老後の資金作り

男性40代 たけぼうさん 40代/男性 解決済み

現在42歳です、老後の為の資金作りに悩んでおります。僕らが定年を迎える頃(あと20数年後)は「年金は当てにならない」「貰えてもほんの少しだけ」など言われております。その為年金に頼った生活を考えず自分達の蓄えで生活する事を考えると先々に不安を覚えます。
住宅ローンも定年までは払い続けないといけないし(35年ローンで計算上は定年後も数年払う計算)、子供がこれから大人になって結婚して出産してなどなどで親がお金を負担する事も予想されます。
少しでも貯金をしていくわけですが、たかが知れた貯金額なのかな、と思います。
そこでお金を増やす事も考えた時に、株の投資や副業、何が安全で着実にお金を増やす事が出来るのが、もしくは老後資金作りへの何か有効な考え方を教えて欲しいです。

1 名の専門家が回答しています

山本 昌義 ヤマモト マサヨシ
分野 老後のお金全般
40代前半    男性

全国

2021/03/09

こんにちは、婚活FP山本です。まずはご質問の前に、今後のお金の基本についてお伝えします。まず年金ですが、この制度は国が保障しているため、減額はあってもなくなる心配はないと考えたほうが無難です。ただ一方で先般、老後資金2000万円問題が騒がれましたが、少なくとも年金だけでは生活できず、相応の老後資金は必要と考えることをおすすめします。しかも老後資金は、実際には一般的に倍の4000万円程度は必要です。これを60歳までの約18年で準備するなら一年あたり約222万円、月々19万円ほど貯金が必要になります。また、老後資金準備において最大の誤算になりがちなのが「教育費」です。中でも最後の大学費用は、4年総額平均で700万円ほど必要になります。教育費は準備が不十分な場合、奨学金や教育ローンなどが使えますが、使うほどに老後資金準備がさらに大変です。厳しい部分もあるかもしれませんが、まずはしっかり知っておきましょう。

そのうえで、ご質問についてお伝えします。まず、確かに投資は老後資金準備に有効な手段です。ただし、あなた様の場合は目先に大学費用が迫っています。一度投資に回したお金は当面、引き出さないことが基本なので、大学費用が不十分なら考えものです。また副業も有効な手段といえますが、どうしても副業は少額しか稼げないことが多いので、不足額によっては不十分な対策といえます。結局のところ、どのような対策が必要かは「あなた様のライフプランや不足額次第」です。ただご質問を見る限り、相応に不足しそうな様子なので、それならあなた様には「転職か起業」をおすすめします。ちなみにどうしても老後資金準備が間に合わない場合、定年後も働く必要が出てきますが、残念ながら老後は働き口を探すことさえ困難で、仮に見つかっても新卒並みの年収になりがちです。それでは厳しい見通しの場合は、やはり定年が関係ない起業を選択すべきかもしれません。まずは週末起業から始め、定年してから本腰を入れるのもアリです。じっくり、考えてみましょう。

少し補足させて頂きます。昨今では、大学生の半数が奨学金や教育ローンを使っているのが実情です。また老後資金も、60歳時に4000万円を持っているのは2割にも満たず、半数以上は2000万円さえ持っていない傾向にあります。もちろん、皆が持っていないから大丈夫…ではありません。そしてこれほどまでに、老後資金準備は難しいものなのが現実です。準備が不十分なら、不十分なほどに教育費破産・老後破産の可能性が高まりますから、ぜひ今から本腰を入れて準備に励みましょう。簡単にまとめると、あなた様の場合は老後資金として月19万円、さらに大学費用を貯金する必要があります。そして大幅に不足しそうな場合は、転職か起業で大掛かりな対策を取ることが必要です。特に老後資金は、誰もが簡単に準備できるようなものではありませんから、強い警戒が必要といえます。準備は遅くなるほどに大変になりますから、ぜひ今から気合を入れて挑みましょう。

