扶養控除の上限について

男性30代 休み場タコさん 30代/男性 解決済み

現在、会社内で部下を抱える立場にいます。昨今のコロナ事情により、職場内の非正規職員が何人かリストラされました。現在残った人材は、精鋭と言える逸材ばかりです。ですが、人員減を補填するために業務量が増加して、無理を強いてしまっています。せめて残業代はキッチリ請求するように指示を出したのですが、ここで問題が発生しました。彼女達は夫の扶養控除に入っており、103万、もしくは130万を超える給料は望んでいないのです。サービス残業をさせるわけにいかないので、余った仕事は正規職員に割り振っていますが、今度はソチラの事務量が溢れ出しそうになっており困っております。それが原因で、社内の正規、非正規間の雰囲気も悪くなっている点も問題です。そこで、ご相談なのですが、この問題のネックは、扶養控除の給与所得の上限に集約しています。もし、非正規の職員達に残業代を支払っても、扶養控除上の上限に抵触しない特例等がございましたら、ご教授願います。

1 名の専門家が回答しています

舘野 光広 タテノ ミツヒロ
分野 仕事全般・転職・退職
60代後半    男性

全国

2021/03/09

ご質問ありがとうございます。
埼玉県のブレイン・トータル・プランナーの舘野です。
そもそも、コロナ禍と言えども企業の生産性を度外視したリストラは経営の根幹に係わる問題ですね。つまり、労働環境を考えずに労働力を削減したのであれば、対応に苦慮するのが当然のことと考えます。ご質問にありますとおり、非正規社員方の労働の目的が、扶養控除もしくは健康保険の扶養内として従事しているのであれば、残業代が増える事での対応の方法は見つかりません。
FPとしては詳細な問題可決は見出せず申し訳ございませんが、専属の社労士に御相談を為される子事で解決案が見出せるかも知れません。
ご質問に関する答えは以上で終わってしまいますが、そもそも、130万円の壁は労働者が個人として社会保険に加入しなければならない壁です。従って、社会保険への加入はお勤め先が行うものです。社会保険料の負担は、個人だけではなく、企業の負担も同時に発生します。また、一時期のオーバーであっても夫の社会保険組合から離脱を要求される事もありますから、企業として、今後も継続的に残業しなければならないような状況にあるのかが問題になります。つまり、この問題をクリアーする為には、非正規雇用の方に「感情を勘定」に切替へて頂き、社会保険の負担額以上の収入を約す事が出来るかが重要です。今後も、長期的に一定額を超える収入があれば、社会保険料の負担に対する感情を緩和する事は可能でしょう。また、厚生年金の加入も老後の収入増加の要因となりますから、企業として、社員の待遇にいかに関心を持つかが鍵となります。それでも、定時に終了することが当たり前の世の中ですから、スキルが高い方達は、残業負担が高い企業からは離職する可能がおおいにありますのでご注意願います。

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