働き方別の節税

女性30代 yamasiro1212さん 30代/女性 解決済み

今現在、会社員(正社員)として働いています。

コロナがきっかけで給料の減給が会社から伝えられました。
減給率はそこまで高く無いのですが、収入が減っても支出は変わらないので
この先ももしかすると更なる減給があるのではないかと不安です。

そこで、正社員ではなくパート・アルバイトの働き方に変えて
ダブルワークを始めようか迷っています。
収入が増えると税金の支払いや金額?が変わってくると聞いたことが
ありますが、自分で税金のことを調べてもどのサイトも難しく書かれていて
自分の立場に立って理解することが難しいです。

源泉徴収のことやどの働き方が一番節税できるかなど知りたいです。
よろしくお願いします。

1 名の専門家が回答しています

佐藤 元宣 サトウ  モトノブ
分野 税金・公的手当・給付金・補助金・助成金
40代前半    男性

全国

2021/03/09

はじめに、質問内容の中に「正社員ではなくパート・アルバイトの働き方に変えてダブルワークを始めようか迷っています」とありますが、先々のことも考えて、いま一度、再検討していただくことを強くおすすめ致します。

特に、「源泉徴収のことやどの働き方が一番節税できるかなど知りたいです」とあるのですが、今回の質問は、税金だけの分野に留まらず、社会保険や将来のお金にも大きく影響を及ぼす可能性があることをまずもってご理解いただく必要があるでしょう。

たとえば、現在、質問者様は、会社員(正社員)として働いていることから、健康保険および厚生年金保険などの社会保険へ加入していることが考えられます。

仮に、パート・アルバイトの働き方に変えてダブルワークを始めた場合、健康保険および厚生年金保険の被保険者から外れ、国民健康保険と国民年金をご自身で納めていかなければならなくなる可能性が生じます。

各種社会保障や将来の年金額を考慮しますと、圧倒的に不利になることが容易に推測できます。

また、パート・アルバイトは、正社員とは異なり、非正規労働者となることから、今回の新型コロナウィルスの影響も含め、何らかの影響が生じることによって、解雇される可能性も十分予測でき、安定した収入が得られる保証はないと言えます。

加えて、退職金も支給されないことが十分予測でき、これらの事情も考慮した上で、本当にパート・アルバイトの働き方に変えてダブルワークを始めることが質問者様自身にとって得策になるのか、いま一度、考えていただく必要があると思います。

副業や資産運用で収入を増やすことを検討

質問内容より「コロナがきっかけで給料の減給」があったことを確認し、将来的に不安があることも十分伝わっております。

今回の新型コロナウィルスの件において、質問者様のような方が多く増加し、これらの人は、副業や資産運用で収入を増やすことを検討している人が多くおられます。

言い方を変えますと、副業や資産運用で収入を増やす需要が増加しているものの、これらの方法で補填ができるとするならば、現在の会社員(正社員)としてこれからも働いていったとしても不安が少なからず解消されると考えることもできるはずです。

そのため、質問者様には、まずもって、副業や資産運用で収入を増やすことを検討されることを優先していただき、それでもなお、ご自身が納得した生き方を見つけられない場合、パート・アルバイトの働き方に変えてダブルワークを始める選択肢を持っても遅くはないと感じます。

個人的な主観が多い回答によって話が長くなりましたが、以下、質問に回答をしていきます。

Q.源泉徴収のことやどの働き方が一番節税できるかなど知りたいです。

A.パート・アルバイトの働き方に変えてダブルワークをするようになりますと、基本的に2ヶ所以上から収入を得ることになるため、毎年確定申告をしなければなりません。

この時、主たるアルバイトで収入を得た税金は、給料から少なく徴収されるものの、従たるアルバイトで収入を得た税金は、給料から多く徴収されます。

これは、税金の源泉徴収事務において、ルールとして決まっていることなので仕方のないことなのですが、確定申告をすることによって、2ヶ所から支給を受けた収入を合算して精算することになるため、あくまでも一時的な前払いとして納めている税金とご理解いただくと良いかもしれません。

なお、一番節税できる方法というのは、質問者様にはどのような所得控除があるのか、そもそも節税できる対策があるのか、ないのかなども含め、実際に置かれている状況を確認し、ヒアリングしなければわかりません。

おわりに

質問内容を全体的に見て、現在、質問者様は、目先のお金にこだわっている印象を強く受けました。

ただ、今回の回答を一通り確認していただきますと、税金だけでなく社会保険や将来のお金の面でも大きな影響を与えることになることを十分ご理解いただけたと思います。

減給になったことに伴い、将来のライフプランやライフイベントが変わるきっかけになった部分もあると思いますが、このような時だからこそ、一度、専門家であるFPへ今後についてご相談なされるのも良いと考えます。

副業・資産運用・現状から考えられる節税対策など、パート・アルバイトの働き方に変えてダブルワークをするといった大きな選択を行い、後から戻れなくなる前に、まずは、これらについて確認されてみることを本当に強くおすすめします。

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