老後のお金を気にするのどこまですれば良いのか

男性40代 hysq77さん 40代/男性 解決済み

よく老後のお金を気にするという話を聞きますが、今の時代にそこまで老後のお金の心配をする意味があるのかと思ってしまう時があります。なぜなら、今の人はすべての年代でかなり貯金がない人が多いというのがあるからです。つまりお金が今の時点でもない人が多い中で、老後にどれだけお金がないと困るという話はあまりに現実的でないと思うからです。国が豊かになっていく過程にあるなら、楽観的に収入が増えていって老後に備える事も可能だと思います。ですが、今後さらに衰退する事が確実な中で今貧しいのに貯金していくなんて現実的でないと思います。実際どこまで老後のお金を気にすべきでしょうか?お金はあればあるほど良いです。ですが、これだけ必要という話がどれだけ意味があるかと思ってしまいます。

1 名の専門家が回答しています

松村 勝宜 マツムラ カツノリ
分野 老後のお金全般
50代前半    男性

全国

2021/03/09

「老後のことが現実的ではないから、老後のお金の心配をする意味がない」というのが論理的に成り立つかどうかはともかく、確かにご相談者さまがおっしゃるように「老後にこれだけのお金が必要」という話にはあまり意味はありません。生活水準や暮らし向きは、人それぞれですから。
とはいえ、ご相談者さまは「お金はあればあるほど良い」と思い込んでいらっしゃる時点で、明らかにお金のことを気にし過ぎです。
そもそも、どうして「今後さらに衰退する事が確実」だと言い切れるのでしょうか。
世の中の経済は、市井に暮らす一人ひとりの生活行為すべての総和です。国が豊かかどうかは、あくまでも結果論に過ぎません。生活者一人ひとりのお金の使い方次第で、暮らし・経済はいくらでも豊かになっていくはずです。
決して贅沢や浪費をすすめるわけではありませんが、お金を貯めることに執着するのではなく、お金が貯まらないことを嘆くのでもなく、お金の使い道にこだわって、お金に自らの意思を乗せて手放すことをまずは考えていきましょう。
なにも寄付や慈善事業を行うべきということではありません。薄利多売の大量生産によりデフレ経済を助長する安価な品物ばかりではなく、少し値段が高くても、志の高い生産者が提供してくれる、生活を豊かにしてくれる商品やサービスに御礼の気持ちを込めてお金を投じていく心掛けも必要だと思うのです。
そうして手放したお金が世の中をぐるぐる回っていくと、成熟経済においても豊かな社会は必ず実現できますし、いずれ大きなリターンとなって自分のところへ戻ってくるはずです。
お金に執着し過ぎるのではなく、お金に意思を込めて手放すことから始めてみてください。

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