ご質問の件についてお答えいたします。
まず年金がいつから受けられるかは生年月日によって異なります。
女性で1966年4月2日以降生まれであれば、65歳開始となります。
ご自身の将来の年金額については「ねんきん定期便」でどれくらいになりそうかご確認いただければと思います。
年金を増やす方法としては、可能な限り厚生年金に長く加入されることが一番かと考えられます。
厚生年金は最大で70歳まで加入できますので、70歳まで掛ければその分増えることにもなるでしょう。
また、年金額の増額方法としては繰下げ受給もあります。
65歳からの年金を65歳から受け取らず、開始を遅らせ、代わりに年金額を増額させる制度です。
現行制度上は70歳まで、来年4月からは75歳まで繰下げが可能になります。
1か月繰り下げると0.7%増額が可能ですので70歳繰下げで42%、75歳繰下げで84%増額ができます。
また、65歳からの年金には老齢基礎年金と老齢厚生年金がありますが、片方ずつ繰下げをすることもできますので受給方法について柔軟な選択もできます。
65歳以降働き続けながら給与を得て、年金はまだ受け取らず、退職してから繰下げ受給で受け取りを開始する方法もありますので、
これを踏まえ将来に向けて備えていただければと思います。
公的年金で不足する部分は確定拠出年金(個人型・企業型)などへの加入で補うことをご検討いただければと思います。
1 名の専門家が回答しています
関連する質問
退職金は本当にもらえるのか
社会人9年目の転職を1回経験したサラリーマンです。前職の会社では、退職する際退職金がない制度であったので、あまり退職金を意識することはありませんでした。現在の職場は、退職金制度があり退職時には退職金をもらえるようになっています。ですが世の中このような状況の中、退職時に本当に退職金がもらえるのかどうか不安な状況にあります。退職金があっても、減ってしまうのではないかと考えるようになったので、その対策のために何をすべきかを是非教えてもらいたいと思います。現在貯金と積立NISAを実施しており、貯金は1,000万円ありますが、もっと増やしていかないと将来が不安です。一番安心のできる老後を過ごすためにやるべきことを教えて下さい。


老後の生活費が心配
夫婦2人暮らしで子どもはいません。老後2人とも元気な場合はそれほど心配していませんが、病気になって入院しないまでも、日常生活に支障をきたすようになった場合、家のことなどを業者に委託しないといけなくなるかもしれません。介護サービスでは自身のことのみ行なっていただけると思いますが、その他の日常的なことは有料の一般のサービスを利用しないといけないと思います。家の清掃や買い物の代行、病院などの行き帰りの交通費など以外にも様々な出費が想定されると思います。そのようなこと全般を含めると、もしもの場合の日常の生活費は一年でどのくらいを見込んでおくといいのでしょうか。年金だけでその出費を賄うことは難しいと思うので、その分を補えるような年金タイプの保険に加入するとしたら、月額どのくらいを見込めるようにするといいでしょうか。


老後の生活資金について
子どもの一人に障害があるため、現在のところ独立するような見込みがありません。子どもは2人おり、1人は小4、1人は小2です。そのうち、小4の子どもに自閉症スペクトラムと軽度知的障害があります。夫は48歳会社員、私は41歳パートです。扶養内で働いています。今後おおよそ60で退職するとして、その後の生活設計が見えません。子の介護資金と、夫婦の生活資金に不安があります。障害者年金の概要と、その後の夫婦の年金の概要が知りたいです。更にこれから準備しておくとすればどんなことができるか知りたいです。



老後の生活費
老後の生活に必要な費用はどれくらいになるのか。金融庁がまとめた試算によると夫婦で2000万円以上必要とか言われ、麻生大臣がその報告書の受取を拒否したという話ががあるが、本当のところどれくらい生活には費用が掛かるのか。平均的な寿命を全うするとして、生活費は総額でどれほどになるのか。また老人がよく罹る病気や怪我になった場合、どれくらいの費用が掛かるのか。その他、税金などの費用も気になっている。私は独身で結婚する気も子供を作る気もないが、その点が気になっている。結婚せず、子供も作らずに一人で人生を全うする場合の貯めておくべき金額を教えて欲しい。ぜひプロのファイナンシャルプランナーの話を伺いたい。また、生活するお金がなくなった場合の生活保護の受給状況などを知りたい。


老後はどのくらいの資産があれば足りるのか
もし子供が産まれず、夫婦で老後を過ごすもしくはどちらかが他界し、施設に入所となる場合、どのくらいの資産があればいいのか、わからない。また、年金はいくら貰えそうなのか。

