老後に必要なお金を貯めれるか不安です

女性40代 shinmai0414nさん 40代/女性 解決済み

私は36歳で主人は42歳です。子供が3歳と1歳の子がいます。私達夫婦は5年前に貯金が無い状態で結婚しました。貯金は子供の児童手当をそれぞれ使わずに貯金していますが、私達の貯金はなかなか出来てない状態です。更に、私自身が体調を崩し長年勤めていた仕事を辞めたばかりで、直ぐに働きにとはまだなれない状態です。下の子が20歳になる頃には主人は60歳を過ぎます。これから子供にお金がどんどんかかるのに私達の老後資金は貯められるか…
年金も貰えるか分からないのに。
よくiDeCoや投資やら聞きますが、貯金を増やしていかないとなかなか難しいのかなと感じています。知識が無いため、一歩踏み出せない状態です。iDeCoってそんなにいいんですか??

1 名の専門家が回答しています

佐藤 元宣 サトウ  モトノブ
分野 老後のお金全般
40代前半    男性

全国

2021/04/19

質問内容を一通り確認させていただき、はじめに、質問者様が退職をしたことは、世帯全体における「大きなライフイベントの発生」と考えることができます。

そのため、世帯において、大きなライフイベントの発生があった場合、世帯の収入および支出などをはじめとしたお金の流れ(キャッシュフロー)について、一度、精査・確認するのが望ましい時期とされています。

質問者様は現在、将来の老後資金について心配事があり、iDeCoが良いのか質問をされておりますが、「そんなにいい制度」と言い切ります。

このように言い切る1つ目の理由として、「強制的に老後資金を貯められる特徴」があげられます。

質問に回答をしている令和3年4月現在において、iDeCoに掛けたお金は年齢が60歳になるまでお金を引き出すことができません。

これは、iDeCoのデメリットとしてあげられる面もあるものの、質問者様のように老後資金を貯められない場合におきましては、強制的に老後資金を貯められる特徴にあたり、むしろメリットであると考えられます。

2つ目の理由は、「iDeCoの掛金は節税対策になる」ということがあげられます。

質問からご主人が会社員なのか個人事業主なのかわかりませんが、ご主人が納めている所得税や住民税は、iDeCoに加入することによって毎年減らせる効果を得られます。

3つ目の理由は、「長い時間をかけて大きな老後資金が準備しやすい」ことがあげられます。

iDeCoは、毎月掛金上限の範囲内で一定金額を積立する仕組みになっており、これを長い期間に渡って継続して積み立てすることで、大きな老後資金が準備しやすい特徴があります。(掛金上限は、国民年金の種別によって異なり、以下、参考ページを紹介しておきます)

参考:iDeCo公式サイト iDeCoをはじめよう【ステップ2】掛金を決める!
https://www.ideco-koushiki.jp/start/

ちなみに、ご主人が現在42歳ということで、仮に43歳から60歳までの17年間に渡ってiDeCoに毎月1万円ずつ積立したとします。

この時、17年後の概算資産形成金額は、約265万円から約320万円程度のまとまったお金を準備できる期待が持てます。

参考:金融庁 資産運用シミュレーション
https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/moneyplan_sim/index.html

質問には「貯金を増やしていかないとなかなか難しいのかなと感じています」とありますが、iDeCoは老後資金を準備するための貯金(貯蓄)といった位置づけで考える必要があり、要は、家計のお金の使い方を工夫するだけで「劇的に改善」することが予測されます。

はじめに申し上げましたように、退職という大きなライフイベントが発生したことによって、世帯のお金を見直しされるのが望ましい時期であることを踏まえますと、この機に、iDeCoを活用した老後資金対策や子供の教育資金対策を合わせて見直し・改善されるのが望ましいのではないかと強く感じます。

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