老後の資金作り

女性40代 ani5さん 40代/女性 解決済み

老後、ゆとりのある生活を送るためには実際にはいくら必要なのでしょうか。3000万は必要などということも聞いたことがありますが、住む場所やライフスタイルによって違うはずで、自分の望む生活をするには具体的にいくら準備する必要があるのか。そのためには今から決して多くない収入の中でどのように老後の資金を捻出することができるのかを知りたいです。自分では何を基準に考えていったらいいのかすら分かりません。子供も小さく、これからの教育費なども想定して、後で慌てることのないよう、できる限りの資金づくりをしていきたいと思っています。ゆとりある老後生活を送るために今からマネープランを立てていきたいのですが、どこにどう相談すればよいのでしょうか。

3 名の専門家が回答しています

植田 英三郎 ウエダ エイザブロウ
分野 老後のお金全般
80代前半    男性

大阪府 兵庫県 奈良県

2021/03/21

老後の生活費としてゆとりあると感じるのは36万円程度という調査結果があります。(生命保険文化センター)総務省の調査データで
は高齢者夫婦の平均生活費は26-7万円になっています。高齢者夫婦の収入は年金がほぼ全額の世帯も多いので、65歳から70歳でいくらの貯蓄があるかということになります。モデル世帯(夫厚生年金・妻国民年金)の場合は年金収入は約22万円、夫妻共に厚生年金の場合は28万円~30万円になると思われます。モデル世帯では月12万円の不足ですから、30年間で4300万円、W厚生年金の場合で約2900万円の不足になります。夫が退職金や退職年金がある場合は、2000万円~2500万円がありますので、不足額は貯金や個人年金次第になります。
ただ、ゆとりと感じるのは個人の考え方次第です。また、住む住居エリアによって生活費は大きく変えることはできるのではないでしょうか。
夫婦の価値観に合う暮らし方で、あまり無理をしないでたのしく過ごすのがお薦めですが、夫婦2人で仕事をして世帯の収入を増やし、収入の1割から2割は積み立てるのはいかがでしょうか。定期預金では利息が付きませんから、リスク分散を考えながら、つみたてNISAやiDeCoなどで運用をはかるのがひとつの方法です。相談先は本サイトにもあるのではないでしょうか。

荒井 美亜 アライ ミア
分野 老後のお金全般
40代後半    女性

埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県

2021/03/22

こんにちは。ご質問ありがとうございます。

一般的に、老後の夫婦2人が、ゆとりある生活を送ろうとすると
毎月36万円は必要というデータがございます。(生命保険文化センター調べ)

仮に、老後を「65歳から85歳までの20年間」と考えた場合
36万円 × 12カ月 × 20年間 = 8,640万円の生活費が必要になるということです。
実際は、ご家族の退職金や厚生年金、国民年金でまかなえる部分もあるので、不足する分をどうやって準備するかが問題になるでしょう。

いただいた質問だけでは、質問者様の詳しい状況がわかりかねますので、一度ファイナンシャルプランナーに相談なさるのをおすすめします。
無料で受けられる相談といたしましては、日本FP協会が行っている無料相談がございます。
1回30分までとなりますが、電話もしくは対面で相談ができるので、問題点の洗い出しにお使いいただけるはずです。

また、本サービス「MoneQ」上においても、お住まいの近くでの相談に応じているファイナンシャルプランナーを探し、個別相談の申し込みができます。
相場は1時間5,000円から10,000円程度です。
ご検討ください。

お役に立てれば幸いです。

齋藤 岳志 サイトウ タケシ
分野 老後のお金全般
40代後半    男性

東京都 神奈川県

2021/05/08

ani5さん、はじめまして。
ご相談内容、拝読させて頂きました。

老後までには2000万円とか3000万円とか準備しないと
いけないというニュースを耳にされたりすると、ご不安になられる
お気持ち、良く分かります。

また、お子様の教育費もこれからかかられる中で、自分の将来の
備えも並行して行っていかないといけないというお気持ちも、
大変良く分かります。

そこで、考え方の1つとして、お聞きいただければと思います。

今の収入の中で、どのように備えをしていけば良いかに関してですが、
例えば、手取り収入の10%などのように、「割合」を決めて、積立などを
行っていかれるのが良いのではないか、と感じます。

例えば、手取りが30万円でいらっしゃれば、3万円は将来のための備え
として考えて、残りの27万円の中で、生活費や教育費の準備をしていく
というようなイメージです。

どのくらい必要になってくるのかは、 ani5さんが、どのように過ごして
いきたいというイメージを持たれているかによっても異なってきます。

一例として、平均で言われている金額をここではお伝えしますが、
老後ご夫婦2人での平均的な生活費は約26万円前後という調査結果が
出ています。

ただ、これは支出のみを考えた部分で、収入の見込みも考える必要が
あります。

老後のメインとなってくる収入、それは、公的年金です。

それを知るのに、もってこいの国からの手紙が年に一度届いていますが、
ご覧になられていますか?

