iDeCo

女性30代 fgkxbrdydさん 30代/女性 解決済み

3年前からiDeCoに掛金を掛けています。しかし、受け取る年齢になった時のことを全く考えておらず、少し心配です。

受け取る時は、一括か分割か選べて、一括で受け取った方が退職金控除が使えてお得だとは聞いているのですが、実際にどのくらいお得になるのか、またその時の手続きなどを詳しく教えていただきたいです。

また掛け金の分配についても、今のままで良いか相談にのっていただきたいです。

最後に、iDeCo以外に公的年金はどのくらい受け取れるのかも知りたいです。

老後、どのくらいの年金を受け取ることができ、その他にはどのくらい貯金等の余力があればいいのかを試算したいとおもいます。
また老後に向けて、何か資産形成のアドバイスがありましたら、教えていただきたいです。

2 名の専門家が回答しています

吉野 裕一 ヨシノ ユウイチ
分野 年金・個人年金・iDeco
50代前半    男性

島根県 岡山県 広島県 山口県

2021/04/02

fgkxbrdyd様
ご質問ありがとうございます

iDeCoは60歳以降にならないと受け取ることが出来ないので、本来は利用する前にはしっかりと考えられるのが良かったですね。

受け取り方については、一括受け取りの場合は、ご質問で言われている様に退職所得控除の対象となります。退職所得控除は年数に応じた控除が受けられ、さらに控除した後の金額の半分が所得税の課税対象となります。

手続きに関しては、確定拠出年金の記録関連業務を行う機関から書類が送付されてきますので、その書類に必要事項を記入して返送することになります。

投資の資産配分については、株式の比率が高くなればリスクが高くなりますが、リターンも期待出来るようになります。運用期間が長ければリスクが高くでもリターンを狙えると思いますので、ある程度、ハイリスク・ハイリターンでも良いと考えます。

iDeCo以外の年金に対しては、年金定期便などでも確認できますが、基礎となる老齢基礎年金と会社員として働かれていれば老齢厚生年金が受け取れます。

公的年金は今後、目減りすると言われていますので、是非、一度、今後のライフプランシミュレーションを行って、今後の必要なお金を見える化されてみられては如何でしょうか

山口 雅史 ヤマグチ マサフミ
分野 年金・個人年金・iDeco
50代後半    男性

兵庫県 岡山県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県

2021/04/04

イデコでの受け取り方は現在では決めにくい点があるので、参考として回答させてください。なぜなら、イデコの制度は確立されたものではなく、今後も変更される可能性が高いからです。質問者様の年齢から判断すると、まだ30年近く先の話なので、正直なところ、今考えても仕方がないと思います。確かに現状では、一括で受け取る方がよいとする意見が多いようです。一括の場合、記述にあるように退職金所得と同じ控除となり、積立期間が長くなれば控除額が大きくなります。しかも、控除された額の2分の1が課税対象額となります。手続きとしては献金記録を担当する機関から書類が送付されてきますので、そこに必要事項を記入、提出することになります。個人的な見解になりますが、イデコの受給方法でも取り崩し(運用を継続しながら、資産の一部を引き出す)が採用されると考えます。一括受給や有期年金受給より資産寿命を延ばすことができるからです。一昨年、ベストセラーとなったリンダ・グラットン女史の著書『LIFE SHIFT』では「今の中学生以下の子供たちは、107歳まで生きる」と書かれています。そうであれば、60歳や65歳で積立が終了し、一括や有期年金といった形で受給しても老後の資産形成には足りなくなると考えられます。
掛け金の分配は現状の運用対象がわかりませんが、高い運用実績を望むのであれば、株式投資信託が中心になります。世界株式を対象とした投資信託がお勧めになります。過去の実績では年率換算で約6%超となります。当然リスクが高い銘柄になりますが、長期積立運用を知ることでリスクを軽減する効果が期待できます。
公的年金の受給額もわかりません。現在の受け取り予定(予想)額は毎年誕生日前後に年金機構から送られてくる「ねんきん定期便」を見ると、概算額はわかります。が、現状の制度下での数字です。制度改正がされれば、当然変わってきますが、現状より増えることはないでしょう。一つの目安として現行の5~6割程度と言われています。
悲観的な見方ばかりのようですが、早いうちに気付いていれば対処は可能です。しかも、既に他の人たちに先駆けてイデコを活用されているではありませんか。今後、一番大切なことは「拠出をストップしないで、長く続けること」です。できれば、タイミングをみて拠出額を増やせればいいのですが、収入や生活環境との兼ね合いがあるので無理せず続けることが優先です。頑張ってください。

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