老後に備えるための投資におすすめな方法を教えてください。

女性40代 あんこさん 40代/女性 解決済み

自分の老後のために投資を始めたいと思っているのですが、投資に関して全くの初心者のため、何から始めて、どう選べばいいのかわかりません。サラリーマンには積立NISAやiDeCoがよくおすすめされていますが、自営業のため、あまりメリットを感じることができません。毎月の収入にも変動があるため、どの程度の金額設定を行うべきなのか、収入に対してどれくらいの割合で決めておけばよいのか教えていただきたいです。国債や個人年金なども調べたりしているのですが、決定するまでにはいたっていません。あまりリスクがあるものも心配ですし、長い目でみての老後資金を確実に確保するために、おすすめの投資の方法を教えてください。

1 名の専門家が回答しています

佐藤 元宣 サトウ  モトノブ
分野 貯金・預金・定期預金・外貨預金・積立
40代前半    男性

全国

2021/08/26

質問内容を一通り確認させていただき、質問内容全体から回答者が率直に感じたことも含めて回答を進めていきます。

はじめに、質問内容から質問者様は、「将来の確実な老後資金の確保」を望んでいることが確認でき、合わせて自営業者であることを踏まえますと、回答者としては、投資ではありませんが「小規模企業共済への加入」を検討されてみてはどうだろう?と感じています。

小規模企業共済は、自営業者などを対象にした退職金制度のようなもので、将来、質問者様が事業を辞めた後にまとまったお金を受け取れる特徴があるものです。

一般に、会社員や公務員が定年退職をすることなどで受け取る退職金には、老後生活資金としての性質もあるため、「将来の確実な老後資金の確保」をしたい質問者様にとって、小規模企業共済への加入は、適した対策方法なのではないか?と思っています。

ちなみに、小規模企業共済は、つみたてNISAやiDeCo(個人型確定拠出年金)のような投資ではないため、シンプルに、小規模企業共済に加入し、掛金を毎月継続して拠出するだけで、リスクを負わずにまとまった老後資金を準備することが可能になります。

そのため、投資をする運用商品を選ぶ必要がなく、リスクを負いたくない質問者様にとってみますと、小規模企業共済への加入を検討してみる価値は十分にあるのではないか?と思います。

なお、小規模企業共済に加入し、その年の1月1日から12月31日までの1年間で拠出した掛金(積立金)は、全額「小規模企業共済等掛金控除」として所得控除の対象になるため、毎年行っている確定申告において、所得控除の増加を図ることができ、これによって納めるべき所得税および住民税を軽減させられることも合わせて知っておきたいものです。

最後に、質問にある「毎月の収入にも変動があるため、どの程度の金額設定を行うべきなのか、収入に対してどれくらいの割合で決めておけばよいのか教えていただきたいです」について、小規模企業共済における毎月の掛金は、1,000円から70,000円までの範囲内(500円単位)で自由に選択できることから、拠出割合は別に、無理なく長期に渡って継続できる金額で始められることが望ましいと思います。

また、途中で掛金の増額や減額も行えるため、事業における売上や利益の変動によって適宜、柔軟に対応できる点も質問者様のニーズに沿っているのではないかと思います。

なお、将来受け取ることができるお金は、掛金が多いほど多くなるため、以下、小規模企業共済制度加入シミュレーションを活用し、将来受け取れる金額と節税効果を合わせて知ることで、ご自身が思い描いている加入により近づけることができるのではないかと考えます。

参考:中小機構 小規模企業共済制度加入シミュレーション
https://www.smrj.go.jp/skyosai1/simulator/index.php#

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