老後のために株式投資をしたいと考えています。基本的に日本在住でない限り、日本での証券口座を開設できないのは承知していますが、一年に何ヶ月かは帰国をすることと、住民票は日本にあるため、どうにかして株式投資ができないかと模索しております。将来日本に帰国予定の海外在住者のために、どのような資産運用がおすすめか、またどのように将来に備えるのがベストなのか教えていただきたいです。
現在53歳会社員で、妻は47歳専業主婦です。娘は25歳で既に独立してます。今の世帯年収は約1000万円程です。今回の質問内容は、最近AIを駆使したロボアドバイザーという資産管理をおこなうという内容で、最近CMなんかで見受けられますが、本当に信頼して大丈夫でしょうかという質問です。老後を考えるとまだまだ資産を貯めて老後生活に入りたいというのが本音です。実際国も推奨している、イデコも検討しましたが漠然と始めるのではなく、しっかり勉強したうえでやるべきものである事は理解してますが、如何せん、その時間を捻出することが出来ず、今に至っているのが現状です。本当にロボットで、全てお任せな資産運用が可能なら、この商品にトライすることも一手ではと考えておりますが、実際どうなんでしょうか?当然、こういったサービスが経済に応じて上がったり、下がったりすることは理解してます。ただ、全てお任せして、対イデコとそんなに保障レベルが変わらないなら、今後検討することも視野に入れております。ロボアドバイザーに対する、メリットデメリット、イデコと比較してどうなのかなど教えて頂ければ助かります。以上宜しくお願いします。
私は昨年結婚し、それをきっかけに将来の資産について真剣に考えるようになりました。投資の目的は老後の資産形成または早期リタイヤです。投資を始めたのは今年の7月からで、資産運用の方法は楽天証券の積立NISAで米国株S&P500を毎年非課税枠最大の40万円を積み立てるのと、VYMなどのETFも運用しています。今のところ、ほぼ米国株しか保有していないため、1月から新興国、米国除く先進国のインデックスファンドを定期購入し、リバランスをしていくつもりです。現在の株式資産ははETF約300万円、インデックス約100万円とETFに偏りがあります。投資の目的は老後の資産形成または早期リタイヤであるため、最終的には配当金を生み出してくれるETFを中心とした資産形成を考えております。しかし、ETFは二重課税や配当金を受け取り、再投資する際にかかる為替手数料などのコストがかかるため、資産拡大にはデメリットがあると考えています。現在私は30代であり、まだまだ現役で働ける年齢であるため、効率の良いインデックス投資を積極的に進めていき、資産が拡大したところで、ETFに資産を移していこうと計画しています。ただ、株は売るタイミングが難しいことと、せっかく長期で資産拡大をしたインデックスファンドを一気に売ってしまうのは対抗があります。徐々に売ってETFに移していくなどの方法があるのかもしれませんが、周りにそのような方法をしている前例があまり見当たらず、本当に良いのか自信が持てません。この方法について何かお考えがあればご教授お願い致します。
30代会社員です。現在つみたてNISAで、全世界株式へのインデックス投資をしているのですが、長期的な投資ということもあり普段の生活が良くなっている感じは皆無です。そこで、配当金の出る高配当株に対して興味が出てきました。しかし、配当金が出る株を選ぶ際に選び方で躓いてしまいました。インデックス投資とはまた違った知識が必要になってきますので、買うタイミングから銘柄選定まで勉強する事が多く、何から手をつけて良いのか困っています。仮に国内の高配当株を買っていくと仮定したなら、どういった事から勉強していけば良いのか教えていただければ幸いです。もちろん何を買うかは自己責任で決めようと思っていますので、率直な意見をお聞かせいただければと思います。