投資の仕組みについて

女性20代 chkさん 20代/女性 解決済み

老後2000万円問題などのこともあり、将来のお金に不安があります。
今からでも少しずつお金を積み立てておこうと思い、積立貯金をしています。
積立貯金を申し込む際にNISAや投資信託を勧められました。
その時は断ったのですが、NISAや投資信託はどのようにしてお金が増える仕組みになっているのでしょうか。
また、いまから投資を始めるとしたらどのような投資方法がおすすめですか?

2 名の専門家が回答しています

中村 真里子 ナカムラ マリコ
分野 株式投資・NISA・投資信託・ETF・REIT
60代前半    女性

京都府 大阪府 兵庫県 奈良県

2021/05/13

こんにちは。
ご質問ありがとうございます。

「投資信託」というのは複数の投資家から集めたお金をひとつにまとめ、
運用の専門家(ファンドマネージャー)が株式や債券などに投資・運用し、
得た収益を投資家に還元するという仕組みの「金融商品」です。
株式や債券が値上がりすることによって利益がでます。

「NISA」というのは「NISA口座」を金融機関に開設され、
その「NISA口座」の中で売買して利益が出れば、
その利益に対しては税金がかからないという制度のことをいいます。

「NISA」の種類には「一般NISA」と「つみたてNISA」
というものがあります。

相談者様にお勧めしたいのは
「つみたてNISA」の口座をネット証券で開設され、
「投資信託」の積立をされることです。

「つみたてNISA」の場合は得た利益が20年間非課税になります。
年間40万円まで積み立てることができますので、
フルにこの制度を利用されれば40万円×20年で
元本だけで800万円の投資ができることになります。

相談者様はまだ20代とのことですので、
今後老後資金よりも前にいろいろなお金が必要になることも
考えられます。
「つみたてNISA」であればいつでも解約することが可能です。

但し「投資信託」は元本が保証されているものではありません。
しかし、投資には上がり下がりがあるのが当たり前ですし、
下がったからといって焦って解約したりされないよう、
じっくりと少しずつでよいと思いますので
「積立投資」を行っていかれることを
アドバイスさせていただきたいと思います。

山口 雅史 ヤマグチ マサフミ
分野 株式投資・NISA・投資信託・ETF・REIT
50代後半    男性

兵庫県 岡山県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県

2021/05/14

まず、投資信託について回答させてください。

投資信託は、多くの人々から集めた資金を1つの大きな資金として様々な株式や債券等に投資・運用して収益を上げ、その収益をお金を出した人々に割合に応じて返還する仕組みです。
たとえば、ユニクロの株(ユニクロはブランド名でファーストリテイリングという会社名で上場されています)を買おうとすると、約1000万円のお金が必要になりますので買える人は極めて一部の人たちです。しかし、1人10万円ずつ出し合う人が100人集まれば買うことができます。買った株が値上がりして100万円の利益が出た場合、1人1万円ずつ分けることができます。投資信託はこのようなイメージです。
どのような株や債券等に投資するかは専門家(プロと呼ばれる人)が決定します。しかし、専門家でも絶対に儲けられるわけではありません、元本が保証されている商品ではないのです。

近いところであれば2020年2月に新型コロナウイルスの世界的感染で株価は全世界で暴落しました。この瞬間だけ見れば損しているかも知れません。でも、新型コロナウイルスで在宅が強要されたとしてもアマゾンやウーバーを使って買い物はします。逆にこのような企業は儲かっています。要は、様々なことがあっても経済活動は止まりませんし、時間が経てば回復します。この力の影響を一番受けるのが株式になります。株価は企業の成長=収益増加によって上昇します。企業はすべて収益を上げることを目的として産まれます。収益を上げられない企業は倒産する運命です。
この仕組みが分かっているから銀行も投資信託を勧めるのです。
ただし、すべての投資信託が儲かるわけではありません。銘柄を選ぶときには注意が必要です。

NISAですが、これは非課税制度口座のことです。
預貯金もそうですが、株や投資信託など金融商品は儲け(収益)に対して税金がかかります。この税金がかからない口座の一つがNISAです。ほかに、長期の積立を中心とした「つみたてNISA」とい制度もあります。老後の資産形成を目的とするのであれば、つみたてNISAの方が有効だと思います。つみたてNISAは「長期・積立・分散」投資を目的としているのでお勧めはこの制度になると思います。

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