女性特有の病気の保険について

女性30代 stk427さん 30代/女性 解決済み

普通の入院や周辺の保険は入っているのですが、女性特有の病気の保険に今は入ってない状態です。夏の健康診断で高度異形成と診断され病院を受診したところ、現在は異常はなくしばらくの間経過観察中なのですが、いざ手術する、入院するとなったら今の保険で賄えるのか不安です。現在入っている保険の契約から女性特有の病気の保険に入るか、また別の保険を契約して入っている保険と掛け持ちするか悩んでいます。また、手術、入院が決まってから保険に入るのでは遅いのか、それとも間に合うのかも知りたいです。女性特有の保険もどの程度の病気の種類まで保証させるのか知りたいと思います。出来れば掛け捨てではなく、きちんと戻ってくる保険が理想です。

1 名の専門家が回答しています

松村 勝宜 マツムラ カツノリ
分野 医療保険・がん保険
50代前半    男性

全国

2021/04/19

きちんと検診を受けておられたおかげで、異形成の段階で見つかったこと自体は本当によかったと思います。

とはいえ、これからもしばらくの間は経過観察が必要とのこと。

不安な日々をお過ごしでいらっしゃることを、お察しいたします。

「今の保険」というのは、文脈から女性専用ではない医療保険のことであると思いますが、入院や手術による給付金が定められているのであれば、当然その保障内容に従って受け取ることができます。

そもそも女性特有の病気に備える保険というのは、一般的に、通常の医療保険で得られる保障に加えて、女性特有の病気が原因の場合に給付金が、例えば「1日につき5,000円プラス」というように上乗せされるものを言います。

女性特有の病気には、乳房・子宮・卵巣に関わる病気や妊娠分娩の合併症などが挙げられます。

貧血や甲状腺障害、関節リウマチなどの女性に多い疾患が含まれる場合もあります。

女性専用ではない医療保険において、女性特有の病気が原因の場合に給付金が出ないというわけではありません。

ですから、現在ご加入中の医療保険において、その保障内容で十分だとお考えであれば、あえて女性特有の病気に備える保険に加入される必要はないかと思います。

もっとも、高度異形成と診断され経過観察中の現時点において、(女性特有の病気に備える)保険に新たに加入できるかどうかは、保険会社によって異なる場合があります。

また、入院・手術が決まってから通常の保険に入ることはできないとお考えください。

最後に、「入院が決まってから保険に入るのでは遅いのか」とのご質問に端的に表れているのですが、ご相談者さまは保険の本質を誤解されているようですので、付け加えておきます。

そもそも保険とは、その対象となる事態が発生したときに、社会保障や預貯金等だけでは到底対応できないほどの高額な経済的負担が発生する可能性がある場合にのみ、必要最低限で利用するものです。

言い換えれば、預貯金等で対応できるリスクに対しては、保険に加入して保険会社に保険料を支払うのではなく、少なくともその分を自分の口座にコツコツと積み立てて備えることが基本です。

日本の社会保障は、世界でもトップクラスで充実しています。

どんなに高額な医療費がかかっても、自己負担額の上限はせいぜい月数万円です。

ですから、税金まで投入されている国の健康保険があるにもかかわらず、わざわざ民間保険会社の医療保険に高い保険料を支払って加入する意味がどの程度あるのかは、よく考えてみるべきです。

「女性特有の病気に備える保険」というのは、保険会社が女性を保険に勧誘しやすくするための、キャッチーな宣伝手段に過ぎません。

また、保険に加入せざるを得ない場合は、掛け捨てに限ります。

「きちんと戻ってくる保険(貯蓄性のある保険)」は、理想には最もほど遠い保険です。

民間保険会社の保険には、大きなコストがかかっています。

できる限り入らなくて済むのが、理想です。

もし入るとしても、できるだけシンプルにするべきです。

高度異形成の診断によりご不安になられているお気持ちは十分に理解いたしますが、だからこそ、保険商品への加入ではなく、ご自身の口座にしっかりと積み立てて備えていかれることを、心よりお勧めいたします。

それこそが、最も手厚い「保険」なのですから。

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