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

定年後のやりくりと仕事について

国民健康保険の受給年齢が上がり、またもらえる金額が少ないので、定年後のやりくりはどうしようか悩んでいます。定年後でもパートのような働ける仕事はありますか。また、もし働けなかった場合には、生活に必要なお金は手に入れる方法にどういったものがありますか。

女性30代後半 jurisaさん 30代後半/女性 解決済み
山本 昌義 1名が回答

老後に必要な資金や遺産・遺品について

現在、私たち夫婦は老後の資金に関してはざっくりとして考えてはいませんが、まずは借金が残らないように払える世代のうちに返し切っています。先日奨学金をすべて返済し終え、今後の貯蓄を貯めようと思うのですが、FP(ファイナンシャルプランナー)さんは老後を見据えて貯金をするならどのような方法で貯金など老後に必要な資金を工面されるのでしょうか?具体的な方法があるなら教えていただけると幸いです。次に、老後仮に私たちに子供や孫がいる状態で資産相続などに備えて事前に通帳な葬儀などに必要な連絡先また、最近では言葉が増えてきているデジタル遺品などの処理を事前に頼むといった作業が必要な場合FP(ファイナンシャルプランナー)さんは事前にどんな準備が必要だと思われますか?参考の意見を頂けると幸いです。

男性30代前半 gimken728さん 30代前半/男性 解決済み
吉野 裕一 1名が回答

家以外の資産の分配はどうなるのか

離婚し子供と共に父母の住む実家暮らしをしています。家以外にも資産があり、私以外の兄弟への分配がどうなっているのかわからない現状です。すでに弁護士と相談はしているかもしれませんが、私へは何の情報もありません。数年後にいざ相続となった時に子供たちに何を残せるか、また整理して子供へ残さない方がいいものがあるかどうかをお伺いしてみたいです。また、別れた元妻にも何かしらの影響はあるものなのでしょうか。元妻は私へ何も知らせずに色々と動く人なので、私のあずかり知らない所で何かをしているかもしれません。知ってどうこうしようということはありません。子供の為ならなにをやってくれてもかまいません。悪影響さえなければいいので、ご教授願えればと思います。

男性40代後半 yunapatellさん 40代後半/男性 解決済み
舘野 光広 1名が回答

年金の有無

今の若い世代は、老後に年金が貰えないかもしれないという噂をよく耳にします。これは、かなり深刻なことで本当にそうなってしまうかもしれないのでしょうか、それともただの噂ですか。もし年金に頼れない状況になった時、退職して収入もない中でどうやってお金のやり繰りをしていくのでしょうか。全く想像がつかないので教えていただきたいです。また、現代のお年寄りと、今の20代などの若い世代が迎える老後は何か違いがありますか。備えなければいけないものがあるならば、今からでも備えていきたいと思っています。若い今、何をしていけば老後のためになるのか、ただ貯金をするだけでなく、何か具体的なことがあれば教えていただきたいです。

女性30代前半 mao0427さん 30代前半/女性 解決済み
山口 雅史 1名が回答

万が一、一人になっても生きていけるだけのお金を貯めたい

現在、夫婦と大学2年になる息子と生活しています。現在50歳です。息子が自立した後は二人で細々と生活していきたいと思っています。二人ならなんとかなると思っていますが、旦那に先立たれた場合、私はほぼパートしかしてきていないので、年金が少ないです。持病もあるので、病院通いも続きます。現在何とか私自身200万弱の収入を得ています。これを65歳まで続けられたら少しは年金に反映されますか。それとも今のうちになんとか頑張って300万程度稼がないと大変な老後になるのでしょうか。どれくらいの収入があると年金額がどれくらい増えるのかが想像しにくいです。何か確かめる方法はありますか。また、旦那がなくなった後、遺族年金はもらえるのでしょうか。小さな子供等がもういなくても。それもわからないので、聞いてみたいことの一つです。

女性50代前半 はるか彼方さん 50代前半/女性 解決済み
松山 智彦 1名が回答