投資やギャンブルで稼いだ時の確定申告

男性40代 hanagatamitsuru9さん 40代/男性 解決済み

自分は仮想通貨に投資や競馬などのギャンブルもしています。ネットなどの情報では稼いだら税金を払わないといけないので確定申告をやらなければいけない。などの書き込みをよく見かけます。実際に大きな額を稼いだことはないので今のところ無縁の話ですが、この先もし大きく稼いだ時にはどうしたら良いか分かりません。何よりも大きく稼いだ、というのはどこからなのか基準も分かりません。仮に基準の額以上を稼いだとして、そこからいざ確定申告をするためにどこへ行けば良いのか、稼いだ日からいつまでに行けば良いのか、資料として何が必要なのか、仮にその資料を無くしてしまった場合はどうなるのか、など分からないことだらけです。誰かに代わりにしてもらうと料金はどれくらいかかるのかも分かりません。

1 名の専門家が回答しています

佐藤 元宣 サトウ  モトノブ
分野 税金・公的手当・給付金・補助金・助成金
40代前半    男性

全国

2021/04/04

質問内容を一通り確認させていただき、質問者様が抱えている疑問を解決するためには、「どのような投資を具体的に行っているのか?」、「仮想通貨(暗号資産)・投資・競馬での年間利益や年間損失はいくらだったのか?」を知らなければなりません。

この理由は、税金計算の仕組みが大きく関係しているためです。

たとえば、質問者様が行っている投資やギャンブルで稼いだ時の所得は、以下のように分けられます。


・仮想通貨(暗号資産):雑所得
・投資:どのような投資をしているのかによって所得の種類が変わる
・競馬などのギャンブル:一時所得


上記それぞれの所得と金額がわからなければ、質問者様が知りたい税金がかかる基準をより正しく回答することが残念ながらできません。

ただし、現時点で考えられる所得税および住民税がかからない基準について以下、簡単に紹介しておきます。


・仮想通貨(暗号資産)だけ利益が生じ、1年間で43万円以下であった場合
・競馬などのギャンブルでの利益が、1年間で50万円以下であった場合


以下、そのほかの質問に対して回答を進めていきます。


Q.確定申告をするためにどこへ行けば良いのか

A.所得税の確定申告期間(2月16日から3月15日)に、所得税の確定申告会場へ行って確定申告を行います。

税務署やその他の建物など、お住いの地域によって申告会場が異なるため、税務署へお聞きになるか、ネット検索で調べていただくのが望ましいでしょう。


Q.稼いだ日からいつまでに行けば良いのか

A.その年の1月1日から12月31日までの1年間で利益が生じなければ税金を納める必要はそもそもございません。

仮に、上記1年間で利益が生じた場合は、所得税の確定申告期間(2月16日から3月15日)に、所得税の確定申告会場へ行って確定申告を行います。


Q.資料として何が必要なのか、仮にその資料を無くしてしまった場合はどうなるのか

A.仮想通貨(暗号資産)で利益が生じた場合、取引所が発行する年間損益計算書が税金計算をするために必要な資料となります。

なお、国税庁では、競馬やギャンブルにおける一時所得についてノートなどに必要事項を控えておくようにすると案内をしています。

参考:国税庁 公営競技の払戻金の支払を受けた方へ
https://www.nta.go.jp/publication/pamph/shotoku/kakuteishinkokukankei/koueikyougi/

仮に、無くした場合の対応方法について、まずは税務署へおたずねください。


Q.誰かに代わりにしてもらうと料金はどれくらいかかるのか

A.税の専門家にあたる税理士へ依頼することになるのが一般的だと思われますが、報酬額は全く異なります。

依頼したい税理士を探して、料金についてお問い合わせいただく必要があるでしょう。

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・ 月300円(税別)

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