確定申告が必要なのかがわかりません

男性30代 UKASUKAさん 30代/男性 解決済み

33歳男性です。
現在3人暮らしで、年収560万円の正社員です。
新型コロナウイルスの影響もあり、副業を始めてみました。
まだ初めてから数ヶ月の初心者ですが、毎月少しずつ副業ての収入を得るようになりました。
まだ4000円程度ですが。
そこでよく聞く確定申告っていうものが頭をよぎります。
自営業をやっている人にしか関係のない話かと思っていたので、全く確定申告に対しては無知です。
副業をしたら確定申告したらいいのか、収入を得たら毎月確定申告しなければならないのか、また、いくらまでは確定申告する必要はないのか、確定申告は年に一回したらいいのか、必要な書類などがあったりするのかもわからないので、教えていただけると、助かります。

1 名の専門家が回答しています

佐藤 元宣 サトウ  モトノブ
分野 税金・公的手当・給付金・補助金・助成金
40代前半    男性

全国

2021/03/24

質問内容を一通り確認させていただき、質問者様の場合、副業で得た収入は、税法上、雑所得と呼ばれる所得になり、原則として確定申告をする必要があります。

ただし、質問者様は会社員で給与所得者であることが質問内容から確認でき、給与所得者の場合、その年の1月1日から12月31日までの1年間で雑所得の金額が20万円以下である場合は、確定申告をする必要がないとされています。

上記回答は、国税庁のWEBサイトでも公開されているため、以下、解説を引用して紹介しておきます。



次のような副収入などがある方の確定申告に関する情報を提供しています。

1 衣服・雑貨・家電などの資産の売却による所得
2 自家用車などの貸付けによる所得
3 ホームページの作成やベビーシッターなどの役務の提供による所得
4 暗号通貨の売却等による所得
5 競馬などの公営競技の払戻金による所得

上記の所得を含め年末調整を受けた給与所得以外の所得が20万円以下の方は、確定申告は不要です。医療費控除やふるさと納税(寄附金控除)などの適用を受ける場合は、20万円以下の所得も含めて確定申告を行います。

出典:国税庁 副収入などがある方の確定申告より引用
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/kakutei/kakutei/fukugyo.htm



質問内容より、質問時点における雑所得は4,000円程度とした場合、12月31日時点で、この金額が20万円以下であれば、質問者様は確定申告をする必要がないと判断することができます。(特殊事情がない場合)

なお、所得税の確定申告は、その年の1月1日から12月31日までの1年間における税金精算手続きとなるため、毎月確定申告をするといったことはなく、確定申告期間中に行う必要があります。

ちなみに、令和3年度の所得税の確定申告期間というのは、原則として、令和4年2月16日から令和4年3月15日までです。(新型コロナウィルスの影響など、不測の事態が生じた場合は、申告期間が延長される場合もある)

そのため、現在行っている副業による所得が20万円を超えた場合、確定申告期間中に確定申告を行う必要があるとご理解いただくことで足ります。

仮に、質問者様が確定申告をする必要が生じた場合の各種必要書類は、以下、国税庁のWEBサイトに公開されておりますので、そちらを合わせてご確認いただき、不明点・疑問点がある場合は、税務署へお聞きになることで足りるでしょう。

参考:国税庁 確定申告の際にご持参いただくもの
https://www.nta.go.jp/about/organization/kantoshinetsu/topics/kakutei_shinkoku/01.htm

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