ギリギリの収入からの子供の教育費を積み立てるには

女性40代 memo0322さん 40代/女性 解決済み

毎月、30万円の手取りがありますが家賃や光熱費、そして車の維持費などで手元に残るのは10万円ほどです。
その中から、食費や私が持病があり毎月1万ほどの医療費などを支払うと教育費として積み立てる余裕が全くありません。老後への蓄えも出来ていません。酷い時には赤字の月もありどうしてもボーナスに頼ってしまう生活です。

しかし、コロナ禍でボーナスが確約されているわけでもないので全てを頼るわけにはいかないと思っています。
それでも子どもたちは1日1日と育っていき、将来ちゃんとした学校に進学させられるのか不安です。

私達が奨学金を受け取って大学に進んでおり、その返済に今でも苦労をしているため奨学金を借りてまで進学させることに意味を見出せていないのも大きな原因です。

毎月、それぞれ学資保険を通して1万円ずつ積み立てる形はとっていますし、児童手当もそのまま貯金していますが果たしてそれだけでいいのでしょうか。

1 名の専門家が回答しています

山本 昌義 ヤマモト マサヨシ
分野 結婚・離婚・出産・教育・子育て
40代前半    男性

全国

2021/04/08

こんにちは、婚活FP山本です。まずはご質問の前に、今後のお金の基本についてお伝えします。まずお子様の教育費は、保育園(幼稚園)から大卒までの合計で1400万円ほど必要です。仮に出産直後から準備するとすれば一年あたり約64万円、月5万円、2人なら月10万円ほどの貯金が必要になります。また先般、老後資金2000万円問題が騒がれましたが、実際には一般的に倍の4000万円程度が必要です。仮に60歳まで20年ほど準備時間があるとすれば、一年あたり200万円、月17万円ほど貯金が必要になります。厳しい部分もあるかもしれませんが、まずはしっかり現実を知っておきましょう。

そのうえで、ご質問についてお伝えします。上記の通り、あなた様なら教育費と老後資金で少なくとも月27万円ほど貯金が必要です。当然ですが、現在の学資保険と児童手当だけでは大幅に足りません。相応に赤字の月もあるようですから、尚更といえます。夫婦と同じく、教育費は奨学金や教育ローンといった手段もありますが、使うほどに家族の未来が苦しくなりがちです。このまま、ギリギリの収入のままでは、高い確率で教育費破産・老後破産しかねません。このため、あなた様夫婦には優先的に「年収アップ」が必要です。ほぼゼロから月27万円まで貯金額を上げるのは極めて大変ですが、就職・転職を基本に、まずは年収を上げることを考えていきましょう。

少し補足させて頂きます。就職・転職してもなお月27万円に足りない場合は、「副業」をするのも一つの手段です。副業は、せいぜい月5万円も稼げれば良いほうですが、夫婦でやれば月10万円ほど稼げるかもしれません。また老後資金対策として、「資産運用」に取り組むのもおすすめです。リスクはありますが資産運用なら、仮に5%運用できれば一年あたり約121万円、月10万円ほどで20年後に4000万円を準備できる計算になります。なお、まだまだ大卒というのは「満足に就職するための資格」として必要です。ちなみに最近では、たとえ女性でも結婚するのに相応の経済力が必要になっています。しっかり家族の未来を見据えて、今すべきことを考え動いていきましょう。

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