2021/06/11

実家にいる兄弟が経済的に自立しておらず心配です

女性30代 moyaさん 30代/女性 解決済み

30代主婦です。
自分は結婚して家を出ていますが、年老いた両親のことも気に懸かり、実家のある古い団地の近くに引っ越してきました。

両親は共働きでしたが数年前に二人とも退職し、今は年金暮らしです。
二人であれば十分生活していけるようですが、気になるのは実家に住んでいる兄が、実質経済的に自立していないことです。フリーターですが仕事をして収入があるにも関わらず、自分で社会保障費(国民年金・国民健康保険)や奨学金の支払いをしようとしないため、親が支払っているようなのです。住居費や光熱費は両親が全額賄っています。寝る以外はほとんど外に出ているようで、食費と交通費は自分で出しているようです。過去にカードローンで借金をしたこともあり、浪費癖があり貯金もないと思います。

家を出た身で実家の家計に口出しできる立場ではないと思うのですが、両親の老後、死後を考えると不安です。

2 名の専門家が回答しています

山本 昌義 ヤマモト マサヨシ
分野 その他
40代前半    男性

全国

2021/06/11

こんにちは、婚活FP山本です。まずはご質問の前に、一般的なライフプラン上のお金についてお伝えします。まず先般、老後資金2000万円問題が騒がれましたが、一般的には倍の4000万円程度が必要です。ご両親は幸いにも共働きで相応の年金収入があるようですが、いずれ医療費などがかさむようになれば厳しく、おそらく介護費用までは手が回らないかと思われます。またあなた様に子供がいる場合、教育費は22年総額平均で1400万円ほど必要です。さらに子供部屋が必要になる頃には、相応の住居も必要になるかもしれません。まずはご両親とあなた様双方の今後について、なるべく冷静に実情を理解しておきましょう。

そのうえで、ご質問についてお伝えします。まずあなた様自身、仮に子供が2人ほどいるとすれば教育費と老後資金で6800万円ほど貯金が必要です。仮に60歳まで30年ほど準備時間があるとすれば一年あたり約227万円、月19万円ほど貯金が必要になります。これは、ほとんどの専業主婦世帯には準備できない金額です。このため、ご両親やご兄弟の前に、まずあなた様自身の先々を見据えて備える必要があるかと思われます。ちなみに月19万円を貯金するための基本は「正社員での共働き」です。自身の人生に必要なお金を十分に確保したら、それ以上のお金は(家族が許せば)自由といえます。まずはあなた様自身の家族のことを優先的に考えましょう。

続けてお伝えします。そもそも、あなた様の不安とは何が、でしょうか?ご両親またはご兄弟が困窮しないか、ですか?それとも、いずれあなた様を頼ってくることが、でしょうか?十分な老後資金を準備できている世帯は2割にも満たないのが実情です。それほど準備することが難しいため、最近では自分の家族以外を支援することなど中々できないのが現実といえます。上記の通りあなた様も働く必要があるため、経済面だけでなく肉体面・介護などの面でも同じです。ただ一方、上記の通り十分な貯金ができたら、ご両親やご兄弟を経済面では支援できる可能性が出てきます。結局、お金さえあれば何とかなりますから、自分のため家族のためにも、まずは稼ぐことを考え動いていきましょう。

舘野 光広 タテノ ミツヒロ
分野 その他
60代後半    男性

全国

2021/06/11

ご質問ありがとうございます。
FP事務所ブレイン・トータル・プランナーの舘野です。

あまりFPが回答を申し上げるご質問とは思えませんが、資金計画という点から回答可能と判断しました。

ご兄弟の件に関しましては、甘えるお兄様も問題と思いますが、甘えさせるご両親にも問題があるように思えます。フリーターが決して悪いわけではありませんが、収入が安定していないということは、将来の生活設計に不安があるということですから、どのような収入状態になろうが家計を維持できるようにしておかねばなりません。

ご両親も、いずれは他界される時が来ますから、もし、生活が維持できなくなった時には、兄弟姉妹であるご相談者様に、扶養の要請が来ることになります。そのように考えた場合には、実家の家計に口出しをしておかなければ、問題の先送りをすることになり、その問題は更に強固な課題になります。それほど、定職を持たない中年者への問題は深刻です。

但し、5080問題のように、全面的に親が子供の生活を支えているわけではありませんから、外に出て働いているうちに、親御様の老後資金について話し合っておくべきです。ご両親に介護問題が発生した時にも、誰が支えてゆくのかもさほど先の問題でもないでしょう。

もし、お兄様にその意思があるのであれば、社会的にも決して自立されていない訳ではありませんから、単なる惰性と甘えであるのかも知れません。

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