自営業夫婦がどう老後資金を貯めるのかについての悩み

女性40代 Chai_tea04さん 40代/女性 解決済み

40代前半、結婚13年の夫婦です。家計の状況ですが

【手取り】700万
【貯蓄】1500万
【教育資金】600万円
【資産】築20年一戸建・車2台(ローンなし)

夫両親から引き継いだ自営業ですが、ここ2~3年程の間に仕事が減り、先行きに不安を感じるようになりました。
小学生と中学生の2人の子供がおり、その教育資金も準備する必要がありますし、築20年の自宅のリフォームも今後必要になってくると思います。
突然廃業する職種ではないとはいえ、家計の見直しや、これまで「貯蓄さえあれば」と見送ってきたiDecoや個人年金保険も考えていった方が良いのかなと悩んでいます。
サラリーマンと違い、月々の収入にもかなり変動があるのでどういう優先順位・バランスで老後資金を貯めていったらいいのか教えて下さい。

1 名の専門家が回答しています

大賀 香代 オオガ カヨ
分野 老後のお金全般
50代前半    女性

大分県

2021/03/09

Chai_tea04さん、ご質問をいただきありがとうございます。

自営業の方でもサラリーマンの方でも、子育て世帯なら平等にかかる「教育費」と、誰にでも訪れる「老後費」これを最優先として貯蓄していくのが安心の近道です。どちらが最優先かというのはなく、どの年代の方でも同時進行が望ましいです。
ご夫婦二人がお元気で働けるうちに、3大支出の2つである「教育費」と「老後費」を貯める見通しなるべく早く作ってください。

そのためには「教育費」と「老後費」にいくら必要なのかがわからないといけません。

「教育費」はすでに600万円貯められるようで、すばらしいです。今後は子どもさんの進路に合わせて不足分を準備されるとよいと思います。その不足分とはいくらでしょうか?


2020年4月からは高校の無償化も始まり、現在のChai_tea04さんの年収だと、たとえお子さんが私立高校に進学したとしても年間39.6万円(3.3万円/月)の補助が受けられますから、高校の費用も、あえて学費として大きな貯蓄をしなくても、月々の収入の中から賄える範囲になってきました。
ただ、入学の際にはまとまった費用が必要になりますので、その準備は考えておかれるとよいですね。
また、大学に行かせたい、下宿も視野に入れて…ということであれば、国立大学なら一人500万円~600万円、私立大学なら700万円~1200万円など幅広いです。
子どもの望む進路を叶えてあげたいと思うと途方にくれますが、「親の役目はここまで」という線引きも必要です。教育費に全力投球して、老後費が貯められず、結果子どもに負担をかけてしまうことになるかもしれない…と考えてみてください。

「老後費」ですが、決められた退職年齢がない自営業の方は、年を取ってからでも働き続けたいと考えていても、実際には老齢になると若いころより仕事がこなせなくなり、収入が激減してしまう自営業者が少なくありません。
自営業者の老後の準備としては、「国民年金基金」や「iDeCo」など税制優遇制度を使って、国民年金だけでは不足する老後費を貯蓄していきましょう。上限はふたつ合わせて68000円までです。

収入についてですが、今後お仕事が減ることも考えられるなら、収入が少ない月に合わせて、生活を縮小していくことも必要になってきます。


ご夫婦のどちらかが別の仕事で収入を得ることも可能であれば、まだ余裕があるうちに、必要なスキルを学んでみたり、今までやってみたかったことに取り組んでみたりできるチャンスです。
変化することを恐れず前に進んでほしいです。

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