死亡時の補償が手厚い生命保険は、子供のいない家庭でも必要か?

男性40代 Keiさん 40代/男性 解決済み

私と配偶者のみの家庭です。

現在、月額1.6万円の支払いで、死亡時に2千万の保険金が支払われる生命保険に加入しております。
加入して3年目になりますが、特に大きな病気や怪我もしていないので恩恵を受けれておりません。

また、掛け捨て型の為、自己の身に何もなければ実質無駄な費用となる可能性が高いです。


それで下記の理由から、月々の支払いがもう少し安くなる(月1万円前後)保険に切り替えるべきか相談したいです。

・私も配偶者も個々に仕事をしており収入がある。
・子供を作る予定がないので、養育費の事は考えていない。
・住宅ローン等の長期に渡る支払いはない。

死亡とまではいかなくとも、怪我や病気で就労不能になってしまった場合には手厚い補償は受けたいと考えてます。

過去このようなケースの相談を受けた際に、どんなご案内をされたのか参考までにお聞きしたいです。

2 名の専門家が回答しています

松山 智彦 マツヤマ トモヒコ
分野 生命保険・終身保険
60代前半    男性

茨城県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 静岡県

2021/05/17

 保険は、アクシデントにより、自身では抱えきれないほどの経済的損失を、掛金を拠出することで、保険会社等に経済的損失を保険金などでカバーしてもらう仕組みなので、ご自身で経済的損失をカバーできるのであれば、保険に加入する必要は、原則はありません。

 そこで、まず死亡保険は、遺族の生活費及び死亡に係る葬儀などの手続きに掛かる費用を手当てするもので、保険金は相続手続きとは関係なしに受取ることができます。もし葬儀費用などを被相続人(死亡した人)預貯金だけで賄おう、引き出すのに遺産分割協議などの一定の手続きが必要になります。

 次に、医療保険または就業不能保険ですが、医療保険は傷病による入院をした場合に給付金が受けれる保険で、就業不能保険は、入院の有無を問わず傷病による収入の減少をカバーする保険です。

 傷病による収入が減少した場合、健康保険の傷病手当金でカバーできる考えや、治療費の自己負担額が一定額を超えた場合、高額療養費制度により超えた部分が還付されるという考えがありますが、傷病手当金は傷病者に対してなので、例えば配偶者が介助等で会社を休むような場合は、そこまでカバーできません。また、高額療養費は健康保険適用の診療分のみが対象なので、自由診療や先進医療の技術料は、高額療養費の対象外です。

 ということを踏まえて、死亡保障は、少額(500万円程度)の終身保険。それに医療保険か就業不能保険のいずれか(保険料などによって判断)の組み合わせがベターだと考えます。

園田 武史 ソノダ タケシ
分野 生命保険・終身保険
40代後半    男性

大阪府

2021/05/17

ご質問ありがとうございます。
夫婦共働き子供なしの家庭における保険についてですね。

死亡保険は遺族が生活できるようにお金を残すことが主な目的となりますので、妻の収入次第では保障は無くても良いでしょう。葬儀代程度であれば貯蓄で対応できるのではないでしょうか。

お子様がいらっしゃらない場合、貯蓄にゆとりがある事も考えられますので、医療の保障も無くても良いかもしれません。

民間保険への加入は状況次第で何も加入しなくても良いと思います。

サラリーマン世帯であれば就業不能時の保険もそこまで気にされる事はないと思います。

民間保険に頼らなくとも、国の保険には加入しているはずですから、まずは、その保障がどんなものかを確認されると良いでしょう。

あと、掛け捨ての保険とおっしゃってますが、保険料から推測すると、掛け捨てではない部分もあると思われますので、見直しの細かい方法に注意しましょう。

改めて加入している保険の内容を確認することも忘れないようにされると良いでしょう。

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