保険はどのタイミングで見直したら良いの？

ご質問ありがとうございます。結婚したときや子どもが生まれたとき、また住宅を購入したときなど、大きなライフイベントがあったときは保険の見直しを検討するタイミングと言われます。結婚や子どもの誕生で家族が増えると万が一のときに残される家族のために生命保険の必要性が増すかもしれませんし、逆に住宅ローンを組んで団体信用生命保険（団信）に加入した場合は、ローンの残債分のリスクはそちらでカバーされるので、個人で加入している生命保険の保障額をそのぶん削ってよい場合もあります。
現在はご主人のみ生命保険に加入されているとのことですが、子どもが生まれた後は奥様に万が一のことがあると、ご主人の仕事への影響（残業ができなくなるなど）や、保育や家事代行などにお金が掛かる可能性もあります。そういったリスクもふまえて奥様にも生命保険が必要かどうか慎重にご検討されることをおすすめします。
一方で子どもの生命保険については必要性が低いと考えられます。なぜなら保険とはあくまで経済的なリスクに備える手段だからです。また医療保険についても、ほとんどの自治体は子どもの医療費について助成を行っています。全額公費負担か一部自己負担か、適用される年齢が就学前までか中学生までかなど、制度の内容は自治体によって様々ですが、まずは自治体の助成制度を確認してから子どもの医療保険が必要かどうかを考えてみてはいかがでしょうか。