2021/03/09

今のうちに入っておくべき保険は?

男性30代 Nozomi_dango3tyonan1さん 30代/男性 解決済み

現在学生である自分であるが、近いうちに社会人になるにあたって保険について知っておくことで、将来に備えられると思います。社会人になり、働くにあたって労災に関することや、一人ぐらしをしなければならず、その際に借りるアパートメントにしても火災保険などに入っておくべきなのかといった智識がまったくなくそのことについて相談したいと考えます。もし、それについて今のうちにできることがあるとするならば、社会人になってすぐにあたふたとなるのではなく、時間があるうちに解決しておくことで、安心できると思います。またFPはさまざまな智識があるので現在の世上において知っておくことを教えてくれそうで便りになる。今後家族が増えることになるだろうが、そのときに入る保険についても聞きたい。

1 名の専門家が回答しています

石村 衛 イシムラ マモル
分野 保険全般
60代前半    男性

全国

2021/03/09

 「保険は難しくてよくわからない」と考えている人は少なくないようです。学生のうちから、将来の様々なリスクについて考えてみるのは素晴らしいと思います。

一口に「保険」といっても、様々なタイプが存在しています。保険のリスクヘッジの対象を示す漢字一つをとっても補償・保障・保証といった具合に異なります。
補償は、「損失を償って補うこと※」・・・主に火災保険や自動車保険といった損害保険に用いられる漢字です。
保障は、「損なわれないように保護し守ること※」・・・主に生命保険や入院保険などに用いられる漢字です。
保証は、「大丈夫であると認めて責任を持つこと※」・・・保証書のように商品等の不具合に対して用いられる漢字です。
 ※goo国語辞典より

保険は
健康保険や公的年金保険、雇用保険、労災保険といった「公的保険」
生命保険や医療保険、損害保険など保険会社が販売する「民間保険」
に大別されます。
公的保険は、健康保険と公的年金保険は一定の要件のもと、すべての人の加入が原則であり、雇用保険および労災保険は働く人全員が原則です。
一方、保険会社が販売する民間保険は、任意で加入申込をした人が対象であり、保険会社の定めた要件に基づいて加入します。

【公的保険の概要と確認事項】
公的保険は、政府や自治体が運営するものです。学生であっても健康保険の被扶養者として保険証を所持していると思います。
公的年金保険は、20歳以上であれば学生であっても国民年金に加入義務があります。

² 健康保険・・・全国健康保険協会管掌健康保険(協会けんぽ)や組合管掌健康保険(組合けんぽ)、その他・共済組合他、国民健康保険、後期高齢者医療制度のそれぞれの違いや特徴を確認。
² 公的年金保険・・・国民年金保険、厚生年金保険の対象となる人や保険料負担の決まり、老齢・障害・遺族給付のそれぞれの内容を把握。
² 雇用保険、労災保険・・・対象となる加入者やその仕組みを理解
 
【民間保険の概要と注意点】
公的保険とともに保険会社の民間保険の特徴と仕組み、違い等も併せて調べて理解しておくと良いでしょう。
その際にぜひ気を付けてほしいのは、
1. 民間保険は、公的保険の補完という位置付け
2. 民間保険の基本的な考え方は、「あったほうが良い」よりも「最小限必要な補償・保障にとどめる」
3. 支払う保険料と受け取る保険金・給付金の関係を知る
4. その他、わからないことは「わからないままにしない」で理解・納得する

感心しない例として、例えば独身時代の生命保険について、独身者の加入する死亡保険金受取人は「親」を指定して加入するケースをよく見受けます。子どもを亡くす親の心情は計り知れません。とはいえ、親が子どもの死亡保険金を受け取らないと金銭的に困窮してしまう恐れがないのであれば、死亡保険加入は不要ではないでしょうか?
独身者が「不安」という魔物に取りつかれ、「良かれ」と思って生命保険に加入する前にその必要性を考えることが大切です。
生命保険の加入タイミングは、結婚して家庭を築き扶養配偶者(共働きはでは、不足金銭を慎重に要査定・要検討)の生活費補填補助費用や子どもの成人までの養育費等、「公的年金の遺族給付で不足する分を補う」と良いと思います。
同様に健康保険では、不足する懸念のある入院治療費補填を目的とした医療保険の入院給付や、自動車保険の事故などの相手方に対する補償以外の補償など、その他全般に関しても「必要か?」「否か?」を理解しないまま、勧められたままの民間保険加入は、保険料の負担が重くのしかかりかねません。

まずは、公的保険の正しい理解をしましょう。正しい理解なくしては、生活のリスクヘッジのつもりが、民間の保険に頼り過ぎてしまい、実は「無駄が多くなってしまう」と思います。

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