子どもが生まれてからの家計設計

男性30代 r.tさん 30代/男性 解決済み

初めて投稿します。

今年子供が生まれることになり家計の見直しを考えていきたいのですが、どこから手を付けていくとよいのかアドバイスをいただきたいです。

現在30代に差し掛かり、共働き2人合わせて年収は700万程度、月に10~15万程度は貯金に回しています。
保険は2人とも入っているのですが特に子供が生まれることを見越してはいない状況です。
目に見えるところから無駄遣いしないように心掛け始めていますが、根本的な解決ではない気もしており・・・

大学までは何とか通わせつつも、年に1回は家族で旅行ができるような生活ができればと思うのですが、何から考え始めればいいかお教えいただきたいです。

2 名の専門家が回答しています

松山 智彦 マツヤマ トモヒコ
分野 家計全般・ライフプラン・家計簿・節約
60代前半    男性

茨城県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 静岡県

2021/04/22

 家計設計には色々な考え方がありますので、ここではひとつのヒントになるような回答をしたいと思います。

①教育資金に注目

 生命保険文化センターの調査による教育費ですが、
  小学生年平均約32万円、中学生年平均約49万円、高校生年平均約46万円(いずれも公立、私立だとこの2~3倍)
  大学(私大文系)の初年度約133万円
 になります。これを時系列に並べて、いつの時点でどのぐらいの支出があるのだろうかを整理してみましょう。

②貯蓄計画を検討

 教育資金がいつ必要で、どのように準備していくか。現在月10~15万円(年間だと150万円前後)できています。そこで、銀行預金だけでなく、つみたてNISAなどの資産運用、学資保険などで、貯蓄と保障の両方に備える。などを検討してみましょう。

③万一への備え

 現在加入中の生計保険の金額にもよりますが、万一の時にどれぐらい貯蓄ができなくなるか、その分を軸にして保険金を増額する検討をしていただければと思います。教育資金部分だけに特化して検討するのであれば、加入中の生命保険の増額よりは、学資保険で備える方が効率的な場合があります。

④老後生活資金も忘れずに

 当面はお子様の教育資金が中心になると思いますが、子供が独立したあとは、ご自身の老後生活資金のことを考える必要があります。準備の一例として、iDeCo(個人型確定拠出年金)や個人年金保険などがあり、現時点で始めても良いと思いますが、教育資金の準備が優先であることを前提をしてください。

 ひとつの例として、家計設計の検討の取っ掛かりにしていただければと思います。

山本 昌義 ヤマモト マサヨシ
分野 家計全般・ライフプラン・家計簿・節約
40代前半    男性

全国

2021/04/22

こんにちは、婚活FP山本です。まずはご質問の前に、今後のお金の基本についてお伝えします。まずお子様の教育費は、22年総額平均で1400万円ほど必要です。平均的に準備するとすれば一年あたり約64万円、月5万円ほど貯金が必要になります。また先般、老後資金2000万円問題が騒がれましたが、実際には一般的に倍の4000万円程度が必要です。仮に60歳まで25年ほど準備時間があるとすれば一年あたり約160万円、月13万円ほど貯金が必要になります。つまりあなた様の場合、今後を見据えると少なくとも月18万円ほど貯金が必要です。ひとまずは、このような今後のお金の基本について、しっかり意識しておきましょう。

そのうえで、ご質問についてお伝えします。まず優先的に考えるべきは上記のお金です。今のままでは少し貯金額が足りないといえます。また出産直後に考えておきたいのは「死亡保険」です。どちらか一方に万一が起きても、上記の教育費が出せるよう、夫婦ともに相応の生命保険に加入することをおすすめします。さらに、子供が生まれるといずれ子供部屋が、ひいては相応の住居が必要です。一般的には子供が小学校に入学する頃に考えがちですから、そのための資金計画も大切になります。そして何より、これらを含めた夫婦の総合的なライフプラン設計が重要です。今後どのように夫婦で人生を歩んでいきたいか…じっくり話し合いましょう。

続けて、お伝えします。上記を基本として、今後の必要なお金が相応に見えてきたら、今度はそれを前提にした収入面での対策が必要です。教育費と老後資金だけでも少し足りませんからね。収入アップの基本は「転職」です。不足額が少ない場合は、「副業」も良いかもしれません。また老後資金は必要になるまで時間があるので、「資産運用」に取り組むのもおすすめです。リスクはありますが資産運用なら、仮に5%運用を狙えば一年あたり約84万円、月7万円ほどで25年後に4000万円を準備できる計算になります。最近では、ただ働いて適当に貯めるだけでは家計破綻しやすいですから、しっかりライフプランを見据えて計画的な行動を心がけていきましょう。

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