国民年金か個人年金か迷っています。

女性40代 Kewさん 40代/女性 解決済み

私は現在、30代後半のパートで生計を立てている者です。親と同居しております。持病があり20代のころからきちんと働くことが出来ていません。

そこで、年金について悩みがあります。学生の時期が長く、学生納付特例で年金の納付を猶予された期間が5年間あります。大学卒業後から現在まで正社員として納めた年金が3ヶ月あり、それを除く10年分ほどの納付の猶予を受けています。持病の波でパートとして週2回程働けたり、辞めたりの繰り返しで今後状況は変わらないと思います。生活も苦しく、国民年金を納付する余裕がありません。将来の支給額も年々減っているようですし、私が60になる頃にはどのくらいの支給額があるかわかりません。そこで、苦しい生活の中でも国民年金ではなく、個人年金で積み立てをした方が良いかと考える様になりました。ずばり、国民年金と個人年金どちらがよろしいでしょうか?

1 名の専門家が回答しています

福嶋 淳裕 フクシマ アツヒロ
分野 年金・個人年金・iDeco
60代前半    男性

千葉県 東京都

2021/03/09

ずばり、お答えします。
個人年金よりも国民年金を優先してください。
その理由は次のとおりです。

個人年金は、民間の会社・団体が、営利を目的に、または、運営側が損することのないように設計した「金融商品」です。
顧客が支払う保険料を元手に運営されます。
かつて、バブル崩壊後に生命保険会社が次々と経営破綻し、年金額が大幅に減額されたこともありました(私の勤務先でも、定年を目前にした先輩が被害を受け、「老後の生活設計が狂った」と嘆いていたことを覚えています)。

一方、国民年金は、
①老齢のため働けなくなり、収入がゼロになってしまう
②病気やケガのため働けなくなり、収入がゼロになってしまう
③一家の大黒柱が亡くなり、遺族の収入がゼロになってしまう
という人生の三大リスクから、本人や家族の生活を一定程度守るための国営の「社会保険」です(①老齢給付、②障害給付、③遺族給付)。
民間の個人保険ともっとも異なる特徴は、加入者(被保険者)が納める保険料だけでなく税金が投入されて運営されている点です(消費税をはじめ、各種の税金を支払っている以上、利用しないと損、ともいえます)。

国民年金の老齢給付(老齢基礎年金)は、保険料を40年間納め、2020年度に65歳から受け取り始める場合で月額換算65,141 円であり、前年度より増えています。

また、持病の程度によっては、今から国民年金の障害給付(障害基礎年金)を受け取れる可能性がありますので、最寄りの年金事務所に相談されることをおすすめします。

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