それは、「ねんきん定期便」です。

ねんきん定期便には、50歳未満の方には、これまでの加入実績に応じた
65歳から受け取れる見込み金額が記載されています。

50歳以上になると、今のまま年金保険料を払い続けたら、65歳から
いくらもらえるかの見込み金額が書かれています。

ani5さんは、現在50歳未満でいらっしゃると思いますので、実際に
65歳からいくらくらいもらえるのか、に関しては、「ねんきんネット」
を登録して、活用されることが良いかと思います。

これは、登録をすると、ネット上で、これからの働き方や給与などを
入力して、年金のもらえる見込み金額のシミュレーションができたり
するサイトです。

例えばですが、ご夫婦おふたりで、シミュレーションの結果、受け取れる
年金額が、月額20万円だったとします。

支出は、先ほどの26万円だとすると、毎月▲6万円、年間▲72万円です。

老後を、仮に30年と考えると、▲72×30=▲2,160万円、これが、準備に
必要な金額となってくる、というイメージです。

ただ、退職金などがあれば、その分は差し引いて考えられますし、
仮に毎月6万円を20年間、年利3%で運用できれば、20年後には、
ほぼ近い金額まで貯められるイメージにもなります。
もしかしたら、相続などで、譲り受けられる資産などもあるかも
しれません。

将来をご心配されるお気持ちは良く分かりますが、今できることから、
少しずつ取り組まれ、コツコツと継続されることこそが、一番の
ご不安の解消になるかと思います。

以上、少しでもご参考になれば幸いです。

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

後見人制度について

現在50代の主婦です。夫も50代後半で、定年まであとわずかとなりました。子供は一人っ子で30代ですが、現在は結婚をしてアメリカに在住しています。ゆくゆくは日本に戻ってくるという話はしていますが、実際のところはわかりません。私たち夫婦が最近不安になってきました。一人娘が遠いアメリカに住んでいるということで、もし永住をすることになった場合、私たちが70代や80代になって介護が必要になったり認知症が発症したりといったケースでは、子どもをあてにすることができないため後見人制度を利用するのが良いと聞きました。ですが、一方で、この後見人制度を利用すると、実の娘が私たちのお金に手をつけることが一切できなくなると聞きました。それはそれでとても不安です。やはり子供には私たちの少ない財産でも、必要ならば手をつけてもらっても構わないと思っています。介護施設の支払いをしてもらうこともあるかもしれないですし、私たちの子供である娘に金銭的な決定権を与えたいのです。やはりそうなれば、後見人制度というのは利用することを考えない方が無難でしょうか。後見人制度のメリットやデメリットを教えていただきたいです。

女性20代後半 nyantakunさん 20代後半/女性 解決済み
中村 真里子 1名が回答

老後の貯金と生活費に不安を感じています

41歳女、一人暮らし、会社員、年収手取りで300万、貯金は100万です。60歳(あと20年)で定年、65歳までの5年間を嘱託社員として働く予定です。嘱託の間は月2万の給料になります。40歳過ぎの今でも1万円しか貯金出来ず、計算上では定年を迎える頃には300万くらいの貯蓄額になります。会社の退職金は確定拠出年金で運用(毎月1万、現在19年目で236万積立)、個人でiDeCo積立(毎月1万、現在3年目で36万積立)をしております。仮に80歳まで生きるとして、現在の貯金と積立だけで暮らしていけるのかとても不安です。死ぬまでずっと一人で暮らしていくつもりですが、病気などで身体が不自由になるかもしれないので、尚更気になります。現在家賃7万のアパートに住み、将来的には高齢者向け賃貸住宅へ入居を希望しております。いくら高齢者向けとは言え、両親も亡くなり保証人もいない状態で入居は可能なのか分かりません。果たして一人でやっていけるのか気になるし、だからと言って誰かのお金や世話にはなりたくないです。

女性40代後半 kngt79さん 40代後半/女性 解決済み
小高 華子 1名が回答

老後資金はいくら必要か

専業主婦をしております27歳の女です。老後2000万円問題が話題になるなど老後の不安は皆さん共通だと思いますが私も同様にその一人です。正直な話私の家庭については夫が生前贈与という形で幸いにも2000万円弱の資金を既に相続しており足元の生活は何一つ支障はないのですが、あまりにも夫が楽観的でもう老後資金は溜まっているからとそれらの資金を元手に株式を売買したりと不安にさせられています。夫は一人息子のためお母さんの介護もあるでしょうし実際問題いくらもっていれば老後生活を乗り切れるのかそれが知りたくて質問させて頂きました。お互いに家を買う気はないので一生涯賃貸という仮定をして母親の介護含めて65歳以降の老後資金はいくら必要なのでしょうか?楽観的な夫の肝を冷やしてやりたくご質問でした。

女性30代前半 zhusan154156さん 30代前半/女性 解決済み
吉野 裕一 1名が回答

老後のためにIDECOを始めようと思うが出口戦略がイマイチわからない。

老後2000万円問題を知り、今年つみたてNISAを始め、来年IDECOを始めようと考えていますが、IDECOを調べていくうちに最終的な出口戦略が難しそうに思えたので相談させていただきたく思います。40代までは毎月23000円を米国株式か全世界株式へ100%投資して運用していくつもりです。ただ、そのままだと最終的に株を売る直前に暴落を食らったら、せっかく運用して増やしたお金が減ってしまいとても勿体ないです。50代からの投資先を分散させようと考えているのですが、株式や債券、REITなど分散に関する知識を教えていただければ幸いです。また、一括で受け取る方法を選ぶと思うのですが、1番税金がかからない受け取り方法も教えていただきたく思います。

男性50代前半 おおちくんさん 50代前半/男性 解決済み
小松 康之 山口 雅史 2名が回答

老後の家賃のことが気になります

現在は仕事をしていて収入があるので、家賃を払って食費も出すことができる状態です。しかし、退職後は年金や貯金で生活していかなければならず、高い家賃を払うのは負担になります。現代は医療が発達したことや衛生環境が整ったことにより人間の寿命が伸びました。老後も何年生きるのかわかりません。長い人生で家賃を払い続けるとなると、相当な費用が必要になりと思います。老後のお金を少しでもためておくために家賃の見直しをしたいのですが、これまで住んできた家に住み続けるのと、引っ越し費用が掛かっても安い家賃の家に引越すのでは、どちらの方が費用面での負担が少ないですか。住み慣れた場所から離れたくないという思いもあります。

女性30代後半 jurisaさん 30代後半/女性 解決済み
吉野 裕一 1名が回答